四国touring’24 ✱ 4日目
佐田岬半島再び···

4日目です。今日の天気はビミョーな感じで2日目の本降り程ではないけど一日中カッパ羽織っての雨ツーリングとなりました。

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四国ツーリング 3日目【 佐田岬半島 】

日本一細長い半島の佐田岬半島。佐田岬までは前回も走ったけど前回はR197とr256のみという単純ルートだったので、今回はちょっとだけ掘り下げて国道以外の道も走りますっと

ビジホを出てさぁ西へ。目の前に愛媛銀行が。地方銀行見かけると遠くへ来たなぁなんて思ったり。笑

道路が濡れてる···それに山の上にかかった靄

前回佐田岬を走った時はさえない天気だったので(灯台の帰りも降られたし風力発電は霧で見えなかったし)今回こそ快晴を!って願ってたけど。

天候だけは思うようにいかないもんだね

市道宮内伊方線

まず最初に寄ったのはここ。大峠トンネルをそのまま入らずまたも旧道の方へ。

新しい大きなトンネルの傍には必ずといっていいほど古い道がある。チェックする人もけっこーいるのではないかな~なんて。

敢えて旧道を通ってみるのもツーリングの醍醐味。といいつつ見逃すこともしばしば。あとは時間的に逸れるわけにも行かなかったりするものだけど。

柵もないしまるでみかん🍊山の農道⁉️みたいな細い1車線の道をずんずん上がってく。

大峠トンネルができる以前はこんな道が使われていたのか。

途中途中見晴らしのいいところを通った。晴れていたら奥に見える山々もはっきりと見渡すことができたのかも。

大峠隧道

途中にある大峠隧道。トンネルの中に更にトンネルが入れ子みたいになってる。こんな面白いトンネル初めて見た!

摩訶不思議!驚異のガリバートンネル

トンネルの中にトンネルがあることで有名な隧道。竣工時には周辺の道路とともに拡幅する予定であったが、途中で新たな国道整備の計画が持ち上がったため工事が縮小されることになり、現在の形を留めることになった。一見すると普通のトンネルだが、中に入ると更にトンネルが出現するという独特な形状から、地元住民に「ガリバートンネル」の愛称で呼ばれている。

いよ観ネット

これは〜···凄い!対向車が来てもヘッドライトでだいたい気づくだろうけど絶対にすれ違うことは出来ないくらいの狭さ。笑

大峠(おおとうげ)ではなく大峠(おおと)と読むのだね。

昔は半島部を結ぶ唯一の交通路で藩政のころは藩主が三机・三崎へ行く重要なルートであったらしい。

非常に個性的なトンネルなので隧道マニアじゃなくても通ってみる価値はあるかも〜。佐田岬を走る時には是非。

とにかく落ち葉が半端ない。秋冬の時はえらいことになってそうじゃ。

“集落間を結ぶ生活道路や農林道として今も大切な役割を果たしている”らしいけど、気軽に通れるような道ではような。汗

でもバイクで走るには無問題よヾノ( ܸ ⩌⩊⩌ ܸ )ノ

短い距離ながらも味わい深い旧道でした。良いかも〜!

R197メロディーラインを走って走って・・・・

道の駅きらら館

道の駅で⋆⸜🧻⸝‍⋆休憩。

こんな道の駅あったかなぁ。やっぱり久々に来ると忘れてるな。

天気が良くなる気配は一向になし。どんより☁︎。

海沿いを走るためR197メロディーラインからr254を経て道に入った。

特に名もない道路だけど。こういう市町村道がすぐ分かる資料みたいなページがあればいいなといつも思う。

宇和海を眺めながらゆるやかな海岸線を走ってった。佐田岬は川がなく平地も港周辺以外ほとんどないので海抜100m以上あるようなところを延々と走る。前回そういったことを実感できぬまま半島を去ったけど、ツーリングはやっぱり色んな道を走ってみるに越したことはないね。

びゅーんと気持ちいいなー

晴れていればもっとブルーな海が見れたのかな?

