四国touring’24 ✱ 2日目
R439京柱峠から高知へ⋯

ということで2日目。旅の前半はまだまだこれからという‪ワクワク感でいっぱい。

朝ごはんをしっかり食べて出発!

ここで雨雲レーダーを確認。三好市はまだ降られてないけど雨雲が少しづつ東へ東へと迫っている感じ。出発からカッパを着なきゃだ。

それとこの2日目の朝。女性ホルモンのイタズラか病気が発覚してから暫しなかった女特有の面倒なことが起きてしまったのだ。⋯まぁお察しくだされ。

何も用意してないせいで動揺し早くコンビニ行かなきゃと気持ち的に焦る羽目になってしまった。

なぜこんなタイミングで?!

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四国ツーリング 2日目 【 R439 その① 京柱峠を越える 】

R439

シートバッグも雨カバー(*º▿º*)

右に進めば剣山、左は大歩危がある方面。もちろんR439が示す左方面へ。

ここまでがR438とR439の重複区間だったのね。そしてようやくR439表記になる。なんだか本格的に“ヨサク”走行スタートって感じがするぞ。

これからヨサク最大の難関のひとつ、京柱峠を越え高知県入りするのだ〜!

ワクワクが止まらない〰️〰️

しかし「はよコンビニ行かなきゃ」という気持ちも…💧

大歩危まで48kmか。大歩危小歩危は前回の走行でも車中泊でも寄ったし、祖谷のかずら橋もひの字渓谷も小便小僧その他諸々見たので今回はスルー。でもあの辺もいい所なんだよね〜

こっちのかずら橋も寄らずにスルー。笑

よくみたら標識の下に標高1018m!昨日からずっと高いところ走っていたのね。

途中天空の村・かかしの里を通過。とても怪しげ。色んなところに案山子が置いてあってちょっと異様な雰囲気だった。笑

菅生大橋からパチリ📸。ここも祖谷渓らしい。祖谷渓といえばひの字渓谷とかあの辺のイメージが強い。

しばらく平和なヨサクが続く・・・・・すいすいといい感じ〜!

落合集落(重要伝統的建造物群保存地区)

途中ヨサクを抜けて落合集落とやらに寄ることにした。勾配のキツイ坂をぐんぐんのぼってゆく。

とはいっても集落に寄るのではなく集落がよく見えるところ。目的は落合集落展望所

展望所からは見える斜面の落合集落。

「平家伝説の里 東祖谷落合集落」か⋯平家の落人の末裔の方々があの斜面にある集落に住んでるんだろうか。あの天竜川の山岳集落みても思ったけど、ああいった斜面の集落に住んでる人達がどういった生活しているのか地味に気になる。

落合集落展望所

いい所でした。時間に余裕があれば訪れてみても良いかも。

平和区間のヨサクに戻りそのまま西へ。

ここ京上トンネルを通り抜け暫し走ってから今日の悲劇(?)は起きるのである。。。

我『R439(ヨサク)』でコケる

大昔の記事タイトルの焼き直しでごめんだけどw 前記事のPrologueで述べたとおりコケちゃいましたよ。

しかも全然酷道区間じゃないのがまた泣けるのだ。笑

この辺はまだ順調。

暫く走行するとヘアピンカーブがちょい連続する道にでるのだけど・・・・・・・

そうそうここ、ここ。

このヘアピンでDトラを倒しました。

「あ⋯!」と思った瞬間ガシャーン。

うひぃ〜!

倒した時、ちょうど分岐のところに軽トラのおじさんが来て「おぉ大丈夫か〜❓」とわざわざ降りて出できてくれて、起こすのに加勢してくださいました。

あ、ありがたや。Dトラ軽いけど助かる〜。

にしても・・・・・・・

うわーん
うわーん

こんなカーブでコケるなんて〜〜

咄嗟にバイクから離れたので怪我はしなかったのだが。

この内側っぷり(後に撮った写真)

困ったことにシフトレバーが内側に曲がってしまったのだ。

シフトレバー上げようにもクランクケースに当たって2速までしか上がらず。最初はNにも入らなくてマジで〜⚡⚡と超焦った。

何とかNに入った瞬間に止めて。シフトレバーをぐいぐい引っぱったおかげかNや1速は入るようになったけどシフト上げるのは2速が限界。

旅の初めになんてこと。

コケたのも一瞬ボケっとしたせいなのか。それとも女性ホルモンのイタズラで動揺してたせいか。

バイク走らせながら色々考えたりすることはあるけどマイナス面の雑念はホントダメだ。運転に支障がでるとはこのこと。

2速までしか出せないから最大時速30km走行。

ていうか直るまで⋯

延々と2速縛りで走らなきゃいかんとな?!

