ということで前回の続きだよ。ダラダラと長いのでお暇つぶしの時にでもよろしくです♪
東濃から中濃へ

川辺大橋を渡りR41へ。
R41にくると何気によく通ってるせいか岐阜に来たなぁ感がある。なんせ富山市から名古屋まで縦断するように繋がっている国道で、途中下呂市、高山市、飛騨市と観光地や温泉地を通る路線でもあるんだよね。短くても長くてもどこかしら走ってるわけで。

七宗町に入った。”しちそう”じゃなく”ひちそう”なんて普通じゃ読めん!
ちなみに七宗町は中濃エリア。タイトルだと東濃を主張してるけど、先程走った八百津町も東濃ではなく中濃エリアだったり。(¯꒳¯٥)

そしてR41を逸れてr64へ。

「通行注意」の電光掲示板があったので少し期待したけど普通の1車線と2車線の快走路が続く。
そしてそんなr64も神淵川を越えたらおさらば。
室兼林道 七宗森林鉄道の廃線跡①
さてさて、ここから!

目的スポットその2に参る〜❣️
林道名だけでわかる人はわかる(?)本日2番目の目的スポットがこの林道の途中にある。

あの右の道の分岐が林道への入口だね。Googleマップは何故か分岐すら載ってないのだ。なんでかな❓

「空ふさがり」まで2km先か⋯短いな、あっという間に着きそう。
その昔この室兼林道に森林鉄道が走っていたらしく所々に廃線跡が残ってるとツーリングで走った後から知った。最初に知ってればもっと注意深く観察できたのが惜しいところ。まぁいつもの如くなんだけどさ。

一応林道なので油断は禁物
でもまぁ映えスポットだし。旅のキュレーションサイトにも載ってたから観光地みたいなもんだしね。余裕でたどり着けそうじゃ。

案の定めちゃくちゃ走りやすい。

それにしてもセンターに苔がある程度でGoogle車が普通に通れそうな道なのに何故かGoogleマップで表示がないという。不思議。

川沿いの道を走るのがGood。涼しげだし、ほんと癒しだわ。

そろそろ近いかな
空ふさがり
来ました、映えスポットで有名な
「そらふさがり」。

これは─────…凄い!
突然両側から切り立った岩がどんと現れた。
バイク止めて上を見上げると・・・・・・・

確かに「そらふさがり」という名の通り上を見上げると岩🪨と木々で空が塞がれたよう。
想像力をかきたてるようなスポット名で名付けた人はセンスあるなぁとちょっと感心してしまった。

巨大な岩の間を川が流れる上に道を造ったのか道路脇の下を覗くと結構な深さがある上に川も流れている。(写真じゃ分かりにくいけど)
こんな感じで現在は川を半分埋め立ててこの林道が通っているけど、森林鉄道時代は桟橋になっていたそうな。
左に見えるのは廃線跡?

「空ふさがり」を抜けてもまだまだ林道は続くみたいだ。一瞬惹かれたけど時間かかるかもだしそこまで冒険する気も起きず。やめた。笑

まさに非日常的な空間で時間を忘れて写真撮ったり岩を眺めたり。岩のゴツゴツっぷりや苔を観察したり。

素晴らしい〜✨
想像以上の良さだった。
やはり休日だとバイクや自転車が何台か来るのかな❓幸い平日なのもあって私以外誰も来なく撮影にも集中できた。誰もいない映えスポットに寄れるのは平日走れるライダーの特権じゃ✌️

よかったよかった〜ピストンになったけど訪れてよかった。今日の2つ目の目的スポット、無事終了。
「旅足橋」も「空ふさがり」も両方今更感だろうけど満足。まぁいいよね。笑
後に電波繋がるところで地理院地図で見てみたのだけど「空ふさがり」の先は道が枝分かれしていてR41に繋がる道と浄蓮寺峠に繋がるみたい。
走れるならいずれ走ってみたいかも。

さて、今日の問題はここから。どこを走ろうとか何も決まってなく…どうしよう⁉️
止めてGoogleマップ周辺エリア全体をさっくり見てこのまま北に進んで東へ向かうことに決めた。