三崎港にきた。

あ···この辺は···

そういや三崎港にあるライダーハウス泊まったっけな。まだあるのかなと建物を横目で流し見つつ走ってたら看板発見!なんだか懐かしい記憶が甦った。

三崎港から佐田岬先っちょを走るr256へ。ここに入れば灯台まであと少し。

佐田岬

佐田岬のパーキングに着いた。基本車両はここまで。(原付でこの先通ってた人いたけど)

海が真っ青で綺麗だぁ···

前はバイクここに置いて灯台まで頑張って歩いたっけ。灯台への行き帰りだけで1時間はかかるので今回はさすがにパス。一度行ったからね。前回の四国ツーリングで東西南北マスターやったからもういいのだ。

2016年時

どうでもいいけどNARUTO看板は撤去されていた。笑

最後に記念写真を。

r256から入る「みさき風の丘パーク」に寄った。ここに立つという11機の風車は天候のせいかほとんど止まってた。

風車の真下

風車って間近まで来るとゴウンゴウンと音が聞こえるものだけど動いてないので何も聞こえず···

愛媛県道255号鳥井喜木津線 

佐田岬を走る時は基本R197メロディーラインだろうけど、地図を見るとそそられる道が結構あったりする。その中で気になっていたのが農道でもなく県道255号。

愛媛r255

R197の北側にある伊予灘瀬戸内海側に沿ってぐねぐねと半島を走る県道。佐田岬の北の瀬戸内側はリアス式海岸だからほとんどの区間が断崖絶壁でうねうねのグネグネロード。

時間に余裕は無いので走破は無理だけど見舞埼灯台と伊方原発〜伊方越漁港がある区間を走ることにした。やはり余裕を持っていろいろ寄り道をしながら走るのがツーリングの良さだと頭ではわかっているのだけど、時間、その他に制限がありで。

ちなみに佐田岬の良いところは脇道やグネグネ県道に飽きればR197メロディーラインに戻ってこれるところがいい。

緑の濃ゆい区間をひたすら走っていく。道幅も思ったより広く走りやすい!景色は大して変化はないけど···

たまにこんなふうに海が見える。いいね〜。それと反対の南側とは違う感じの景色。同じ半島なのに不思議。リアス式海岸とそうでない違い?

見舞埼灯台

灯台ってバイク止めて歩かなきゃたどり着けない所が多いけどこの灯台は道路沿い。道路沿いの灯台って珍しいよね⁉️知多の野間灯台くらいしか知らないけど。

平地になり海がぐっと近くなった。

大久東トンネルから脇道に入り裏メロディーラインを走り「せと風の丘パーク」へ向かう。

あ···なんか霧が···これは前回と同じ予感······

ついでに裏メロディーラインを走ろうと思ったけど進んでも霧で何も見えなさそう。残念。

前回訪れた時と同じく「せと風の丘パーク」は霧に包まれていた。権現山もダメそうだな。

しょうがない。これも旅さ

晴天時の佐田岬には縁がないのかもしれない。

小腹減ったので先程🚻で寄った「道の駅 伊方·きらら館」で芋🍠を買って食べた。今日のお昼はこれだけ。サツマイモは栄養価高いしダイエットにはいいかも。笑

道の駅からr255を暫く走っていく。

r255は地図で見る限りぐねぐねだけどこういう走りやすい2車線の区間もあるんだね。意外!

瀬戸内海だ〜

写真では伝わりにくいけど一応うねうねのグネグネ県道のr255。

海はそれなりに見える区間はあるけどひたすらうねうね走るので人によっては飽きてしまうかもしれない。でも私的にはこういった道は嫌いじゃないので(寧ろ好き)楽しんで走れたかな。

全部通しで走るとかなりのボリュームでそれなりに時間がかかると思われるので、グネグネ道が好きで時間に余裕があれば一度走破してみてもよいかもしれない。

佐田岬を初めて走るのなら一日かけてじっくり走るのがいいと思う。

瞽女ヶ峠へ繋がる道

そろそろ佐田岬半島も終わり。このままr255からR378の夕やけこやけラインを走っても良いがそれではつまらない。

面白そうな峠を発見したのでちょっと内部へ入りますよっと( ˙꒳​˙ )σ

r255を逸れて急坂の小路に入りました。

断崖絶壁にある集落を越えてぐんぐんと上がっていく。傾斜地に普通に民家があるけど凄いところに建てたもんだなぁ···

林道っぽいに入った。この道は林道···ではなく市道か町道とか??

