暦の上での季節がちょうど晩秋の頃に九州の北部を走ってきましたよ✨
九州は5年前に2週間近くの車中泊の旅に出たのもあって、あまり行く気が起きなかったけど、ようやくバイクで走る気になったということで。ほんと、ようやくです。
今回はタイトル通りまんま北部のみ。県全部回ってもよかったけど、移動時間除けば5日間というタイトな日取りでかなり端折ることになるから宮崎と鹿児島を除いたわけ。自分的にはさっくり回るだけで終わるよりか良かったかなと。
それと⋯
カメラ📷忘れた
ので全てスマホでの撮影になってしまったぁぁ
ということで今回の九州ツーリング記事はいつもの走行中の道路風景写真はなく、停車時で撮影したのみなので写真は相当少なめ。逆に昔みたいに編集がラクになったかも。笑
九州ツーリング 移動日
今回の旅は一気に東京九州フェリーで一気に九州入りすることにしました。
ターミナルにあった案内板から
関東から九州ツーリングに行くのもこなれてくると西の“何処か”まで走って途中からフェリーに乗ったりするよね。けれど私は最初だし直行でいいかなと。それにフェリー内でのんびり過ごすのも好きだからいいのだ〜。
ちなみに車中泊では九州まで1,100km高速を走ったけど長いし飽きるし苦痛だった思い出しかない。笑
フェリーの旅ってワクワク感半端ないよね〜
とくにタラップに乗って乗船下船する瞬間が好きかも。高知県近くを通過中、なんと懐かしの足摺岬灯台が見えた。そろそろ四国もまた来年あたりに走りにいきたいな〜
つーことでPM9:00 新門司港到着。何台かのバイクがここで記念撮影してた。もれなく自分も同じことしてみる。むふふ。
このあと小倉のビジホに向かってあとは寝るだけ。おやすみなさい、明日からツーリングスタートじゃ〜!
九州ツーリング 初日
おはよう初日。今日の最終目的地は別府。
天気はまだビミョーな感じ。でも雨が降らないだけでもありがたく思わなければ。
いい感じの県道、福岡r28を走ってたら櫨ヶ峠隧道というトンネル内は素掘りの古くて味な隧道を通った。トンネル出てすぐ切通しになってるのがいいね。
ちょいと調べたら第二次世界大戦中は弾薬庫として使用されていたみたい。なるほど〜φ(..)
平尾台の雄大な景色
まずは3大カルストのひとつ平尾台に行くぜよ。
あれが平尾台じゃない?手前に広がる田圃の上にかかる靄がなんだか神秘的。( ∩ー̀֊ー́📱⊂ )パチリ
標高もあるせいか周辺の道はクネクネが続く
ツーリングが趣味で全国あちこち行ってるなら説明いらずだけど一応。日本三大カルストとは、ここ福岡の平尾台、高知と愛媛の県境にある四国カルスト、山口の秋吉台の3つ。いちばん広大という秋吉台はまだ未踏だけどそのうちに。
ここから駐車場(茶ヶ床園地)まで行って引き返してきた
点在してる小さな石灰岩、そして広大な草原の景色⋯カルストといえばこんな感じ❓
四国カルストの風景さえ写真見なきゃ思い出せないほど忘れつつあったけど、そうそう、カルストといえばこんな風景だったなぁ〜って思い出した。
東日本にはなく西日本でしか見れないカルストの壮大な風景。一度は訪れてみても損は無いよね。
スピード出させないようにするためなのかアスファルトに凹凸のある四角いものが施してあった。
平尾台への道は地元のツーリングライダーだけでなく地元若者ライダーも走ってたのでr28は人気のツーリングルートとしては鉄板なのだなと。
シートバッグは付けておらず、ていかにもなライジャケではなく軽装なスタイル⋯というのが地元若者ライダーという先入観ありありの勝手なイメージを抱いてたり。人は年齢を体型のシルエットで無意識に判断するらしいので、後ろから見て若者かそうでないかは大抵分かってしまうのが切ない。とうぜん私も然り。笑
