紀州 再再訪 ~参~
紀伊半島touring’23 ③

本記事は旅の4日目を収録してます。

宿の裏からだけど良い眺め(๑^ ^๑)

R425沿いを流れる日高川。日高川といえばヤッホーポイントでヤッホーしたっけ。( ¯▿¯ )

CONTENTS

4日目 龍神村〜熊野本宮大社(熊野三山)〜R425〜十津川〜下北山村〜上北山村〜川上村〜

今日は山道を沢山走ります(゜゜)ノ

旅のハイライトだ〜

r198〜R311

R425からr198へ地図的には半島を一旦南下。そして横のラインのR311で横断することになりました。

ほんとは同じく上を走るR425を走りたいところですが、残念ながらその区間は通行止め。

R425の続きはまた後で(。-∀-)〜♪

あそこに見えるトンネルは長ったらしい「水上栃谷トンネル」。

これから熊野三山ラストの熊野本宮大社へ向かいます。

熊野三山も本宮大社→速玉大社→那智大社の順に参拝することが正式らしいけど、でもまぁその辺は全く気にしません(๑^ ^๑)

紀伊半島の内部に入っていくと、さすが標高1,000〜2,000m級の山脈が東西あるいは南北を走るだけあって、デカイだけじゃなくて本当に山深く自然豊かなところを走ってると実感します。

前もどこかで書いた要な気がするけど。関西の人たちは紀伊半島余裕で来れるから羨ましいなぁと来るたび思う。四国や山陰…近くていいなぁ。関東からは遠くてそう簡単には来れませんから。でも関東は東北エリアに行きやすいですね。

隣の芝生はなんちゃら〜

ないものねだりってやつですヾノ´・∀・`)

R311。さすが国道、走りやすい2車線がずっと続きます。国道なのに交通量皆無ってところが良い!

熊野川に架かる古めかしい備崎橋。熊野本宮大社がそろそろ近い。

ここまで来たから温泉好きには湯の峰温泉のつぼ湯…

なんだろうけど( ̄▽ ̄)

あ、世界遺産に登録された温泉ですφ(゜゜)ノ

それはまたの機会に

…4年後? 笑

熊野本宮大社

全国の「熊野神社」の総本宮にあたる熊野三山。熊野速玉大社、熊野那智大社ときて、ラストは熊野本宮大社。

既に厳かな雰囲気。。

参拝の順序が決まってるみたいだけど、一番空いてるところに並んでしまった(°▽°)

本宮大社を後にして。少し離れたところに「熊野本宮大社大斎原大鳥居」があるので寄りました。

田んぼ風景が広がるところに、高さ34m、幅42mという日本一の鳥居が見えてきます。遠くからでも圧倒的存在感。

この風景が見れただけでこれから何か良いことがありそうな…そんな予感。(*^^*)

今回の旅で熊野三山すべて訪れることが出来ました。

R168〜R425 奈良県入り

ついに奈良県最南端、そして日本一大きな村”十津川村“に入りましたよ。

真っ直ぐ綺麗に伸びるR168。

紀伊半島のメインロードの特徴といえば、縦の道は比較的走りやすい道というけど横の道はとても複雑。地形的に紀伊山地が連なるせいでそうなってしまうんだろうけど、面白いなぁと。

酷道425号

国道425といえば8年前。

当時ちょっと気持ち的だけニワカ酷道クラスタ入ってた私。この3大酷道のひとつと言われるR425をどうしても走りたくなって、走破するためだけに紀伊半島を訪れたのです。それが通行止めで夢叶わず断念(確認不足)。

4年後に訪れた時は既に険道や色んな道をそこそこ走ってたので、3大酷道への熱は前ほどではなくなってました。

もう走破はいいかなぁ〜紀伊半島は他に面白い道沢山あるでよ!なんて思ってたのですが、、、

走行区間

今回のツーリングで60km程走ることが出来たのです。しかも真ん中辺り。

肝心な一番ヤバイ最凶区間(十津川~龍神間)は通行止め、牛廻越は走れなかったけど、距離にして3分の1の区間だけでも走れてR425の魅力を味わうことができました。

では参る〜!

この青看板、くるっとカーブした425への矢印がよいね!

やっぱですね〜

ワクワクしてきますよ(@ ̄ρ ̄@)

一応3大酷道のひとつとはいえ一般国道なんで意外に乗用車とバンバンすれ違います。

彼らはどこから来てどこへ向かうんだろう(˙˙*)?