室洞峠なる峠を走るぞよ

分岐点。左だと先程走ってきたr64に当たるみたい。では「併用林道」の右へ…❓

道なりに進んでいった先にはお決まりの林道通ずる真っ暗な穴がぽっかりと⋯
七宗林道 七宗森林鉄道の廃線跡②
暫し道なりに進むといかにも林道なゲートが現れた。

ここもちゃんと舗装されてるのでどんなバイクでも走れそう。この林道も森林鉄道が通ってたみたいだよ。では参る。

凄い、前には険しい岩山が聳え立っている。あれはなんていう岩山だろうか。

先程の室兼林道と同じく川沿いを走っていく。

岩の間を縫うように走る…道のカーブが美しい。日は当たってはいるものの全体的に薄暗いのがまたいい感じ。
この辺も森林鉄道が通っていたのかな。抉られたような岩壁なのは人によって削られたのだろうか。


七宗林道、こりゃ良い道かも

「七宗遊園マス池」のところにでたけどこのまま真っ直ぐ。

栃洞林道かぁ…通行止めだけど道的にはr58平成こぶし街道に繋がっているようだ。


暫く葛屋川沿いを走り峠が近付くにつれ標高が上がってきた。ぐんぐんと。
室洞峠
峠に着いた

看板も峠の碑も何も無く、あるのはカーブミラーと⋯水晶山の無線中継所に通ずる砂利道があるだけ。
峠を示すものが何もないとさみちい。ある峠とない峠のは違いはなんだろう。

そろそろ下界が近い感じ。
七宗林道…気持ちよく走れたし別の季節にでも走ってみたいと思わせる良き林道でした。
もともと川沿いの山道を走るのは好きだけど、そこに奇岩や岩石の節理や切通しにあるような岩壁があったら尚良し!思い出補正入ってるかもしれないけどこの七宗林道がまさにそれだったかも。
思わぬ素敵な道を走れたのがとても嬉しい。

いい道だったよー

室洞峠を降りて岐阜r58に出た。

近くに氏子峠なる峠を見つけたのだ
r58はちょっとだけ走って氏子峠で南下しよう、そうしよう。

ENEOSのすぐ隣の道に入って峠へ向かう。

そのまま進んでみると・・・・・・・
林道 氏子線
お約束の林道看板が立っていた。

やはり( ܸ ⩌⩊⩌ ܸ )
そういや途中下呂市に入ってたのね。
下呂も美濃エリアではなく飛騨エリア…タイトル通り東濃じゃない💧けどこの林道の峠でまた美濃に戻るからいいのだ。
ちなみにこの氏子線・・・・・・・

林道の看板もキレイだしまぁ大丈夫だろうと思ったら結構アレな道でした。まぁこの辺はまだ良いのだけど。

荒れとるし・・・・・・・

めっちゃ坂・・・・・・・
これはオンロードの重たいバイクではキツそう。途中でうっかり止まりたくない感じくらい急坂( ¯▿¯ )

Dトラなので走行するのに何も問題ないとはいえ神経を使う。寝不足で朝から何も食べてない体に地味に応える💦
氏子峠

峠に着いた。ていうかなんつー坂の道だった。軽いDトラだったから良かったものの。

こちらはちゃんと記念碑が立っていた✨しかし抜け道にもならなさそうな道を誰が通るのだろうか。
こんな荒れた林道でも開通記念碑があるくらいだから市長や町長や関係者が集まって開通記念のテープカットとかしたのかな⁉️なんてどうでもいいこと想像してみたり。笑

さぁーさっさと下る!

