忘れた頃に年明けに行ってきたツーリングのことでも書こう。
日記にちょいちょい触れてたけど、ある病気にかかってしまい年明けに手術をするため入院することになったのだ。(延期になったけど)
とことん冴えない
できれば入院前に本格的な温泉につかって宿でゆっくりするツーリングがしたい。ちょうど入院直前のタイミングで走り始めの1泊ツーリングができそうだったので、福島のある温泉宿を予約したというわけ。
温泉で癒されたい
タイトルにある「湯治」なんだけど、本来「湯治」は温泉宿に1週間以上滞在し温泉に浸かる、または飲泉して湯の中にある有効な成分を体に取り入れること。日帰りや数泊の疲労回復目的や物見遊山的に行う温泉旅とは本来区別するものなんだよね。
そういう意味では1泊だけなので普通の温泉ツーリングにすべきだけど、ネット見りゃ「プチ湯治」なんて言葉が溢れてる。女子を癒すプチ湯治、なんてあって現代の湯治に決まりなんてあってないような感じ。
短くても本人が湯治と思ってりゃ湯治になる。ということで私も一応病人なので“プチ湯治”ツーリングとして行くことにしたのだ。
ツーリングに話を戻しませう。
1月に東北の福島⁉️って思われそうだけど。。
カラーのところが今回走った福島の最南端エリア。特に浜通りは雪が降らなく標高が高いところでなければ案外走れたりする。
それと今回泊まった宿は去年の2月に行った湯岐温泉。今年の冬は暖冬だし走れるという確信があったからこそ。
とはいえやはり東北。天気や凍結が心配だったけど出発日は関東でも暖かくなる予報で福島の天気も晴れ予報。凍結予報も問題なく安心して出発することができた。
初日
スタートは無理なく常磐道で茨城まで一気にワープ。
常磐道の守谷SAにはバイクがいっぱいだった。休みの日で天気が良くて、少しでも暖かければ走りに行きたくなるよね。
湯岐温泉までのルートはお馴染みの茨城と栃木経由。
それにしても空気が澄んでる冬らしく一点の曇りもない空。冬の走りはこれがいいよね〜この快晴っぷり!
バックに筑波山⛰️
筑波山のシルエットがくっきり。
茨城の里山もすっかり冬らしくなっていた。少ししたら山桜が咲いて、そして緑青々とした山になる。きっとあっという間。その頃にはバイクで元気に走っていたい。
山桜で知られる里山の林道を越えてゆく⋯といえば林道平沢線?ここを走るのも久しぶり。
林道平沢線を降りてからお馴染みの道をすいすい進んでいく。この辺は何回走ったんだろうと数えられないほどに慣れ親しんでる。
最近ほんとソーラー増えた。とりあえずパネル置けるだけ置けって感じに設置されてる所ばかりだけど、見た目的によろしくないよね〜。
景観に溶け込むような「自然景観と調和した太陽光パネル」を実現させるのは難しいのかな。
「道の駅もてぎ」に着いた。
ここに寄るのはお久しぶり。バイクは相変わらず多かった。同じ道の駅でも妙にバイクが集まるところとそうでないところの差はなんだろう。やっぱ施設の充実度と駐車場の広さってやつ❓
この道の駅でなにか食べていくのは初めて。しかも栃木で肉汁うどん。
味はいつも食べてる肉汁うどんよりつけ汁がちょっと薄味だったかな。それより付け合せのお稲荷さんがなんだか美味しく感じた。
なんだか眠くなってきた
お腹もいっぱいになってテーブル席に日が照ってたからか暖かくて眠くなってしまった。。。
茨城を出て栃木に入ったら出て茨城に再び入って。茂木町は栃木県の端っこだから進路によっては県境をウロウロしながら走ることになる。
ここr291の県境を通るのは初めてかも。
鷲子山上神社かぁ数年前に寄ったなぁ。
フクロウ(不苦労)⋯病のこともあるし、なるべくなら苦労しないで一年を過ごしたい。
せっかくなので参拝していくぞ
不苦労🦉といえば能登にも不苦労のベンチってあったな。ベンチのあるヤセの断崖周辺はどうなってるのだろうか。能登にはいずれまた走りに行こうと思う。
前に訪れた時の記事でも書いたけど、鷲子山上神社の御朱印は茨城県と栃木県のどちらの県名も書かれる珍しい御朱印が頂けるよ。
御朱印集めしてる人は御朱印帳持参📘を忘れずに。
福島県入りしたよーよーよー。
なんと今年初の福島県だよ!しかも1月のみちのく入り。いつもは早くても春なのに⋯なんとも早い東北の訪れになった。
今年は東北に縁があるってことにする。
今年は絶対に北東北を走るのだ
電光気温計を見たらなんと6℃!
