おはよう3日目。昨日のトラブルから一転、今日は晴れ予報、爽やかなスタートができそう。
ちょっと長ったらしいかも(いつも?)。お暇な時にさらっと読んで下さると幸い✨

窓の外を見れば雲が多いけど隙間に青い空が見える。昨日の雨が嘘みたい!やったね〜♪

ちなみにこちらが泊まった一福旅館。旅館みたいだけど一応ビジホ。綺麗だしなかなか良い宿でした。
四国ツーリング 3日目【 奥四万十〜四万十エリアを走る 】

さぁ出発。まずは高知r315からスタート。

今日は奥四万十エリアと呼ばれる須崎市、中土佐町、津野町、梼原町、四万十町。前半はこのエリアを中心に走って四万十エリアまで下り、それから愛媛に入って最終的に八幡浜市まで。そんな流れ。

朝からびゅんびゅん気持ちよく流していく。やっぱ晴れの日に走るのは気持ちいいよね〜よかった···
このまま最終日までアクシデントも何もなく走れますように。笑

R197高知 四万十市方面へ
林道床鍋川ノ内線
国道を逸れるのはお約束❓途中林道へ。

朝っぱからこんな道を走れるなんてロンツーならでは🌳

奥四万十エリアを横断するR197、一部その下を並走するr317。そこに繋がる林道を走ってるのだが実はお隣に同じくr317に南下するように繋がる「ふるさと林道 床鍋倉川線」もあるのだ。φ(゜゜)ノ

地図を見てルート決める時。同じ方面に向かう道が2つ以上あってどちらを走ろうかな〜という時はすかさず複雑そうなのを選んでしまうよね


昨日の雨上がり···緑もしっとり···雨上がりの緑の匂いって、なんか好き

進みにつれて道が少しづつ荒れてきた。昨日コケたばかりの私は超慎重に走ってた。センターの苔でズルッと滑ったらシャレにならん。笑
謎の廃墟温泉
林道走行中に右手に怪しげな建物を発見。

思わずバイク止めて撮ったのだけど···

画像をよく見たら温泉らしく「男湯」の札が···
気になったので頑張って検索してみたけどネット上では情報は何ひとつ見つからなかった。こんなところにある温泉なんて温泉マニアがHPかブログか何かで記録を残してそうなのに。
ストリートビューだと建物もまだこんなに見える状況だったのね。
私が通った時でさえ葉っぱや木に隠れて、うっかり見逃しそうになったくらいだから数年後にはあっという間に緑に覆われ見えなくなってしまうかも。
人の手によって作られた物が自然によって少しずつ浸食され、そして最後には自然に還る···
温泉のことご存知の方はご一報くださると幸い(-人-)

昨日の雨の影響か道には枝という枝の散乱物でいっぱい。しかも太い枝がごろりと。ひぇー
そろそろ下界かなというところで看板が立ってたので後ろ振り返ってみたら······

なんと「通行止」看板!
うっそぉ〜
ま、林道あるあるだよね(;’ω’∩)

これなんだろと調べたら鳥形山から須崎市角谷地区に石灰石を運ぶベルトコンベアらしい。
高知県道317萩中須崎線
やっと県道317に入ったよ。

魅惑の3桁県道といえば薄汚れたヘキサ。西へ道なりに進むとr19に接続。そのまま進む。

r317途中分岐のところで床鍋倉川線の立派な看板があった。こっちを走っても良かったけど林道床鍋川ノ内線の方を走ってきてよかったなと改めて思った。
林道床鍋下ル川線

そして看板のすぐ近く、r317沿いに「林道床鍋下ル川線」の林道標柱が立っていた。
この林道についての情報は調べても工事系に関するページしか出てこなかった。標柱通り4kmだと中土佐町に入るところまで重複してるってこと❓ 途中から林道や県道に変わる道はあるけど林道と県道が重複することなんてあるのかな。

いい感じの県道を進んでいく

先程走ってきた林道がそのままずっと続いてるような苔の生えた道。地図見ればr317の道も林道と同じくぐねぐねのぐにゃぐにゃ。

こんな寂しい県道でもカーブミラーが真っ直ぐ立ってて曇りもなく先もしっかり見えると県がちゃんと管理してるんだろうな〜なんて思ったり···

走ってて気持ちの良い県道だった。r317いいかも〜

それにしても時間が無いのが惜しい···
r317だけでなくこのエリア周辺は良さそうな道がいっぱい。面白そうな県道や林道が沢山あるけど、ここまで走りに来れる時間は良くて何年に一度かのレベルなんだよねぇ。。。

ようやくr19へ。船戸のほうではなく左の四万十町の方ね。

2車線の快走路へ。
みどりや🛒
r19沿いにあった不思議なお店。

休憩がてら寄ってみた。

そこそこ広い店内には昭和レトロな物に溢れていた。昔のテレビや炊飯器等の電化製品、昔の玩具や駄菓子が売ってたり。ピンクパンサーとか懐かしすぎる。昔の炊飯器のデザインって味あるなぁ。花柄模様が可愛い。
結構じっくり見てたし何も変わらずに出るのもなぁとミレービスケットをひとつ買ってった。笑