降りた先には獣害防止ゲートが。。。
これあると一瞬ドキッとするけど対処の仕方は知ってるので慌てない。バイクから降りて冷静に門扉ロックを開ける。笑

起点の看板見たはずなのにこちらも起点の標柱があった。

省略してR41沿いにある「道の駅 美濃白川」で🚻休憩。
昼飯も何も食べてないから何か食べようと思ったけど、どうも惹かれるものがなくすぐ去ることになってしまった。

さぁどこ走るかなんだけどr62かr70で東に向かいR256に入るのがきっと無難。
それでいいのだけど、もう少し…もう少し欲張りたい。

Googleマップ見て決めよう

よし決めた!R41からr68へ‼️
赤河峠から去年訪れた坂折棚田の近くを通って再度r68から遠ヶ根峠へ向かおう、そうしよう。
町道赤河福地線から赤河峠へ
r68を抜けて町道に入った。

氏子線を走って少し疲れたので荒れた道はしばらく避けたい。笑

なんと1.5車線の平和な道だ〜この感じが続くなら良し!

おぉ山一面の苗木が。いつ見ても不思議な光景だよね。鹿対策だっけ。植樹した苗が無事育つといいけどなぁ。
赤河峠

赤河(あこう)峠とやらで恵那市に戻った。
何時間ぶりの恵那市。あまり峠っぽくないけど地理院地図によると標高667mもあるらしい。

赤河峠を経て棚田が広がる下界に降りてきた。この辺りは去年訪れた「坂折棚田」があるところ。

さぁr68の中野方峠で白川町入り。
どうするかって❓まだまだ走るのだ。
氏子線で寝不足の疲れが来て一瞬眠気に襲われたけど何故か元気が回復してきた気がする。
遠ヶ根林道
今度はこちらの道。遠ヶ根といえばその昔、岐阜r72で遠ヶ根峠を越えたことがある。どんな峠だったとか記憶にほとんどないのだけど。

今回は横断する林道で峠入りしようと思う。さーて参る。

なんじゃこりゃー走りやすい!

道もちょーー綺麗と思いきや途中から下の画像のような道が続いた。けど道も荒れてなくスムーズに走れてる。先程走った氏子線の荒れっぷりに比べりゃ快適走行。
それより先程から雷の音が聞こえるような・・・・・・・
遠ヶ根峠

難なく遠ヶ根峠に着いた。

そういやこんな2車線のさっぱりと何も無い峠だったようなそんな記憶が蘇る。それとここはちょうど中津川市と白川町の境なんだね。
遠ヶ根峠に着く前から聞こえてた雷音がかなり近い。雨雲レーダー見てみよう。
あ・・・・・・・


ま、マジで⁉️
天気予報では一日晴れだったのにまさかの雨雲。
けど雨雲レーダーの流れを見る限り局地的なものっぽいし、、、とにかく雨雲のエリアに被らなきゃどうにかなるかなとカッパ着るのをやめた。要は雨雲を避けながら走れば良いのだ。

今のところは大丈夫そうだったので遠ヶ根峠から南下してすぐ分岐の道に入ることにした。降りませんように…
広域基幹二ツ森林道〜細ヶ谷林道
入ってすぐに林道名が彫ってある石の標柱があった。

広域基幹二ツ森林道かぁ。雷音もまだ聞こえるしとりあえず進むしかない

よいな〜良い感じだ。今日はなかなか好みな道を走れてる。

ちょうど林道に雨が降った直後なのか路面が濡れている…暑かったけど少しだけ冷んやりしてきた。よかった。

しかし滑ってコケないうにしなきゃと気が抜けない!

また帰ってバイク洗車しなきゃだぁ

真っ直ぐ進めば二ツ森展望台に繋がる。寄ってもいいけど気力なし。笑
右折して細ヶ谷林道とやらへ。

この林道、幾つか色んな林道に分岐するので林道お散歩ツーリングするには良さそうエリアだね。
この記事書くにつれこの辺の林道についてググッてみたら、昔このエリアの林道は未舗装が多かったらしく、オフ車乗りの人達がよく走りに来てたとか何とか。
しかし全線舗装されちゃってがっかり、それからオフ車乗り人たちからはそっぽ向かれてしまったらしい。舗装路化されちゃってがっかりするのも分かる気がする。笑
でもまあ初めて走る道だしオンロードのバイクで舗装林道に慣れ親しんできたのでわたし的には不満はなし。