京築アグリライン
r242京築アグリラインから。雲も少なくなり青空が見えてきた。やったね。ツーリングはこれでなくては。
広域農道、京築アグリラインはここ福岡では鉄板のツーリングロードなのかバイクが沢山走ってた。
途中にある「大きな椅子・大きな机」によってみた。
椅子の存在は昔なにかの写真を見て知ってたけど場所が移動したんだね。一度解体したのかどうやって移動させたのかが気になる。やたらデカくて可愛いぞ。
こういう実物より大きくした巨大オブジェっていいよね。全国各地にもっとあってほしい。個人的には実物大の1/1フィギュアと通づる楽しさがあると思ってるのでこういったオブジェは堪らないものがある。笑
名勝 “耶馬溪” 及びその周辺
文政元年(1818年)、頼山陽(らいさんよう)という江戸時代後期の歴史家が「耶馬渓天下無」と漢詩に詠んだのが耶馬渓という名前の起こりらしい。φ(゜゜)ノ
耶馬溪も本耶馬渓、裏耶馬渓、深耶馬渓、奥耶馬渓に分かれてる。遠くから来た私にゃ最後までエリアの違いによく分からずに走り終わってしまった感じ。笑
有名らしい青の洞門。
どうやら江戸時代(1730年享保15年)に30年かけて手掘りされたみたいで、掘削当時は「樋田の刳抜」(ひだのくりぬき)と称してたらしい。
この洞門がノミと槌だけでくりぬいて出来たって凄くないか?
歴史を知っていればくぐる時もひとしお。しかしいつも後になって知るのが私。
ゴツゴツした岩のトンネルをバイクでくぐる時のワクワク感は全国何処を通っても一緒だね。
そして洞門から先に聳え立つ競秀峰。迫力あって見事!
そして馬溪橋。
近くの御霊もみじ(御霊神社)に寄ったけど紅葉🍁には早かったらしい。
「道の駅やまくに」によってお昼に蕎麦を食べたよ。こぶし大程の大きさがある舞茸の天ぷらは食べ応えあって美味かった。
トイレに貼ってあったポスター。ご飯のキャラ🍚が可愛くて撮っちゃった。
耶馬溪鉄道廃線跡
山国川を挟むR212の対岸の道を通ることにした。
紅葉がポツポツと⋯いいね!
なかなか味な道を通ってきたな⋯と思いきや、耶馬渓鉄道廃線跡を利用した道はメイプル耶馬サイクリングロードといってバイク進入禁止なんだね。
標識あるのにも関わらず道幅もあるからろくに見ずに通ってしまった〰️〰️〰️〰️
ごめんなさい(´>∀<`)ゝ
こういう道は好みなんだけどな〜
お次は広域農道「メイプルファームロード耶馬」を通過。
広域農道入口に俳人・野中亮介氏の一句が書かれた木の立て看板がひっそりとあった。
“一溪や出てぬ生計(たつき)や鯉幟”⋯
詠むセンスは無いけど俳句好きなので見つけると気になってしまう。
この辺一帯が観光地だからか黄金の字体で彫られている立派な竣工記念碑があった。林道はよくあるけど広域農道と彫ってあるのって珍しくない❓ そうでもないか…
道はスイスイと走りやすい快走路。秋ももっと深まれば紅葉のトンネルになって綺麗だろうな。
「一目八景」は有名な観光地だからか混んでた。一枚撮ってそそくさと去った。笑
さよーならー
一目八景のあるr28を走り終えR387まで来た。
あの特徴ある山は大岩扇山という山なんだね。走ってて最初一部だけ見えた時は群馬の山を思い出した。⋯えーとなんだっけ、とすぐ名前がでなかったけど荒船山か。切り株みたいな形も同じで似てるなぁなんて思った。
宇佐のマチュピチュ⋯
に寄ってみた。
自称和製マチュピチュ第2弾。笑
あと残るは愛媛のマチュピチュか〜〜
そのうち全部制覇しちゃう?笑