店外にあった🍅が描かれたちいさなスタンド看板。可愛い。
四万十川と沈下橋
R381に出るまでr19をしばらく南下していく。

四万十川といえば沈下橋。通る先々に沈下橋が幾つかあるのでせっかくなので渡っていくよ。


これは長野橋という沈下橋。(分かりにくい)

柵があって渡ることは出来なかったけど鯉のぼりが連なり絵面的に良かった一斗俵沈下橋。沈んでいるのは丸太のこいのぼりらしい。
沈下橋って流域には47橋存在するみたいだね。こちらは1935年に造られた古い沈下橋で四万十川上流域に現存する最古の沈下橋みたい。
グリーンにような色の川の水が反射していてとても綺麗。印象的な沈下橋だった。

向こうに見えるのは清水大橋(清水ケ瀬沈下橋)。鯉のぼりがまた情緒あっていいね。この季節ならではかな。
この川の上に連なる鯉のぼりを「こいのぼりの川渡し」と言うんだね。春に福島の夏井千本桜でも見たけど、ここ四万十川が全国的に広まっている「こいのぼりの川渡し」の発祥の地だそうな。
ナルホド〜

川沿いを走って沈下橋を渡ったり。地元民しか通らなさそうな小道を走ったり···
朝から鬱蒼とした林道や県道を走ってきたけど、こういうのんびりとした田舎道を流すのもほんといいなと思う。

道路脇に小水路があるr322をひたすら走った。
R381に繋がるほんの一区間だったけど道の雰囲気が良かった。小水路に小魚でもいたかなぁ〜。止めてよく見ればよかったかも。

R381のくぼかわばしを渡って予土線沿いを走っていきます。
四万十川の鉄道“予土線”沿いの道

予土線は四万十町の若井駅から愛媛県宇和島市の北宇和島駅に至る四国旅客鉄道のローカル鉄道路線。距離は76kmと長くなく、線路も四万十川沿いに沿ってあって風光明媚な···は分からないけど景色がよさそうなところを通ってる。


いいよねぇローカル単線鉄道。特に無人駅の雰囲気なんてのは···ついつい寄ってしまうよね。

しかしどうやら利用客の減少により存続の危機に立たされているらしい。

こういうローカル鉄道は残して欲しいなぁ〜無人駅も雰囲気いいし···なんて全然乗らなくてツーリングで駅舎寄って線路沿い走るだけの私( ¯▿¯ )

こちらは若井大橋。向こうに見えるのは若井沈下橋。敢えて渡らず遠くから見てみるのも良し。

こんなところに百葉箱発見。たまに見かけるよね。

知ってました❓(@ ̄ρ ̄@)

そしてまた沈下橋を渡りに行く

上宮橋 (上宮沈下橋)
沈下橋といっても単に橋の上を渡ってるだけなんだけどなんか楽しいよね。


沈下橋も橋脚が違ったりとそれぞれ個性があっていいね

沈下橋だけでなく橋を渡った先もなかなか良い道だったのだ。所謂国道と対岸の道ね。
特に何がってわけではないけど舗装がきれい、四万十川も見える、ばびゅーん、できる三拍子みたいな?

ここで暫し離れていた予土線と合流(*º▿º*)

沈下橋を渡り再度R381に戻ってそのまま西へ進む。
次に走るのは青看板通り···
R439 その② 杓子峠を越える
再びR439へ。

今度は杓子峠を越えるぞ〜。こちらも楽しめればいいな。

最大な難関といわれる京柱峠を越えちゃったしなぁ何だか普通に走れちゃいそうだなぁ( ̄σ・ ̄)···なんてチラリ思ってしまったけど、いかんいかん。

ヨサクを、ヨサクを楽しまなければ〜!

スイスイと進んでいく。確かに京柱峠区間に比べれば荒れ具合はこちらの方が全然マイルド。
やはり腐っても国道、何だかんだ言ってもちゃんと綺麗に整備されている。一昔前はもう少し荒れていたのだろうか。

439おにぎりと記念撮影。
杓子峠

切通しを通過して杓子峠に着いた。
何も無く···確か京柱峠のような看板はなかったと思う。四万十市と四万十町のカントリーサインだけとはちょっと寂しい。
昔からの疑問だけど、ちゃんと峠の石碑や看板があるのと無いこの扱いの差は何なんだろう。

舗装路の脇には凄そうなダートの道があった。帰って地理院地図をみたらちゃんと繋がってた。びっくり〜
オフローダーはやっぱりあちらに?(〃 ̄▽ ̄) σ

あとは下るだけ。

ヨサクの酷道区間は終わり下界におりてきた。

3大酷道とかそういうのは抜きにしても今回の旅でR439を存分に味わえたと思う。
前回の走行含めればヨサク自体まぁまぁの距離を走行したことになる。昔自分のなかで酷道ブームがあった時は全ルート走破を夢みたけど…。でもまぁ今回のツーリングで難関区間も走れたし、コケた思い出も出来たし十分楽しんだので世は満足じゃ。