集落をぬけてからはゆるやかな道に入って一気に走りやすくなった。

この霧で先が見えない感じ…いいね

霧でぼやけてたけど立派な青看板が立っていた。

瞽女ヶ峠(ごぜがとうげ)

場所的には佐田岬半島の付け根部分。朝通ってきた大峠隧道とは平家谷を挟んで約13kmしか離れていなかった。途中に平家谷のそうめん流しスポットがあるのでツーリングルートとして繋げて走ってもよさそう。

それと通ってきた道は林道や町道ではなくR378の旧道だったのね。どおりで峠まで走りやすかったしちゃんとした青看板が立っていたわけで。

この瞽女ヶ峠の瞽女という意味は盲目の女性旅芸人で、三味線を携えて村々を回り、門づけ歌などの「瞽女唄」を披露して銭を乞い暮らしを立てていた女性集団のこと。

このナショジオにも出てたインパクトある写真···ネット上で他にも目にしたことあったけど、まさか瞽女の女性だったとは。

瞽女ヶ峠という峠名は壇ノ浦の合戦(1185年)で破れた平家の落人がこの地に逃れてきて、源氏側の追っ手が来ないか見張るため瞽女に変装した番人を峠近くに置いて見張らせたとの伝説に由来するらしい。

やはり峠の歴史を知るのは面白い。しかしロンツーではいつも通った後で知るという。いつもそれ。

林道峠磯崎線

峠の白看板のすぐそばには林道の木製看板が立っていた。瞽女ヶ峠から東の道は林道らしい。

お馴染みの林道看板。きて距離にして4km。

4kmかぁラクショー

…とはいかないのが林道。

だってこれだもの( ˙▿˙ )☝

平家谷のそうめん流しから来る人この道通るのかなぁ。

それに峠を境に一気に林道らしくなった。

道幅は5mあるとはいっても枯葉に木の枝の散乱っぷり、そしてセンターには太い苔の道が。まさに苔ロード。落石が少ないのが救いかしら。

一昨日雨の中高知r33を走った時と同じ。まさか霧の道をまた味わうことになるとは。

こういう道はドキドキするけどやはり楽しい。神経使ってるくせして不思議とワクワクしてくる。

路面にびっしりと生えた苔。

霧に霞む幻想的な景色が見れるのは雨のツーリングならでは。もちろん青空がいちばんだけどね。これだからツーリングはやめられない〜!

雨なので山道や峠道は走らない、ただの移動だけに徹するのは個人的にはちょっと勿体ない気がする。道路を独り占めしてる気分にもなれるし、誰ともすれ違わない、追いつかない、追い越されない。

普通に「急発進」や「急ブレーキ」など「急」のつく動作を避けて慎重に走ればいい。落ち葉とかに気をつけながらね。オススメしないけど

「自分の第六感がやめとけと言っている···!」となったら直感に従いやめたほうがいいかも⁉️笑

やっと終わり。そろそろ国道へ。。。

夕やけこやけラインR378。先程走ってきた道とのギャップ。撮りそびれたけど長浜大橋を渡ってから南下することに決めた。

大洲市街

大洲城とおはなはん通り。ポコペン横丁とかちょっとだけ立ち寄ってみた。

あとはラスト!R197沿いにある宿に向かいます。

国道にそばに肱川が流れていて。そして国道と川の脇を並走する県道、その他の道。r44や周りの道を少しだけ織り交ぜながら走った。

鹿野川ダム

途中通行止めなところもあって最終的には国道に流されたのだけど。

宿でホースをお借りして洗車。泥んこ。でもDトラみたいなバイクは泥んこが似合わなくはないので汚れもさほど気にしないけどね。でも綺麗にするのは気持ちがいいね♪

泊まったところは宝泉坊ロッジ。

ロッジ併設レストランで晩メシ。愛媛の名物じゃこカツ丼じゃあ。名物のじゃこ天をアレンジしたらしい。普通のカツ丼よりヘルシーそうじゃない❓

じゃこカツ!うまーい!(もはやダイエットのことなんて忘れてる)

明日は四国らしいメジャーロード目白押し。思いっきり楽しむぜい。

※Reliveは後日アップします

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