タイトル通りですが日帰りで岐阜の東濃エリア周辺を走ってきました。南信と岐阜の一部のエリアをちょろっとだけ。内容的には岐阜がメインかな。
下道だけで約400km走行のツーリングとなった。

今回は岐阜の東濃エリアと中濃エリアの南東部をあてもなく…でもなく𓃟目的のスポット2箇所以外はその都度道をチョイスして走ってきました。
どの都道府県もそれぞれの良さがあるけど、岐阜はなんていうか道路マニアを熱くさせるような道がたくさんあって走るの楽しいのよね。笑
日帰りなのでエリアも限定的になってしまったけど、そのおかげで走るべき道はまだまだ沢山あるなと更にディープに走りたくなりましたよ。
ま、お楽しみは取っておくということで( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
南信から…
岐阜は私の住む北多摩エリアからはそれなりに遠い。なので現地で充実したツーリングをするなら、泊まりで行くか高速で一気に近いエリアまで移動しなきゃいけないのが難点。それでも走りに行っちゃうのだけど。

中央道の双葉SA。朝早いからかちょっと肌寒い。
四国の帰りでDトラではしばらく高速で長距離移動したくないなぁ〰️〰️と思ってたのに、何故か走る気になったかというのがこれ。

「アクセレーターロックシステム」。クルコンのバイクが増えてる昨今にアクセル固定するアイテムという今更感。笑
かな〜り前に高速ラクになるとどこかで見て買ってみたのだけどninjaにはほとんど必要なくて。その辺にポイして存在することすら忘れてた。
それでふと思い出しDトラで試してみたら、なんと!めちゃくちゃ快適に走れて驚き。四国行く前に思い出せばよかった、なぜ忘れてたのじゃ〜‼️ってくらい高速での疲れが6割減になってわたしゃ感激。これでDトラの高速疲れはだいぶ解消されたのでとても嬉しい。

ツーリングにもどしてヽ(・∀・ヽ)(っ・∀・)っ
さぁ中央道の松川インターまで来た。
これから南下していくのだ〰️〰️〰️〰️〰️〰️
ハーモニックロード
最初は久々のハーモニックロードで。

地図的に松川ICから下ってR153、中央道、そして一番西側にある道がこのハーモニックロード。

特に朝は通行量皆無!(朝しか走ったことないけど)
適度なアップダウンがあってスイスイ走れる2車線の快走路なのだ〜
月夜平大橋 展望台
ハーモニックロードのちょうど真ん中くらいに「月夜平大橋 展望台」という仙丈ヶ岳や北岳をはじめとする南アルプスと伊那谷を一望できる展望がある。

道沿いにあるので気軽に立ち寄れるのがGood。なんも見えなかったけど( ¯▿¯ )

そして展望台のすぐ近くにある月夜平大橋。
実はよく見るとガードレールがフルーツになってるのが何気に可愛い橋。でも絵が刻まれてるのは何故か片側だけなんだよねぇ…

そして1年ぶりの長野r8。このまま進めば大平峠を経て妻籠宿or馬籠宿方面へ出れる。けど今回はスルーなのだ。

r8から途中「農免道路 西部山麓線」へ。
農免道路だけど車がびゅんびゅん走ってたので地元車の抜け道っぽい。広域農道や農免道路って交通量皆無か地元車がやたらと通ってる道のどっちかじゃない❓

そしてR153へ…
R153 旧道 伊那(三州)街道
そのまま南下するのもいいけど国道を逸れて旧道ちょこっとだけ走ってみることにした。

この橋は中央道の「阿智川(大)橋」。国道を逸れて立派なトラスの下を通過し伊那街道へ。

早速いい感じの道スタートだぁ(*º▿º*)


いいな〜これなのこれ。景色がいいとかじゃないけどね、好きだなぁこういう寂しい道。

中馬街道ってなんぞやってググったら塩の道らしい。塩の道って糸魚川から白馬に抜けるあの辺にあるイメージだけどここまで長く続いてるのね。

旧道ぬけたところ。カーブミラー自撮り📸( ˙𐃷˙ )
現在のR153は昔の道筋をほぼたどっている。とくに阿智村と平谷村を走る区間は旧道に入れる道がちょこちょこあるので気が向いたら走ってみて良いかも( ー̀֊ー́ )

再び現R153に戻って寒原峠、治部坂峠とだだっ広い峠を越えて平谷村へ。ていうか2車線の緩やかな坂の峠って峠越えた感じがしなくない❓


「道の駅 信州平谷」だーっ!ここまで来ると南信州の端っこまで来た感がある。
ちなみに「道の駅 信州平谷」は温泉施設と併設してる道の駅。

温泉利用したことあるんだけど露天風呂はこんな感じ(2019年撮影)。人もいなくて快適だった記憶。ってどうでもいい?
R418
ということで久々にR418きた。

あとは岐阜に向かうため西方面にそのまま走っていくだけ。

さーてどうする⁉️そろそろ岐阜入りなんだけど・・・
東濃へ
先に触れたけど今日のツーリングは前から気になってた岐阜のスポット2箇所に寄ろうと思ってる。
目的地と言えばそれくらい。楽しみだわい。

