今回の記事はツーリングっぽいのは一旦おいといて
ヽ(・∀・ヽ)(っ・∀・)っ➰🏍
震災遺構の訪れと目的地の南三陸町にある工房に寄った話中心です。では朝の7時出発。
宮城県:R398

失敗したのは石巻市の朝の交通量の多さ!
R398が大渋滞で、ちょうど通勤時間に当たってしまったようです。
あと30分早く出てればなぁ〜裏道を走ればよかった〜と地図を見たら、どうやら道も限られてる様子。
諦めて前の車のランプを見つつ、のんびりついてってました
渋滞から解放されたのは女川港過ぎたあたりかな?
よかったよかった。その後はしばらくR398リアスブルーラインを走ります。

”過去の津波浸水区間”標識。この辺からぐっと多くなりますね。

各海岸沿いは防潮堤の工事が行われてます。石巻市を離れる前に寄って行きたい所があります。
大川小学校跡地

東日本大震災の震災遺構”大川小学校跡地”へ。
今回で2回目の訪問です。
今回のツーリングで寄る予定はなかったのですが、近くに来たのなら・・とやはり立ち寄ってしまいました。それは私の中でいくつか訪れた震災遺構では一番心に残った場所というのもあったのです。
そして・・・他の誰かとではない、ひとりで思い偲びたかったのです。

時間も早かったのか、私しかいませんでした。

”大川小学校跡地”はご存知、東日本大震災で全校児童108人の7割に当たる74人、そして教職員10人が亡くなり行方不明となったとても悲しい場所です。

そっと手を合わせて、校舎の近くへ。



ぐにゃりと捻じ曲がった校舎の一部。津波の圧倒的な威力で破壊された校舎を、実際に目のあたりにすると衝撃を覚えます。
犠牲になった子供たちが感じた恐怖、離れていた親たちの不安・・・悲しみ、そして悔しさ、虚しさ、いろいろなものがこみ上げてきます。
震災から8年以上も経ったとはいえ、ここに立つと何と言っていいのか・・言葉というものが出てきません。言葉の代わりに出てくるのは涙だけで。


被害に遭われた方や遺族の方々には見るに堪えない遺構だと思います。
どんな悲劇でも時間の経過とともに、メディアの露出も減り、人々の記憶から忘れ去られてしまう・・風化させない為にも。
子供たちの無念、そして教訓。決して忘れてはいけない震災の惨禍を後世に語り継ぐために残してある遺構なのだと思います。

ちょうど私がここを訪れた2019年10月10日。
大川小学校の児童23人の遺族が、市と県に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第一小法廷は市と県の上告を11日までに退ける決定を決定。震災前の学校側の防災対策が不備があったとして、計約14億3600万円の賠償を命じた二審・仙台高裁判決が確定しました。
震災から8年7ヶ月・・・ようやく遺族側の勝訴が確定した日でもありました。
南三陸町

大川小学校跡地を後にし、”新北上大橋”を渡りそのままR398に進みます。

今回の目的地、南三陸町へ入りました🐙
南三陸さんさん商店街

🐙相棒を迎えに行く前に”南三陸さんさん商店街”に寄ることにします。

時間はまだ朝の9時半過ぎ。早かったのか車もほとんど停まってなかった。あとから観光バスも来て観光客で賑わい始めたけど。


2012年2月25日に仮設商店街としてオープンした”さんさん商店街”。2017年3月3日(サンサン)に、この本設をオープンしたらしいですよ。

「タコじゃないけどタコソフトクリーム」!バニラソフトにトマトまるごと一個のコンフォートなんて、美味そうじゃない?
とはいえ残念ながら定休日で食べられなかったけど💧

工房行くので楽しみに取っておきます。

タコの案内看板がかわいい。
ありとあらゆるとこで蛸蛸蛸蛸蛸蛸タコだらけです。
南三陸町といったらなぜタコ🐙なのか?
それは・・・南三陸町志津川地区は「西の明石、東の志津川」といわれるほどのタコの名産地なのです。なのでタコが復興のシンボルになってるんです。

「おせん」7巻”タコと家庭料理<其ノ二>”から
それにタコは”エサによって味が変わる”唯一の生き物で、南三陸のタコは、ウニ、ほたて、ツブ、アワビなどの一級品をむさぼる超グルメなタコらしいですよ!要はタコ🐙ワールドの中でもセレブなタコってやつですね。