うっそぉぉぉぉぉぉ

先が長いのにどうすりゃええの〜(心の叫び)

動揺しつつ酷道を進んで行く。。。

既に3大酷道ヨサク本領発揮区間に入ってるはずなのに頭の中はこの先どうなるんだろうと不安で、もはや道の状態がどーのこーのそれどころではなかったw

思ったよりヨサク酷道区間は荒れも凸凹もそんなに酷くなく(自分的に)普通に走れてちょっと拍子抜け。(⟵コケたくせして👿)

もっと酷い道を今まで走ってきたからか、このレベルじゃ驚かなくなっていた。

ninjaではなくDトラだからでは⋯?それもあるかもしれないけどたぶんninjaでも普通に走れたと思う。今までninjaでも悪路も走ってたし。

とはいえ“The酷道”を走ってる感はやはり堪らないものがある。楽しい。ヨサクをしっかり味わっておかなければ⋯

京柱峠

着いたよ着いたよー京柱峠だよ。

京柱峠といえばヨサクの酷道区間にある峠なのでもっと鬱蒼としたスギ林の途中にありそうなイメージだったけど、まさかこんな開けた峠だったとは。しかも撮影にお誂え向きな立派な看板立ってるし。

峠の存在は昔から知ってたけど、どんな峠とか写真なぞ見たことなかったのでこのギャップは意外だった。

wikiでは京柱峠を「羊腸の小径(こみち)と形容されるほどの国道439号きっての難所」って書いてあったのだが。

振り返ると徳島県のカントリーサイン。徳島は最終日まで暫しのお別れ。さらばじゃ。

峠から下って下って⋯

ちょっとでもスピードあげれないのが地味につらい。泣

京柱峠から下界におりてきた。

高知r113 土讃線沿い

単線の土讃線沿いを走るためヨサクを抜けてr113へ。

線路沿いの道もなかなか良かったりするのだ。

おぉさっそく良い感じ良い感じ〜こうでなくっちゃ。

単線沿いは走れるならなるべく走るようにしてるけど、電車が通るのをなかなか見ることが出来ない。わざわざ時刻表確認して合わせたりしないからね。

林道大杉大田口線

r113から林道へ入りました。

林道の起点か終点の分岐点

さっさとコンビニ寄らなきゃいかんのにしっかり寄り道はするという。遠くまで来たからには走れる時に走っておかないと。

林道大杉大田口線

雨はまだ降ってない。もう少しもってほしい⋯

道に生えている苔⋯良い!これは期待できそう。

かなりの急坂をひたすら上がっていく。

おぉ楽し〜ぞい♪♪♪

コケた私はどん亀の様に慎重にノロノロ走ってた。それに最大30km/hノロノロ走行しか出来ないので山道や林道は好都合。笑

このようにちょいちょいと見晴らしの良いところに出るのが良い感じ。

さらにさらに上がる!どこまで上がるんだ〜❓

晴れてたらもっと見晴らしが良かったかも。止めてパチリ。

viewpoint

やはりこういう道は楽しい

林道もそろそろ終わり⋯「ゆとりすとパーク」とR32と青看板が出てきた。

ちょっとだけR439を走行。

いきなり通行量が増えた。後ろからトラックが迫るとそりゃもう怖い。迫って来る度に左に寄って道を譲る。原付並みに遅い走行しか出来ない自分には恐ろしく感じた。

R439を逸れてr262へ。やっぱ幹線道路はだめだ⋯怖い。

もしバイク直せなかったらこの30km/h走行で旅を続けることになるのか、そしたら林道や山道だけ走ってれば良いのか、それは無理過ぎる、それに東京までどう帰るのか…

R439から林道入って楽しく走ろうが頭のすみっこはずっとこんなこと考えてた。笑

とりあえずコンビニでも着いたら直してくれそうなバイク屋を探さねば。

ふぅ…(〃´o`)ここならノロノロ走行で気持ち良い。

向こうに見えるのは沈下橋‼️あれを渡るぞ。

下津野沈下橋

四国来て初の沈下橋だよ。四国の名物のひとつ沈下橋。

やたらと観光客がくる沈下橋よりこういうひっそりとした沈下橋っていいよね。ふふふ。

R439に再び出て。

ようやくコンビニ「ファミリーマート 長岡本山町店」に着いて一安心。🚻直行!それとちょうどお昼で一休みすることにした。

持ち込み修理OKなバイク屋も探さなきゃ行けない。ファミマ近くにバイク屋っぽいのが1軒だけあったみたいだけど営業してるか謎だったので別のところを探した。

やっぱり市街地の高知市まで行かないとない。。。