R425号を走っていると道の脇に100m毎(?)に登場してくる数字の看板。単純にカーブの数と思ってましたが(まさかね)、どうやら災害が起きたときにその場所を端的に把握しやすくするためのものらしい。

この番号、どうやら1000番ポストが通行止めになってる十津川の迫西川にある集落に立ってるみたい。そんなにあったのか…。

スタートした時は既に600番台だったのでちょっと見てみたかったかも。

せっかくなのでなぜか棒が綺麗にくいっと曲がったおにぎり(国道標識)。

怪しげなトンネルが姿を現しました。

そして上には上北山、下北山の青看板。なんだか奈良県に来た感が…ある!当たり前だけど。

走ってきたのはクネクネばかりで完全ストレートはこのトンネル区間だけ。

そういや8年前、尾鷲側から来た時同じような怪しいトンネル走ったのを思い出しました。笑

流石にこの辺になるとすれ違う車は皆無。

役場が近づいてきたようです。

役場がある集落に近づくにつれ道が緩やかになりました。ひとまずクネクネ区間が終わったようです。

写真ではR425はかなりマイルドな普通の山道に見えますが、完全なストレート区間はトンネル以外は皆無と言っていいほど無く、ほとんどクネクネ道でr43同様にけっこう時間がかかりました。汗

下北山村役場がある集落に出ました。そのまま国道を進んで池原ダムの方へ向かいます。

途中、綺麗な朱色に塗られた印象的な鳥居がある「池神社」という神社の傍を通りました。

塗り直したばかりなのかな。ピカピカで綺麗です。

その池神社の前にある明神池。小さな鳥居に祠がありました。

この明神池、水が入ってくる谷も、水が出ていく川もない、日照りでも決して涸れることがない神秘の池らしい。どこから水が湧いているか未だに見つかっていないそうですよ。不思議〜

そういうネタは事前に知ってると訪れた時感慨深いものになるのに、書き始めて初めて知るという…( ̄▽ ̄;)

池原ダムに着きました。まずは御手洗 ⋆⸜🧻⸝‍⋆

前回も池原ダムの側を通ったのに覚えてないものです。

ウノス橋から。

池原ダムから尾鷲方面まで池原貯水池沿いの道を走ります。この辺もクネクネが続くけど道の状態は悪くない感じ。

200まで来たか〜走ったなぁ・・・・・・

そろそろR425は終わり。

最凶区間を走ってないのでR425の、酷道としての真髄を語ることはできませんが〜( ¯▿¯ )

R425を初めて訪れた時から8年の間、私も色々な道を走ってきました。なので今R425を走っても大したことないかもな〜…なんて思ってしまってたけど。道の状態の善し悪しではなく山深く豊かな自然の中を満喫しながら走れた心地良さでしょうか。純粋に楽しかった。

坂本ダムに着きました。R425とは名残惜しくもここでお別れです。

しかしまだまだ山道は続きます。

坂本ダムを渡って・・・・・・

そのまま林道へ入ります。

林道サンギリ線

林道サンギリ線……

サンギリ…

なんとなく綺麗な響きですよね。

この林道の存在を知ったのはそんなに昔ではなく4年前くらい。名前からして惹かれてたし、ずっと走ってみたいなぁ〜と思ってました。

そして3年前の関西ツーの時に走ろう!と計画した日が大雨で断念したのです。あの時はマジで悔しかった。。まぁロンツーあるあるです。長く走ってれば色々ありますね。

なのでついに念願叶う日がきましたよ。(大袈裟?)

道は舗装されてるとはいえ、そこそこ荒れたところがあります。たまに大きな石が落ちてるので避けて走る感じ。

バイクだし気をつければ大丈夫レベル ( ‘-^ )b

親切にR169まで距離がわかるキロポストが区間ごと立ってました。

道が多少荒れてても目に入る緑が鮮やかで、ヘルメットの中で思わず深呼吸してしまいます。

山深いところに入っていく感じにまたもやワクワクしてしまいます( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )

暫く走るとサンギリトンネルに出ました。山奥にありがちな一見怪しげなトンネル。笑

このまままっすぐ進んでも良いけれど·····

林道橡谷西ノ谷線

分岐のこちらを走ります。

このまま進めば大台ヶ原に繋がる道に出るけど、Googleマップによると途中で何やら道が分断されてるみたい…

けっこうな坂を上がっていきます。どこまで上がるんだろうか。

└(゚ロ゚;)┘おっと!