1月の気温としては6℃くらい関東でも普通だけど、この日の東京の気温は確か暖かく最高気温が15、6℃もあった。
不思議と茨城との県境を過ぎてから体感的にぐっと寒くなった。福島の南部エリアとはいえやはり東北なのだと実感。
湯岐温泉の青看板。あと少し(๑˃́ꇴ˂̀๑)
この看板も久しぶり⋯とはいってもまだ1年も経ってなく約11ヶ月ぶりってことか。
温泉入ってゆっくりするのだ〜
湯岐温泉 山形屋旅館
目的地に着きました。
やった!!着いたぞ〜!温泉入ってゆっくりするのだ
湯岐温泉と岩風呂については詳しく書いたつもりなので、よかったらこちら⬆をどうぞ。
湯岐温泉に再訪したのは初めて訪れた時に入った岩風呂が凄〜く良くてまた入りたかったのと、岩風呂を管理する山形屋旅館さんの口コミが素晴らしく泊まってみたかったから。
湯岐温泉のもうひとつの温泉宿「和泉屋旅館」も同じくらい好評。どちら泊まっても間違いないってことだね。
ここの温泉は純温泉。岩風呂だけでなく宿の温泉も楽しみ。このとおり館内はWiFiも繋がってるから部屋でもネットもし放題。
ドリップコーヒーのマシンが置いてあった。
温廊下はひんやりしてたけどお部屋に入ったら既に暖かくて何だかほっとした。こたつもあって嬉しかった。あ、部屋の写真撮りそびれた(゚ロ゚)
それと共同トイレも個室に入った途端にふわぁっと暖かくてほっこりした。便座が暖かいだけでなく個室も暖かいなんて。
宿の温泉タオルが名前入りだと嬉しいよね。ないと単なるタオルだもんなぁ。うちの場合はロゴ無しだと数回使ったらすぐ仕事用になってしまう。笑
お部屋から以前入った岩風呂が見える。
荷物を置いて、夕飯まで時間あるから岩風呂に入りに行くことにした。もちろん混浴だけど、湯あみ着を宿のご主人からお借りしたので大丈夫。
岩風呂には既に2人の男性客がいた。私といえば前回みたいに女性専用時間じゃなかったので借りた湯あみ着を着て入った。透明度がハンパないのでさすがに着ないとまずいので💧
岩風呂から出て、それからお部屋で晩御飯。
純米大吟醸!(*º▿º*)どれも美味しそうだぁ✨ご主人がお酒をおすすめしてたのできっと美味しいんだろうなって。
お酒の量は年とともに減ってはいたけど、病気になってからほとんどご無沙汰になってしまった。日本酒とかたま〜に飲みたくなるけどね。飲酒は退院して落ち着いたからだな。
綺麗に盛りつけされた美味しそうな肉がきた(゜o゜)
常陸牛だって。
なるほどぉーφ(..)
じゅわ〜と焼いて食べたけど美味しかったどー!
焼いたお肉は岩塩、山葵、レモン何つけても美味しい。それぞれ違う味わいだけどわたし的には塩つけるのが好みかな。
常陸牛は三大和牛に負けず劣らず美味しいと書いてあったけど、たぶんその通り美味しかった!わたしゃ満足。
たぶんというのは、まぁ、本格三大和牛は普段食べる機会そうそうないし比べたことないから⋯汗
肉といい焼き魚といいお刺身といいてんこ盛り。美味しい晩御飯でした。ご馳走様でした♡
晩御飯を食べたあとは宿にある貸切温泉へ。ここでもゆったりつかろう。
こじんまりとした貸切風呂。浴槽は大人2人でちょうどいいくらいか。
湯船に入っているホースから湯が流れてた。どうやら岩風呂から引いてるみたいで湯温はこちらの方が少々低い感じ。ぬる湯は長く入っていられるからね。寒い真冬に入るぬる湯もまた良し。
- 泉質:単純温泉
- 泉温:39.3℃
- pH:9.6
純温泉だから加温なし!そのまんま39.3℃で入れるありがたさ。素晴らしいお湯でした。
温泉から出て部屋でのんびりして爆睡。気持ちよかった⋯やっぱり温泉は良い!
少しでも病に効けばいいな。
2日目
おはよぉございます。
朝ごはん、いただきまーす︎🤍
宿で頂く朝ごはんって何だか健康的な和食って感じでいいよね。せめて週に2、3回でも普段の朝ごはんに食べれればなぁ⋯
あぁよかった、ゆっくり休めて癒されました。山形屋旅館さん、素敵な宿でした。良かった、泊まれて︎悔い無し!
やっぱり本格的な温泉はいい。1週間くらい泊まってのんびりして過ごしてみたい。
シートには霜がおりてた。シートバッグそのまま宿に持っていったのだけど、霜のせいでシートバッグも滑っちゃってタオルを敷いた上に乗せることになった。笑
東北にいることを実感
湯岐温泉は標高500近くあるので朝の道路凍結をちょっとだけ心配してたけど、道路に日がよく照っていて何事もなく出れた。良かった。
とにかく凍結してなくてよかった。⋯してたらどうしたって❓
ま、迂回路あるし何とかなったかもね( ¯▿¯ )?
さぁこのまま東に向かい冬も走れるいわきへ向かう。とりあえずR349をちょっと走っていく。
R349を道なりに進むと折篭林道と書かれた青看板がある。林道川辺折篭線、R349で見るこの看板も確か3回目だけど走ったことがないから気になる。今度この辺来たら走ってみよう。
車通りのまったくない2車線をスイスイ。R349をそこそこの距離を走るのは久しぶな気がする〜!
