”東、山道”巡る旅 4日目

あっという間の4日目です。

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秋田を巡る②

昨日までは雨での出発かぁ〜と思いきや、なんと雨は上がってました。

天気予報では午前中雨予報だったのに超ラッキーです(°▽°)つーかツイてて逆に怖いですよ。

・・・あ、虹だ!

国道から逸れ農道へ。黄金色の田園風景。遠くに連なる風力発電。だだっ広い空の雲の隙間から見える虹・・・

東京住まいではとてもじゃないけど日頃お目にかかれない風景。

住んでる人には見慣れた”日常”の一部であっても
自分には見るもの全てが”非日常”なんですよね〜

男鹿半島

秋田の海沿いに来たので男鹿半島を走ろうかなと。半島をぐるり一周します。

昨日海沿いのR7をそのまま北上しても良かったけど、山道求めて内陸方面に行っちゃったので💧

今日は海沿い(^^;)

所々青空は見えるけど雨雲っぽいのがもわわ〜んと。

お願い降らないでね(-人-)
南無南無…

男鹿半島といったらやっぱ👹コレかな?

r59を抜けr121へ。男鹿半島先っちょの入道崎へ向かいます。

気分はサイコーですよ!୧(・⌔・)୨
ずこーんと走る!

入道崎に着きました。なんだあの昔の囚人服みたいな灯台は…笑

北緯40°モニュメント

灯台周辺をちょっと散策。

バイクに戻って出発しようと準備してたら、デカいキャンプの荷物積んだセロー乗りおじさんが話しかけてきました。子供も成人して落ち着いたので、仕事を辞めて夢だった無期限の長期の旅に出たと話してました。

それとなんと文明の利器スマホを持ってこなかったそうです。連絡手段は公衆電話のみ。ハンドル周りをちらりと見たら、今やほとんどのライダーが付けてるであろうスマホホルダーもナビも何も付いてない・・・。

確かにインターネットから解放されるスマホレス旅行はすごい解放感を味わえそうです。あれですね、デジタルデトックスにもなりますよね。

ナビもなーんもない
頼れるのは紙の地図と青看板
だけ
信じるのは己の野生の勘のみ

うわぁぁ〜(๑ºдº๑)一度やってみたい!

・・・ような気もしますが💧

ナビにスマホを使わずバッグに入れっぱするのは全然OK(近場はいつもそう)だけど、家に置きっぱで長期で出かけるのはなぁ。私に出来るだろうか。

携帯なしやスマホレスの旅は「〜日に帰ってくる」という期限が確実決まってる旅だったら有りだと思うのです。

しかしそうでなかったら何かあった時の連絡手段のことを考えてしまいそうな自分。このご時世どこでも公衆電話があるわけじゃないし、それに家族に余計な心配させるのも躊躇われます。寧ろ私自身より家族に何かあった時ですね。自分に連絡取れないとなると。。

でもそういったしがらみが一切無かったら?

・・・今の自分にはまだまだ難しそうです(。-_-。)

寒風山 寒風山パノラマライン

お次は流れ的にここ、寒風山。寒風山も天気がいい時に訪れたいよね。

ばびゅーんと山頂に向かいますよ!

ゆるやか〜なカーブ・・・路面状況も良し!のびのびとパノラマラインを走ります。

パノラマでお見せできないのが残念。

木々が鬱蒼と生い茂った山道をバイクでひたすら進んでいくのもいいけど・・・

景色や眺望が素晴らしい”これぞ絶景ツーリングロード!”という道もやっぱり気持ちいいものがありますね。

大潟村

寒風山のあとは大潟村を通り抜けました。

大潟村は規則正しく区切られた広大な田園地帯。大部分の水域が干拓によって陸地化されて大潟村になったものです。φ(゜゜)ノ

かつて八郎潟は日本の湖沼面積では琵琶湖に次ぐ2番目に大きい湖だったらしいですよ。(調べた)

きっちり区画に分けられてて上(地図)から見るぶんには興味深いですよね。そしてそこを通る道路も地平線彼方まで続くストレートの道・・・

けど地上からだと真っ直ぐな道が続くだけだもんね〜。ひたすら走るしかない( ̄▽ ̄)飽きちゃうね

途中”日本一低い山”大潟富士 なんてのも笑

これで山なのかぁ。つーか、丘?

登ってたら御札みたいなのが (((^^;)

桜と菜の花ロードを走ったけど、桜が満開の時に走れたら爽快だろうなぁ。でも観光客もそれなりにいそうだ〜💧

大潟村を出て国道から広域農道へ。

気持ちよーく快走。それから国道へ!

R101に出てそのまま北上。おお〜海が真っ青だ!!