道幅もあって綺麗に舗装されてるとはいえ散乱物がちょいちょいと倒木や落石なんかも。

標高を上げていくと視界が開けたところにでました。

遠くに見える重なる山々の美しいグラデーション。

爽やかに風を感じる。。。

日常のわずらわしいことが全て吹き飛んでしまいそうな、この至福の時を与えてくれることにひたすら感謝。

名前のない展望台がありました。

ここで引き返すことにしました。戻ることになってもサンギリ線を全部走れることになるのでいいかな。

サンギリトンネルに戻りました。

サンギリ線はサンギリトンネルのところが一番標高があって、トンネルを越えればあとはくだるだけ。

下る時に見える景観もなかなか。

久しぶりのカーブミラー自撮り🤳サンギリ線、無事完走。これにて終了。

3年越しの夢叶ったり!

r226〜林道辻堂山線

「道の駅 吉野路上北山」で🧻済ませて大台ヶ原へ向います。R169からr40ではなく、最初は県道226を走ってからr40に入ります。

この道を選んだの正解だったんですよ(*º▿º*)

少し日が傾いてきました。時間はこの時点で15:50。大台ヶ原を下った頃はもう暗くなってるかも。。

それとこの県道、そのまま続くかと思いきや途中から林道に変わります。

カーブを曲がったところにある林道看板。県道区間は小橡川沿いまでで、ヘアピンカーブを曲がった先から林道区間スタート。

ところで「”どこ”から”どこ”までが県道」ってどう決めたりするんだろう。

道路状況も変わらず舗装路が続くんだけど、林道になるとなんとなく道の雰囲気が変わるような気がする。ヘキサが無くなるからか。気のせいかもしれないけど…

けっこうな坂を上がって行きます、ずんずんと。カーブもそこそこ。でも走りやすい!

視界が開けてきて…

空が…見えてきましたよo(^ ^)o

山深い感じと圧倒される程の素晴らしい雄大な景色。

ここでも見ることができました (* ̄ー ̄)

誰もが通る絶景ロードから見える景色も、いいな、素晴らしいなぁ✨と感動するけれど。そうでもないマイナーロードから想像もしてない素晴らしき絶景に出会った時って、ほんと思わぬご褒美を貰ったみたいで喜びも格別。。

クネクネとした山道をひたすら走って辿り着いた先に見れた風景……

私は山道が好きなんだなぁと (*ᴗˬᴗ )ꕤ

本当にこういう道を走るのが大好きなんだな、と今回のツーリングで沁みじみと思いました。

林道が終わってr40のところに来ました。

大台ヶ原ドライブウェイ

今まで大台ヶ原までの道(r40)は伊勢志摩スカイラインと同様、走ろうかなぁどうしようかな、くらいしか思ってなかった道だけど。

ここも走ってよかった道のひとつになりました。

それは…

r40に入りぐんぐんと上がっていきます。

標高のせいか木々だけみるとまるで冬景色のよう。少しだけ寒いような気がする。

大台ヶ原ビジターセンターまで着きました。大蛇嵓からの素晴らしき景色は有名だし見てみたい気もするけど、トレッキングはしません(ヾノ ˙¯˙)

どちらにしろ行き止まりのピストンロードなので、引き返します。

とりあえず下る前にトイレに寄りました。

大台ヶ原から見える美しい山々

大台ヶ原ドライブウェイを走ってよかったこと。それは帰り道でした。

ビジターセンターまで向かう時は2車線の内側を走るのでちょいちょいしか景色は見えなかったけど、帰り道からの山々の景観の素晴らしさに圧倒されました。

最近お気に入りの山のアプリ⛰️

時間帯も良かったのです。

もう17時前後でもう夕方といってもいい時間帯だったけど、曇りがかった空の隙間から見える太陽の光、その光に照らされる重なる山々の美しきグラデーション…

この日は素晴らしい山々の景色が沢山見れました。林道橡谷西ノ谷線、林道辻堂山線、大台ヶ原ドライブウェイ。

紀伊半島に来て3回目。

今回のツーリングが一番充実しました。

来て本当によかった。

少し薄暗いr40を下って…もうすぐR169へ。

「道の駅 杉の湯川上」で⋆⸜🧻⸝‍⋆休憩。

今宵の宿は三重県名張市。まだ距離にして50km…着く頃は真っ暗ですな〜

だいぶ暗くなってきました。あとはもうひたすら宿に向かって走るだけ。

三重県名張市

お腹すきました。ԅ(¯﹃¯ԅ)

日もとっぷり・・・・・・

なお
なお

ラーメンを食ううううう‼️

ということで今日はほぼクネクネ。山道をよく走りました。楽しかったー!

次でラストです。

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