R418合川橋にて岐阜県恵那市へ。


R418もこの辺は快走路。緩く蛇行する平谷川沿い、上村川沿いの1.5車線幅の快走路をスイスイと気持ちよく。



国道四一八号改修促進…上矢作と平谷村を通るR418のこの区間。走りやすいしもうじゅうぶん改修されたのでは❓

そろそろ道の駅。
このままR418まっすぐなのもなぁ…ってことで
( ܸ ⩌⩊⩌ ܸ )☆キラリン

「道の駅 上矢作 ラ·フォーレ福寿の里」に入る手前の道が良さそうなんで逸れてみた。

なんと2車線の快走路‼️そして途中2回ほど道の分岐を経たところ・・・・・

だだっぴろいところに出た。
林道恵南線〜南部農免道
なんだぁ〜ここはぁ大規模林道なみに随分走りやすい道だなぁ〜なんて思いながら走ってたら…

途中に林道の看板発見。林道恵那線という林道らしい。

この林道恵那線、帰って調べてみたところ、なんと一部のエリアがラリージャパンのコースみたい。

しかも観戦エリアを走ってた。道理で車が十分に走れるような道幅の林道だし納得。しかもあのだだっ広いところが観戦エリアだったらしく、見晴らしも良かったのでなるほどなーって。笑
テキトーに入った道がまさかラリージャパンで使われてる道だったとはねぇ。

ツーリングはこういう発見が楽しいよね
恵那市山岡町エリア

恵那林道の途中で山岡町に入った。

恵那林道の途中にあった看板。

分岐に出た。
看板の通りだけど真っ直ぐだとそのまま恵那林道継続っぽい。右は通行止め看板…。左だとコテージ石楠花を通り恵南ささゆり街道に繋がる。うーむ。

左にしよう(方面的に)

先はまだまだ長い!と急ぐ!

凄い擁壁だね〜
この段々とした壁ツーリングでたまに見かけるけど箱型擁壁(キャッスルウォール)というらしい。φ(゜゜)ノ
調べても暫くすれば忘れるのだけど。笑

あの道の先(下?)に兼平防災ダムというダムあったらしい。ちゃんと見ればよかったかも。

南部農免道から恵南ささゆり街道を走り国道を経て岐阜r33へ。

恵那林道からは暫く2車線や1.5車線の平和な道が続きスムーズに走れた。ひゃっほーいって感じでずっとスイスイ。
道の駅 おばあちゃん市・山岡
🚻含めちょっと軽く休憩。給油以外ほぼノンストップでここまで来た。

この道の駅といえば大きな木製水車だね。
栃木にある「道の駅 東山道伊王野」の水車も初めて見た時デカイなーって圧倒されたけど、こちらの水車はさすが日本一だけあってちょっとしたテーマパークの観覧車並みの大きさだわ。

道の駅に着いた時に空からバリバリと轟音が聞こえ何ぞやと思いきやヘリコプターが行ったり来たりと往復してた。
ヘリのドアのところに座ってる人が見える…
あのヘリから水車があるこの道の駅はどう見えるんだろうか。

小里城大橋・・・・・・・

この小里城大橋、走ってる時はなんとも思わなかったけど、写真でみる限り高さにそぐわぬ細い橋脚と道路のS字の曲線美でとても美しい橋だとは。
下から見上げてみたい。

そしてr20奥矢作さくら街道。この子供のマネキンたまに見掛けるけどちょっと怖い。

ここからr20で瑞浪市の市街地を抜け北へ(この辺は後の地図に)、r366という流れ。

ゴルフ場近くのr366をびゅーんと走る。


さすが一般県道、ヘキサがボロい。道はなんともないのに味あるなぁ〜笑

r366大久保トンネルの旧道(トンネルの右の道)は新丸山ダムの工事のため通行止め。
現役時代はなかなかの険道っぷりだったみたいだよ。そう聞くとどんな道だったのかちょっと気になったり…

丸山大橋を通過して交差点でたところ。
右に行こうとしたけど通行止め。
丸山ダム周辺エリアは新丸山ダムの工事のせいで通行止めの箇所が多い。仕方がないのでバイパスを新旅足橋を越えて南戸というところからr353でアプローチすることにした。

これから今日の目的スポットその1に参る〜❣️

そしてR418丸山バイパス。
日本一高いバンジージャンプで知られる新旅足橋を渡る。あの右奥に見える白いのがジャンプ地点だよね⁉️
どうでもいい私の話ですまないけど。
スカイダイビングはやったことあるけどバンジージャンプはまだ未体験。やってみたいような気がするけど、何かあった時のことを想像しちゃう(ロープが切れるとか笑)のでバンジーは怖いイメージがある。
きっと一度もやらずに人生終わる。
別にいいけど( ¯▿¯ )笑


R418を抜けて側道入ってr353へ。一部は通り抜けできないのは知ってる。でも進んじゃうぞ。
岐阜r353篠原八百津線 (途中から)