たまに漁港へ抜けたりして海岸線をのんびり走りました。

青森県に入りましたよ。

秋田はまた少〜しだけ走ります。
暫しお別れ〜( Ꙭ )/”

青森を巡る①

久々にまたロングで東北行こうかなぁと計画を立て始めた当初、青森は予定に入ってなかったのです。行って岩手や秋田どまり。ルートも反時計回りの予定でした。

でもね、また青森を走りたくなったのですよ。

東北走るのに
青森入れないなんて〜!
なんて〜
なんて〜
(↑エコー)

青森ツーリングには良い思い出しかない

津軽半島と下北半島をまた走りたい。まだ走れてないところがある。そんな欲求がうずうずと・・・

緊急事態宣言でツーリングで遠出できない鬱憤も溜まってたし笑、日にちも大丈夫そうなので結局走ることにしました。

前回時間が無く行けなかった尻屋崎、夏泊半島周辺、冬季閉鎖で走れなかった津軽岩木スカイライン。最低この3箇所は回るつもりです。

五能線の線路と共に・・・

青森の日本海側を走るということは五能線と一緒に並走することになるんですね。

物語に出てきそうな海と単線。すご〜くいい感じでした。

母が五能線の旅をしたことがあって、母曰く「凄く良かった」と言うもんだから、五能線かぁ〜電車の旅もいいよねぇ、やってみたい!と話を聞く時は思うのですよ。

けど私電車だと最初は景色見て楽しむのに、そのうち気持ちよくなっていつのまにか寝ちゃうんですよね…💧こういう電車だったら旅情感あってまた違うのかな?

電車旅を楽しめるようになるにはまだまだ先ですね。

今のところ鉄オタにはなれませんなぁ…私( ¯▿¯ )

国道R101から逸れると漁港だけでなく素朴でいい道がちょいちょいあります。時間あったら逸れて寄り道してみるのもいいかもしれません。

それに日本海の海岸線ツーリングは奇岩によって変化に富んだ風景を眺めながら走れる・・・

それもまた醍醐味(@ ̄ρ ̄@)

ですよね〜

日本海の荒波の浸蝕でできた数々の奇岩・奇勝。素晴らしい自然の造形美・・・。眺めてるだけでも飽きません*°

ツーリングで日本海側に来る度なんだか嬉しくなる私 笑

(○´∀`○)シアワセ〜

馴染みのある太平洋の反対側・・・東京から離れて”遠くにきた感”が実感しやすいからなんでしょうか。

末丸食堂

かなり北上してきました。それにお腹が減った・・・よし、お昼にしましょう。

4日目にしてまた食堂。我ながら懲りんやつです。

この外観、渋くありません?

この末丸食堂はR101沿いにあって、走って視界に入った瞬間一目惚れ(?)でした。

「ここにしよう」

それにちょうどお昼時だしタイミング良かったので寄ることにしましたよ笑

外観も中もこじんまりとした素朴な田舎の食堂です。

メニューも沢山あって凄く悩む・・・定食ものにしようかな?たまには違うのを食べようかな?

ずらりと並ぶメニュー欄を眺めながらどれにしようか悩むのも幸せなひととき(。-∀-。)

んで頼んだのは牛カルビビビンバ焼き肉丼

これまた美味しい〜!やっぱ食堂、食堂飯だぁ〜!

・・・ってまた焼肉?!(゚Д゚ノ)ノ

肉・肉・肉と続いてて大丈夫か私の胃腸💧野菜や魚が恋しい!と思いつつまたも肉。持ってきたマルチビタミンだけじゃ補えませんて笑

林道長慶平松原線 (ふるさと林道)

先程日本海素晴らしい!奇岩造形美!バンザイ!的なこと言っといて山道が恋しくなる私・・・

食堂から少し引き返して、ちょっとだけ海を離れ内部を走ることにしました。

ほんのちょっぴり、ですよ。

(๑¯﹀¯๑)ムフ

深浦町から弘前に繋がる青森県道28号岩崎西目屋弘前線。ダート42kmの白神ライン・・・1回くらい走破してみたいんですけどね。でもオンロードバイクだと距離が距離だけにちょっと躊躇われますよね。

つーか頑張れば走れるけどダート42kmでしょ。タイヤの状態は気になるだろうし、走行に気を使うのは目に見えてますよ。3時間以上はかかりそうです…笑

林道ありがちな暗めの入口…

なので大人しく手前の林道でも入ります。

前情報なしの道。ダートもあったり?!その時はその時で考えよう。ちょっとくらいなら大丈夫だしたぶん

あと頼むから🐻でないでね‪w

あれ?案外普通?!
とりあえず進んでみよう〜

それになんか気持ちよく走れますぞ?!
顔を上げなくてもシールド越しから青いお空を仰げますし。

うんうん(。’-‘)(。._.)