⋯1℃!ひょえー寒いわけデス
福島県といえば上段に番号、下段に路線名が書かれた雪だるまヘキサ。福島県にきた感があるお馴染みの標識。
“旅人”なんてなんだかいいね。しかし標識にある通り(たびびと)とは読まずに(たびうと)なんだな。勿来(なこそ)もだけど一発で読める人はまずいないだろう。
福島の中でも実はいわき市はツーリングであまり馴染みがなく、ちゃんと走ってみたことがなかったり。あるといえば前に南相馬まで走った時に通過したのと、北茨城メインのツーリングの時に温泉兼ねてちょい走ったくらい。
まだまだ走るべき道は沢山あるってこと(*º▿º*)
それにしても福島はいいところ。浜通りはいずれみっちり走ってみたい。
どの都道府県もいえることだけど福島はツーリングで走るには奥が深いよね〜まぁ好きなんだけどさ︎🤍
お次は湯ノ岳パノラマラインを走ろうと県道を逸れて西側からアクセスしようとしたのだけど・・・・・・・
けっこうな悪路に入ってしまった。
こういう道は相変わらず
ワクワクしちゃうけどね(@ ̄ρ ̄@)
なんだここ、林道❓
舗装されてるのでninjaでも普通に走れるけど、落ち葉や枝の散乱物がけっこう凄い。石踏んでタイヤがズルってくるアレ、けっこうドキッとしない?
少し薄暗い林道走る時は見やすいよう👓装着。笑
少し進むと道路状況はマシになった。こんなところ地元民も誰も通らなさそうだわ。
なんと⋯湯ノ岳パノラマラインに通じる道は通行止め。
西側から展望台にアクセスしようとしたけどダメでした。
じゃあ逆側の湯ノ岳パノラマラインまで行って走ればの話だけど時間の関係で今回はやめた。また今度だね。さようなら〜👋🏻
とりあえず海方面へ向かう。
交差点名標識にスパリゾートハワイアンズが。この辺なのかな。
よく知らない人からみればいわきったらこのイメージなんだろうな〜。思えば私も昔はそうだった…誘われたことあるし。
とりあえず小名浜港へ。
なんだか視界は一気に海景色なった。晴天に太陽にキラキラ反射する海。これぞ冬らしいツーリングなのかなぁなんて。
「いわき・ら・ら・ミュウ」に寄ることにした。お土産でも買う?
ついでに「いわき・ら・ら・ミュウ」に入ってる浜鶏というラーメン屋で鰹節ラーメンを食べたよ。
スッキリスープのさっぱり系ラーメンだね。パンチは無いけどこれはこれで良いね。
おもしろい、こんなものがあった。目の錯覚を利用して立体的に見えるやつだね。
あそこに見える橋が「小名浜マリンブリッジ」。近くまで行ったけど渡れないようになってた。
福島r239を気持ちよく走っていく。
岩間海岸だろうか。弓なりの海岸線⋯太陽が反射して眩しいくらい。
なんと迫力ある大きな工場が道沿いにあり間近で見れた。調べてみたら常磐共同火力勿来発電所だって。
単管パイプなのかな、階段や柵のオレンジがまたいいアクセントになってて近未来的な感じでかっこいい。思わずバイク止めてパチリ。
ちょっとこの辺について調べて見たら、どうやらこの岩間防災緑地近くにある常磐共同火力勿来発電所周辺は県内でも数少ない海岸沿いの工場夜景が撮影できるスポットとして知られているらしい。やっぱり。
この変わった形の煙突、8・9号機集合煙突のライトアップを2018年から実施しており、地元では「勿来ゆめライト」の愛称で親しまれてるみたいよ。
こんなのが間近に見れるとは⋯海沿いを走るr239はなかなかいい道だった。ദ്ദി ˃ ᵕ ˂ )Good
R6に出た。
そのまま南下して久々に北茨城の五浦海岸がある五浦岬を走った。
冬の太陽は眩しい。それに時間はもう3時半。あっという間に暗くなってしまう。
効率よく下道走るならやっぱあの広域農道なのでは。
グリーンふるさとラインで一気に南下する!
‼️‼️‼️
一気に走ってったら・・・・・
急に薄暗くなり気づいたら日が沈む時間になっていた。
効率よく信号少ない広域農道を走ったおかげで一気に南下して、常磐道の石岡小美玉スマートICから高速へ。
SAで食べた山菜蕎麦。いつもはラーメンだけどお昼もラーメンだったしね。これでじゅうぶん。
走行距離は優しく554.6km。
Route MAP
いわき以外ほとんど慣れ親しんだ道を走ったツーリングだったけど、温泉宿でゆっくりすることが出来て良かった。
バイクで走って宿でゆっくりして、いい温泉に浸かって美味しもの食べてほんと幸せ。
心は癒された。あとは少しでも体が癒されてればいいな。
療養して仕事に復帰したとしても繁忙期真っ最中。GW周辺のロンツーまでしばらく泊まりツーリングの記事はお休み。
ではまた、アデュー😸