クチコミで見てくれそうなところを見つけてさっそく電話してみた。そしたら最初に車種を聞かれて状況を話したらなんと「持ってきて!」と快諾してくれてわたしゃ感激。

よ、よかった…⋯

到着まで2、3時間かかる旨をお伝えした。

四国ツーリング 2日目【 雨の走行 】

高知県道267〜268

ファミマのイートインで休んでた時から雨が本格的に降ってきた。

南下するのはお隣R32もあるけどもちろんr267で行くヨ

雨の中を延々と走るのはロンツーならではだなぁ〜なんて呑気に思う。

日帰りでも一日ほぼ雨予報ならばツーリングに行こうとならないものね。こんなシチュエーションはそうそう無い。

新緑の森にしとしと降る雨。木々がしっとりと潤い森全体に水が染み透るのを感じられる。

雨で真っ白にけぶる森の中は本当に幻想的。これこそ雨の日走行でしか見られない光景。これはこれで好きなんだけど⋯

天気予報が雨ってなるとがっかりなんだけど、いざ雨の中を走るとなると楽しんでる自分がいたりする。

雨や霧が醸し出す山道の幻想的な雰囲気が好きなのか。それとも単にバイク走らせるのが好きなのか。まあどちらも合わさって好きなんだろうけど。

r267からr268へ。穴内川ダム湖にかかる両国橋を渡った。こんな天気だからか対向車も来ない。

次に渡った橋の名前は分からなかった。

晴れてたらどんな風に見えるのだろうか。

桑の川の鳥居杉

雨だけど元から寄る予定だった神社に寄ることにしました。

無理して寄らなくてもいいかもくらいの降りっぷりだったけど、どうしても神社に寄りたい気分になって。

そういう時の直感は大事というからねo(`^´*)

分岐に看板が⋯右へ。Googleマップだと道が切れてるけど普通に進めます。

桑の川の鳥居杉に着きました。

階段を見上げると手前の鳥居や本殿よりも圧倒的な存在感の二本の杉の木が立っていた。その丁度中間辺りの枝がキレイに繋がって鳥居のように見えることから鳥居杉と名付けられたらしい。

これが見て見たかった。連理の木というのは各地であるみたいだけど、ここまで形の整ったものは希らしい。まるで杉が意志を持って枝を伸ばし鳥居形になったとしか思えないほどの造形。自然の創り出した神秘。

石段をはさんで、二本の杉の大木が茂り、一本の枝が横に伸び連結してH状となって、あたかも生きた鳥居
の形をしている。地元の人は「生きた鳥居」または「天理杉」と呼んで神格化している。大きい方は、高さ40メートル周囲6メートルもあり、どちらも樹勢は、旺盛で約300年をへている日本一の大鳥居である。

高知県緑化推進委員会 南国市

二本の木が互いの枝と枝を融合させたということで縁結びの御利益もあるみたい。

雨の日の訪れということもあるかもしれない。

この独特の空気感はまさに自分が神様の領域にいるといった感じで神秘的な空気に満ちていた。パワースポットと呼ばれているのも頷けるような。

スピ系が好きな友達いわく、雨の日の神社に訪れるということは神様に歓迎されているらしい。

それと神社で降る雨は「禊(みそぎ)の雨」といって、とても縁起が良いものらしく。人は日々、嫉妬や妬み、憎しみや悲しみなどの「穢れ」を受けて生きている。その「穢れ」を洗い流してくださるのが「禊の雨」だそうな。

神社で降る雨は神様からのギフトとも…

本当だったら嬉しいな(*^^*)訪れてよかった。

桑の川の鳥居杉

高知県道33号南国伊野線

あとはr33を走ってバイク屋に向かうだけ!と言いたいところだけど。

このr33がフツーの県道じゃなかったのだ。

走ってる途中なんかちょっと険道入ってない❓と後に調べたら案の定、四国の険道マニアには知られてる県道だった。笑

山にかかる霧⋯山の斜面に沿って発生する霧は「滑昇霧」と呼ばれているみたい。

尾根や谷に沿って吹く風もこの霧の発生を後押ししてるそうな。水墨画の山のようで幻想的でいいよね。

雨雨雨雨・・・・・あぁなんかこういうツーリング前もしたっけなぁ⋯百井峠越えた時だったっけ⋯なんて昔のことを思い出してた。

うっすらと見えるのは鏡川のダム湖。凄い霧の発生だ。

r6から村道か町道を通り抜け再度r33に入ってからがえらく大変だった。

バイク屋の営業時間に間に合うようナビにお任せルートで走ってたけど、r33のグネグネ道っぷりに分岐の途中でわけわからなくなって、え、どっちに行けばいいの??と迷ってしまった。