入口の暗さとは裏腹な爽快な舗装林道でした。地区名と区間でなんとかネットで調べたら”林道長慶平松原線”と判明しました。

道の状態もいいし寧ろ県(険)道より(舗装)林道の方が全然走りやすくね?というツーリングあるあるのアレです。

海岸線飽きたら通ってみるのもいいかもしれません。

森林抜けると追良瀬川沿いの開けた田園風景が広がります。この辺はよかったなぁ〜。

再び海沿いの国道へ。そしてr3へ

海はええなぁ…

千畳敷海岸。千畳敷ってそういや佐渡や和歌山にもありました。伊豆にもあったなぁ。どこでもあるな笑

石畳のような千畳敷
壮大な海に岩が何層にも重なった大岩盤

自然の威力と神秘さ
雄大さを実感出来ますねφ(゜゜)ノ

・・

・・・素晴らしさを上手く表現するって難しい( ¯▿¯ )

赤石漁港から青森r3に入ることにしました。海沿いの鯵ヶ沢方面から岩木山に向かうにはr190とr3のどちらかですね。

r190に入ってもどちらにしろr3に合流するけど、もう少し海沿いを引っ張りたかったのでr3から。笑

前は逆方向を走って五所川原市に抜けました。

数年前とはいえ逆方向に走ってても案外景色も断片的に覚えてるものです。

台風の後だったからこの道も路面全体濡れ落ち葉が凄くて…とかなんとか。再び走る前までは忘れてるのに、実際通るとぶわぁっと思い出したりします。

数年眠っていた記憶がふと蘇る。人間の記憶はほんと不思議ですね。

津軽岩木スカイライン

おおおきたきた!確か記憶でもこんなゲートでした。

前回来た時は「嶽温泉♨入って体を温めたし!さぁこれから津軽岩木スカイラインを走るぞー!」って楽しみにゲート前に来たら既に冬季閉鎖・・・onz

懐かしい思い出です。

おお、私の他にもライダーさんが。

ここで料金1,050円をはらいます。前のライダーさんが料金所の人からなんか受け取ってケースに突っ込んでるの見ましたけど、、レッドブルの期間限定ホワイトエディション配ってたのを貰ってたところでした。

ちなみに私もすかさず頂きましたよ。バイク跨ったままスムーズに払えるように事前に準備したのに、飲み物とチラシをシートバッグに入れるために結局バイクから降りる羽目になりました笑

降りてシートバッグにしまって再度グローブはめて跨って・・・後ろの車の人待っててイラッとしたかな?笑

心でバイクというのはそういう乗り物なんです〜って。

ごめんねってね(*_ _)

料金所で頂いたチラシ

このヘアピンカーブ。ヘアピン走りたいというよりか、なんか同じようなカーブの繰り返しで飽きそうじゃありません?

それがですね、、確かに単調は単調で爽快さには欠けるけど、バイクならではの走りができて結構楽しめたんですよ。

ひたすら同じようなカーブの繰り返しなので、自分のライン取りを見直しながら走ることも出来るから練習になるかも笑

それに想像してたのより時間もそんなにかからなかったかな。計ってなかったけど片道10数分くらい。もっと速い人は速いだろうけど私はこんな感じ。

それと同じようなカーブと似たような景色がしばらく続く中で、標高が上がるにつれ緑から紅葉へ少しづつ木々の色づきの変化を楽しむことが出来たのが良かった(*º▿º*)🍁

着きました。標高1200mなんで寒いです・・・。バイク止めて🧻・・・

陽に当たる紅葉が綺麗

時間もまだあるからプチ登山しようと思ったけど、残念ながら岩木山リフトは運行してませんでした。

お!バイク撮るにいいところ発見!

看板の前までバイクを押していく…

やっぱバイク乗りだったら記念にバイク引っ張ってでもここで撮るよね〜!

私ももれなく…笑

ズルズル

天気もそれなりに良くてよかった。。眼前広がる白神山地に日本海。まさに”風光明媚”という言葉がピッタリな壮観な眺め。

この瞬間も

忙しない”日常”のなかにあるご褒美の”非日常”・・・

ですね(*ơᴗơ)

さぁ、また69のカーブで降りますぞ(o・・o)/

景色もじゅうぶん堪能したし。夕方近くなってきたので下界に戻らなければ。


岩木山を下ったあと温泉入りに行きました。温泉はまたまとめて別の記事で。

青森ったら🍎だよねぇ。

夏以外は毎朝ヨーグルトと共に食べる私。美味しいし健康にもいいしねq(^^q)♪

夕暮れの岩木山

充実した1日ももう終わります。。

齋栄旅館

今日の素泊まり宿。

呼び鈴押したら女将さんが「ようこそいらっしゃいました」とぺこり┏○”と快く出迎えてくださいました。

外観は普通のビジネスホテルみたいですが、建物内はリフォームされてるのか清潔感があって綺麗でしたよ。

意外に歴史のある旅館でした。

二階の部屋に案内されたのですが、廊下は独特のいい匂いが漂ってましたね。なんだろう、香りのいいお香的な。ルームフレグランスなのかな?

女将さんにスキンケアのアメニティが入った和柄の可愛い巾着を頂きました。

あらまぁ♡嬉しい(灬º 艸º灬)

後日旅の最後で化粧水が切れたのですが、これを頂いたおかげで買わずに済みました。

ROUTE(Relive)

Relive “東、山道”巡る旅 4日目

By Nao * 6 October 2021 * 340 km motorcycling Activity on map View your adventures, add your photos and share the best ones with your friends and family. Get the Relive app for Android and iPhone! View your adventures, add your photos and share the best ones with your friends and family.

明日も青森を巡ります。

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