最後にR439平和区間を走る。それにしてもすごい苔だなぁ〜あまり日が当たる時間が少ないのだろうか。

ヨサク抜けてR441へ。国道だけどふるさと農道って書いてあるぞ。
高瀬沈下橋〜勝間沈下橋

あとはラスト怒涛の沈下橋。あと少しだけなので楽しもう。

看板が立っているくらい高瀬沈下橋も距離もあり規模がそれなりに大きな沈下橋だった。
通る度にパチリ📸沈下橋の撮影って一辺倒になりがちでけっこう難しいような気がする。アングル迷う。


先の上宮沈下橋を渡った時と同様、国道と対岸の道が同じく地味なんだけどいい感じ。地元民しか通らないような。。。何にもないけどなんかよい。

そして勝間沈下橋を渡る。ここで1台のバイクとすれ違った。

そしてここは最後の沈下橋、口屋内沈下橋。わざわざ下まで降りてバイクと沈下橋をパチリ。

当初の予定は口屋内沈下橋を渡った先の、黒尊渓谷沿いの林道をひたすら走る予定だったけど、恐ろしく時間もかかりそうでやめて引き返すことにした。最終的に八幡浜市まで向かわなきゃ行かんのでパス。予定通りに行かないのも旅。
そのままR441からR381で北上することにした。

そして懐かしの昔渡った岩間の沈下橋が···

あの岩間の沈下橋を遠目に···今回のツーリングで悠久の四万十川と沈下橋を見るのは最後となった。さようなら沈下橋。今度いつ来るのかなぁ〜···

なんかお腹空いてきたというより甘いのが恋しくなってきたぞ。。
道の駅 広見森の三角ぼうし

鬼北町の鬼王丸で知られる道の駅に寄った。
鬼王丸


凄い造形だなぁ…迫力ある顔、隆々とした筋肉、この背中の背骨のゴツゴツ感。どの角度から見てもクオリティめちゃくちゃ高い。
こういうモニュメントはほんといいよね〜。写真映えするし全国にもっとこういうモニュメントがあるスポットを増やせば、映え目当てに訪れる人もいるだろうから観光地として盛り上がるのではないかなぁ。予算的な問題もあるだろうけど。

ソフトクリーム食べたよっと。脳が痺れる甘さだぜ〜

あとは八幡浜市に向かう前にもう少しだけ寄り道。
旧国道56号線 法華津峠
R56で北上するなら旧道も見逃せない( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )それに眺望の良さそうな展望台もある。そりゃもう寄るしかないでしょ♪

この先6kmだって。看板あるくらいだからそれなりの名所なんだろうか。

時間は何気にもう5時過ぎ。夕陽が見れればいいけどこの曇り具合じゃなぁ。

あと道も旧道の割には結構きれいな方かもしれない。それにぐんぐん上がってく感じが良い。この先の展望台もそーとー景色が良さそうな···

見晴らしが良いところに出た。法花津湾を含む宇和海の眺め···これなら展望台の眺めは期待できそうだ〜

しかし道は上るほど道が荒れてきた。
なんか今日は朝っぱからこんな道を走ったような。最初は林道、そして真ん中に沈下橋とR439杓子峠を入れて···最後はこんな道で〆る。のを超え山を越え。バラエティに富んでて充実したぜい。

峠の看板があった。あの辺にバイク止めて景色見に行こう。



おぉ〜宇和島の海···綺麗だ···夕方とはいえ寄ったかいがあったよ

山路こえて
ひとりゆけど
主の手にすがれる
身はやすけし─────賛美歌404番山路こえて
なんと賛美歌だっとは。西村清雄という方が作詞した有名な日本人の創作讃美歌の古典らしい。??

最後の峠越えは終わった。あとはビジホ目指して走るだけ。

展望台から降りて分岐のところに出た。正確にはここが法華津峠なのね。

法華津峠の看板。展望台にあったのよりこちらはとことん錆れてるなぁ···
ここ分岐で「ふるさと林道 成谷線」という林道の起点に別れていた。地図を見ると西へ西へと愛媛r344と繋がってて距離もあるし面白そうな道。
しかし残念ながら時間が無い。時間あれば走っても良かったかもね。

峠を境に西予市に入った途端きれいな舗装路になった。この違いは···

先程の峠までの荒れっぷりはなんだったのだろうか。宇和島市の管理の方がいい加減だってことなのかしら。笑
わらマンモスとわらぐろ群
よってみた🦣🦣🦣🦣🦣🦣笑

宇和盆地の名物っぽいけど放牧民が住むような藁で出来てる家のようで不思議な形だなぁ。

🦣マンモス〜ちっさいのもいるよ!なんか群馬r53の「道の駅たくみの里」近くにも似たような藁アートあるよね。なんか思い出した。

この立っている電柱のような棒はなんだろう。

やっと八幡浜市に着いた。あとはビジホへGO。お疲れ様でした♪