モヤイ像とオクトパス君。

お店がたくさんあって充実してました。
東北の、南三陸町のご当地物も充実してて見るだけでも楽しい。お土産を買うのにいいところですね。飲食するところもあるし、座るところもあってのんびりできます。
名物の「南三陸キラキラ丼」や「南三陸カレーパン」も食べれなかったが気になるところ。

自宅用に『ピリっとねぎたこラー油』を買いました。人気商品だそうで、積んであったの見て即買いしました。
こういうご飯🍚のお供系は美味しいですよね!もっとたくさんお土産買いたかったけど・・・一泊用のシートバックなので積載量的に厳しいのがつらい。
近くに来たら寄ってみるのをオススメします( ‘-^ )b

R398を逸れて入谷の方へ。
入谷Yes工房

目的の工房に着きました。
約2年ぶりの”入谷Yes工房”です。
ちなみにオクトパス君とは?
いわゆる南三陸復興キャラクターです。よくある”ゆるキャラ”とはちと違いますよ。

東北を回った時に工房で買ったオクトパス君をツーリングのお供として連れ回してます🐙。

工房の前の道路はめっちゃ急坂なので、バイクを止める場所を選びます。駐車場もゆるやかな砂利の坂。なので近くにうまく停めるしかありません💧
着いたのは10時半。朝早かったのもあって私一人でした。前回同様、工房のお姉さんが暖かく迎えてくださいました。嬉しいなぁ。
ちなみに工房内の撮影は自由なのです。

ゴールドのオクトパス君もいます。ご利益ご利益。(。-人-。)

日本一周したという色褪せたオクトパス君が飾ってありました。
それにしても、しくじりました。どうやって連れ回したか聞きそびれたーー。車?バイク?チャリ?それとも?


ありがたく工房内も案内してくださいましたよ。
記念写真を撮ってくださったり、そして色々お話も聞けてよかった。新たな相棒をゲットして、お土産も買って工房を後にしました。
裏にある神社にも是非と寄ってくださいと勧められました☺︎。
もちろん、寄りますよ(๑^ ^๑)!
入谷八幡神社

工房の前の坂を上った先に神社があるそうで・・前回工房を訪れた時は閉店間近で、神社の存在も知らずにさっさと入谷を後にしてしまったのでした。

ここが『入谷八幡神社』ですね。赤の鳥居が2基。
鎮守の森・・・境内には立派な樹齢400年といわれる杉の木やカヤの木がそびえ立ってます。神社といったらやっぱ杉の木ですよね。
この入谷八幡神社は説明によると、源義経が祈願成就の御礼として京都の岩清水八幡宮より空海自筆の額一面、金の幣三本、平安城の刀一振りを奉り、勧請したと伝えられている由緒ある神社だそうです。なんと1300年前に創祀されたらしい。
鳥居をくぐり石段を上っていくと・・・

巨大なオクトパス君🐙が鎮座していました。さんさん商店街にあったのと同じのかな?撫でるとご利益あるそうです。

なでなで・・・”✋🐙
合格祈願の絵馬がたくさん下げされてました。私の受験時代にオクトパス君があったらお願いしてたかもなぁ。


静かな神社には・・・いい”氣”がながれていました。

そして神社の階段を降りながら、なんだかほっこり、幸せな気持ちになりました。
なんでかな?笑
そして出発し・・・南三陸町を後にしました。
これから宮城をゆるやかに、うろうろしながら南下していきます。
そして福島に戻り高速で一気に帰る予定です。
新たなる相棒

オクトパス君(中)。思ったよりデカかった。
ある仲間にあやかって・・お供として連れていくのを了承を得てたので同じく相棒にしちゃいます。
私自身、立体物のフィギュアはまぁ好きだけど💧カワイイ系のぬいぐるみの類とか子供の頃から興味が無いタイプ。
けどこの🐙タコくんには訳あって思い入れがあり・・・
単なる思いつきではなく、相棒として迎えるに至るまで色々思うことありまして。
そのためにわざわざ南三陸町まで訪れたのでした。
にしても遠かった。
オクトパス君グッズはぶっちゃけAmazonでも買えます。けど相棒にするなら現地で買わないと、とのことです。
”置く”と”パス”で受験シーズンに人気のあるオクトパス君。合格祈願!という縁起の良い復興応援キャラですが、、、
仲間曰く
「合格・受験のみならず~色んな道も、
無事に“パス”できますからね( ̄ー ̄)b」
だそうです。笑
今後走る道も、コーナーも上手にパスできるかな?なんてね🐙