雨上がりのしっとりとした空気に緑の独特な香りが漂う。ちょっとした涼しさが心地よい。

細ヶ谷林道の起(終)点に着いた。
遠ヶ根林道から遠ヶ根峠を経て二ツ森林道〜細ヶ谷林道で東に横断する形になったけど、どの道も走りやすくなかなか良かった。
また機会があったら別の林道も走りに来ようと思う。
二ツ森展望ライン
R257の交叉点「野尻」から二ツ森展望ラインへ。

R257、256と並走する道でなんともない2車線の快走路に出た。

ばびゅーん!安心して走れるって( ` -´ )bイイネッ✨
ずっと山道走ってきたからこういう道がなんだかありがたくなる。

雲がかかった山々に緑鮮やかな水田。5月に田植えしたであろう稲は一ヶ月先にはもっと伸びている。そして9月頃には黄金色に染まる⋯🌾🌾🌾🌾🌾

田植え後の鮮やかな夏らしい田園風景を見てると不思議と心が落ち着く。こういうのに反応してしまうのは日本人だからかな。


ばびゅーんと。二ツ森展望ラインもなかなか良い道だった。良い道づくしじゃ。あては腹いっぱいじゃ。

展望ラインも走り終えこれからどう帰るか。R256からR19へ。R19に出たら帰路だともうお決まりルートしかなくなってくる。

R19を走りながら考える。どう帰るか。ここでまた迷ってた。
R256をそのまま東へ走るとまた阿智村に戻ってしまう。R19をそのまま北上すれば塩尻。
やはり権兵衛トンネル抜けるルートになっちゃう感じ?
・・・・・・・
ま、まてよ・・・・・・・
寄りたいところ思い出した!!!!!

あるスポットを思い出したのでソッコーで向かうことにした。
その場所は茅野市。
選択肢としてけっきょく権兵衛トンネル抜けるしかなくなったけど。
「道の駅 賎母」を通ったのがPM4:45。そこから100km。
間に合うか・・・・
暗くなる前、なんとか7時前には着くようにしたい。
信州へ
R19〜権兵衛トンネル〜R152
目的がもう決まったのでここからは国道onlyまっしぐら。おなじみの道なので写真も端折ります。笑

トラック街道R19。木曽川沿いは国道を逸れた側道にちょいちょいと見所があるんだよね〜。
R19は単なる通り道のイメージなんで、スポットメインで走りに来る機会がなかなかないのだけど。

ループ橋をぐるり走り、姥神トンネル→羽渕トンネル→番所トンネル→そして権兵衛トンネルへ。
権兵衛トンネルが有名すぎて他の3つのトンネルの存在がとことん薄い気がする。笑
ちなみに昔から気になってるのが権兵衛トンネルの旧道、権兵衛街道の権兵衛峠。通行止めのところまで行ってみたいと思ってるけどなかなか実現できてないのじゃ。
そして・・・・・・・

権兵衛トンネル抜けた時のこれ!眼下に広がる伊那の街並みを眺めながらバビューンと下って走るのが気持ちいいよね。夕方時間でちょっと夜景入ってたから綺麗だった。

そしてR152。もみじ湖経由、林道日影入線ルートもチラリ考えたけどそんな時間はない。

茅野市入りした!
あと少し!
スフィンクス
・・・・・・・間に合った!!!!


スフィンクス 笑

R152の杖突峠過ぎたところにあるよw
これを暗くなる前に見る為だけに2時間休まずすっ飛ばしてきた私。しかしこんな所にこんなものが……誰がなんのために❓設置したのだろうか。笑
ツタンカーメンも驚きだぜい

なんつーかよく走った一日でした。

早朝の諏訪湖SAでおにぎり食べてから何も食べてない。寝不足なのにずっと走りっぱでさすがに疲れた。


日もとっぷり・・・・・・・
小淵沢ICから中央道に乗ることにした。

談合坂SAにて。15時間ぶりにやっとここで食べる物を口にした。疲れてて座った瞬間根っこ生えたのか1時間以上休憩してしまった。_ノ乙(、ン、)_
result

走行距離は約790km。下道約400km。最後は国道突っ走ったものの山道もそれなりに走ったせいか疲れました💧
RouteMAP

ルート詳細➡touringRouteMap