ちょうど木曽川にあたるr353の終点まで。

地図を見るとぐねぐねなんだけどそこまででもなく1.5車線の道で緩やかなカーブが続く。

走ってる写真なのでふつーの道っぽいけど実はちょいと荒れてて一部凸凹があって地味に神経使う。人が通らない3ケタ県道あるあるな感じ。

r353終点に着いた。
R418 ②

思いっきり❌されてる有名な「R418国道否定標識」。笑

このフェンスの先が国道否定された酷道区間、R418八百津〜恵那津間。ご存知この区間は国道418号を「日本3大酷道」の座に押し上げた象徴的存在であり酷道マニア憧れの地(要出典)。笑
もう何年か早く訪れれば少々の区間くらいは走れたのだろうか。そう思えばちょっと惜しい。
湯谷橋

本日2回目のトラス(三角形の骨組み)橋。こっちの規模は小さいけど錆れていかにも年月経ている感じがいい。
このタイプは最近渡ったのだと剣山スーパー林道の起点からすぐ近くにあった橋かな。
ハウトラス、プラットトラス、ワーレントラス…いっぱいあるけど剣山のと一緒はたぶんワーレントラスタイプ。汗

これもネットでよく見かける有名なおにぎり。

ご存知の方はすぐピンときたと思うけど今日の目的スポットのひとつはこの先の有名な橋「旅足橋」。

今日はその橋が見れれば良いのじゃ

拍子抜けするくらいこの辺はすいすい。

木曽川を眺めながら川沿いを流す。遠くに丸山ダムがうすら見えてきた。例の橋まであと少し。
旅足橋
きたきた!これです、これ。

それなりに有名なのでご存知の方は多いと思う。日本唯一のFlorianopolis(フロアナポリス)橋型の吊橋、旅足橋。
かつての酷道マニアが今は通れないR418酷道区間に行く際に必ず通る橋ということで知られてるそうな。笑
頭の隅っこにずっとあっていずれ訪れたいと思ってた。(忘れてたり予定通りに行かなかったり)意外にこのエリアをちゃんと走ってこなかったのもあって。

竣工は1954年(昭和29年)という古さ。
最大の特徴は、補剛トラス中央部の上弦材を主ケーブルに兼用させた特異な構造で、アメリカの橋梁エンジニアD.B.Steinman氏の考案によるもの。本形式橋の架設例は世界でたったの5橋、現存は3橋のみ。その内主ケーブルをアイバーで代用した橋を除くと、ウォルター・テイラー橋と本橋のみという大変希少な形式の橋
土木ウォッチング
世界に3橋しかないなく日本ではここだけ!そう思うとめちゃくちゃ貴重な橋なんだね。

橋から丸山蘇水湖を望むと遠くに丸山ダムの堰堤が見える。
橋ってなんかいいよね。橋が架けられるというのは、その地形を克服しなければならないという事情と交通の事情があるということ。
橋が出来た当時はこんな辺境な地でもそれなりに車や人が通っていたのだろうなぁなんて橋の歴史にちょっとだけ思いを馳せてみたり。

この辺をよく知る方はご存知だと思われるけど一応。
残念なことに新丸山ダム建設(2029年度竣工予定)により水位が20mほど上昇するらしく「キングオブ酷道」の異名を持つR418の通行止め区間、及び八百津ゲートから先の廃道区間が水没してしまうらしい・・・
もれなくこの旅足橋も水没してしまう予定。そう思うとちょっと悲しい。
この貴重な橋を残そうという声があるみたいだけど、開発のために歴史的建物が次々と壊されている日本の現状を考えれば残されることをあまり期待しない方がいいかもしれない。

訪れるなら今がチャンスかも

タイムリミットが迫ってるので今のうちってやつ。新丸山ダムの工事で色んなところが通行止めになってるからね。
この辺のエリアは数年後にはだいぶ変わってしまうと思われる。

目的のひとつは達成。わーい
ほんとは五月橋も見てみたかったけど、歩かなきゃ辿り着けないみたいだしバイクでも結構な林道を走らなきゃ行けないっぽい。私の林道スキルじゃ多分無理そう。ま、いいか。笑

柏木隧道を通り…

安渡沢隧道を通過。

道なりにぐる〜っと回ると遠くに先程通った安渡沢隧道が見える。土砂崩れみたいなところを掘って造ったのかなんて。凄いねぇ。

再度R418に入ってまた逸れてR418の人道橋の下をくぐる。この時点でam11:28。もうひとつの目的地はもうちょい先。

この先T字路に出てr83に入る。八百津方面へ。

このr83、人道のサクラ街道というらしく名前の通り春には沿道の桜が綺麗に咲くみたい。
どうやらこの県道83はこの周辺のツーリングではお馴染みの道らしい。知らなかった。道理でくねくねとスイスイがバランスよく味わえて走れたわけです♪

r83から農免道路、そして再びR418へ。そろそろガソリンを入れなければ。

八百津町から川辺町に入った。

向こうに見えるのは川辺大橋。
アレを渡ってR41に出て2番目の目的地へ向かう。この時点でPM0:03。
しかしここからが長かった。2番目の目的地を訪れた後のことは全く考えてない。どうするか…!?