バイク屋に電話したのも12時半くらい。2、3時間かかると伝えておきながらノロノロ走行のせいか時間は既に4時。営業時間内に着かなかったらどうしようとちょっと焦りが出てきた。

到着予定時間も刻々と延びていくのがまた⋯

使い古されたタイチのレインウェアから雨が染み込んでるのが分かる。本降りでもはや止むこともないからずっと全身グッショリのまま。

撥水効果なんてとっくに切れたシールドを半分開けながら走行。顔に雨が当たる。まつ毛から雨が滴ってたまに目がショボつく…

緩やかな道でもスピードが上げれない。アクセル回せないフラストレーションが溜まる。

もはやしょうもないこの状況を楽しむしかなかった。笑

雨も止む気配なし。直ればなんでもいいやって感じ?!

そういえばファミマからトイレもずっと行けてないことに気づいた。水分も摂っていない。。。

高知r33まとめ

高知県道33。やばい区間はそれほど走らなかったみたいだけど、それでもちょっとここは…という区間をなんせ雨の中で走行して十分すぎるほどおなかいっぱいになった。雨じゃない日にじっくり走ればなかなか面白い道かもしれないと思った。

高知r33の「通行困難」区間

やばいみたい。この区間は天気がよくバイクの状態も問題なかったらちょっと走ってみたかったかもしれない。下調べもっとしておけばよかったかな。

高知に来たら険道好きはオススメ⁉️なんてね。

ようやくまともな道に出れた安堵感。

しかしここでも後ろからびゅんびゅん来る車に気を使う。左に寄って譲っての繰り返し。やれやれだぜい。

やっと土佐市に入った。

バイクショップフジ

バイク屋にようやく着いた時はすでに5時近く。電話してから4時間半もかかってしまった。すみません⋯

間に合った時の安堵感ったら:(T-T):

電話したのちゃんと覚えててくれたのか、気さくないい歳のオーナーさんとお兄さんがすぐ出てきてくれてDトラを見てくれました。

元に戻すのに曲げるためなのかシフトレバー外して。もしかして折れるかもしれないって聞いてドキッとしたけど、スムーズに直せたのか一度外したシフトレバーを再度元通りに取り付けてくれた。

雨の降る中で作業してくださって…有難い。

それに修理代は1000円!

もっと払います!って言ったらいやいや、いいですよ👏って。泣

本当に助かりました…ありがとうございます…

これで旅が続けられる。感謝しかありません。

バイクショップフジ

ハーレーに強いお店っぽい。とても親切で対応も良し!助かりました🙏ありがとうございます。

おおおおおおおギアが気持ちよく上がる!!!スピード出せるって素晴らすい〜!!!(このレベルで感動)

あとは宿に向かうだけ。ようやく、ようやく30km/h縛りから解放された。今まで溜まっていたフラストレーションが爆発。笑

2速縛りで走ってたせいか燃費が恐ろしく悪くなって走行距離130km過ぎたあたりでガソリンのマークが点灯。

そんな状態で走ってたのでエンジンに負担がかかってなかったかちょっと心配。大丈夫だと思うけど⋯

宿まであと少し!

Route(relive)

ということで大変な一日だった。笑

本当はもっと走る予定だったけどトラブルと雨のせいで距離は短縮。

こういうトラブルもバイク旅ならでは。忘れられない旅としてまたひとつ思い出に刻まれました。

鍋焼きラーメン

須崎市の宿について。夜は外で食べることにした。

須崎市ご当地グルメの鍋焼きラーメン食べるのだ〜

鍋焼きラーメン(なべやきラーメン)は、高知県や秋田県で企画された鳥スープを土鍋で煮込んだラーメンであり、主に高知県内、秋田県内のラーメン専門店や飲食店で提供される。ご当地ラーメンであることを強調する際には須崎ラーメン須崎鍋焼きラーメンといわれることもある。

Wikipedia

ほぉほぉφ(..)メモメモ

秋田でもあったんだね。知らなかった。頼んだのは豚キャベツ鍋焼きラーメン!

ダイエットはどうした?!って感じ⁉️

まぁこれくらいはいいのさ(´>∀<`)ゝカロリミット〜

ごはんを最後に入れて食べたのが美味しかった♪ご馳走様でした♪

続く
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