国道387号から望む西椎屋地区は、地元の人が秋葉様(火伏せの神)と呼ぶ円錐形の山を背景にした棚田と集落の景観が南米ペルーのマチュピチュに似ていることから「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれ、全国紙やヤフーニュースで紹介されたことから、注目度が大幅にアップしています。
宇佐市公式観光サイト
また、2016年3月には「宇佐のマチュピチュ展望所」も完成し、多くのお客様が訪れています。
色眼鏡で見てしまうと「うーんそうかね( ̄σ・ ̄)」って思ってしまいがちだけど、そういうの抜きにすればこれはこれで良い景観だと思う。
日本の「○○の○○(世界遺産や景勝地etc)」って幾つか訪れたけど日本人は何かとこじつけるのが好きですなぁ。
東洋のリビエラとか東洋のマチュピチュとか日本のアマルフィとかなんとか。本家と比べるとしょぼくて⋯あ、ゲフンゲフン。でも嫌いじゃない。笑
誰かのSNSか何かが発端で絶景だと広まって地元の人が観光地化しようと盛り上げる⋯大抵はそんな流れだと思うけどここは地元の人から発信されたのかな。
頑張って町興し的なのをするのはいいことだと思う。ここ「宇佐のマチュピチュ展望所」にはお店もあって地元の人たちが楽しそうに営んでてなんだかほのぼのしてたよ。
そのお店にペルーにかけたインカソフトやインカコーラが売っててちょっと笑ってしまった。写真撮っておけばよかった。
そのあと両合棚田に寄ったけどよく見えるポイントがイマイチ分からずあっさり引き返した。
写真のは宇佐市院内町あたり。長閑な良い景色(*^^*)
時間もあっという間に3時を過ぎて日が陰ってきた。
仙の岩 (大巌寺)
r50沿いにあるでっかい岩山。
これみて中国の水墨画に描かれる山みたいだなぁなんて思ったよ。
展望台があるけど写真撮って通過しただけ。ツーリングだと忙しなくじっくり観光することができない自分。まぁ走り優先しちゃうからしょうがないけどさ〜
R500!
関東人には馴染みのない国道ナンバーを見る度に新鮮さを感じる。北海道では道道1000桁みたいにね。こういうのチェックするのもツーリングでの地味な醍醐味。
ここで気になって思い出してみた。500は(大まかに)大分、400は福島、300は山梨だっけ⋯⋯えーと、200はなんだと分からず調べる。お、200は福岡かぁ⋯では100は⋯⋯欠番だったか⋯⋯⋯
アフリカンサファリのマンモス像🐘
別府市にやってまいりました。
十文字原展望台
別府市を一望できる展望台に寄ったよ。
有名なスポットなのか次々と車が停まって人が来ては消えてったり。観光バスまで停まっていたからびっくり〜
ひっきりなしに人が来たけど少なくなってきたところにパチリ。
霞がかってなければ四国の佐田岬が見えるみたいだけど⋯そういえば佐田岬の灯台から大分県がうっすら見えたっけ。
うーん⋯見える⋯のかな⋯⋯🧐?!
確かにここで見る夜景は綺麗そうだね。
湯けむり展望台
別府温泉といえば湯けむり。
温泉街からのぼる湯けむりが見れる「別府湯けむり展望台」に来ましたよ。ここは車中泊の時にも寄ったっけ。
“ゆけむりの 風と遊べる 小春かな”⋯別府の俳人・倉田紘文氏の俳句が彫られている石碑も。
いい雰囲気♨さすが湧出量日本一の温泉地だ〜!
鉄輪温泉にある宿に着いてから温泉はいって。
鉄輪温泉 温泉街
夜は鉄輪温泉の温泉街散策をした。
湯けむりもうもうと・・・・・・・
温泉街の雰囲気って好き。欲を言えばもっとゆっくり滞在して湯巡りしたかった。最低でも1週間くらい滞在して湯治したら体の悪いところもよくなりそうだなぁ⋯
明日は阿蘇です。おやすみなさい。