5日目(8月7日)の今日は釧路まで向かいます。
道東 ❷
道の駅おだいとう

朝から道の駅に寄ってちょいと散策。『道の駅おだいとう』は建物自体もこじんまりとした道の駅です。
•¨•.¸¸♪.•¨♪•.白い大地に そよ風吹けば
希望が宿る 雪どけの水•¨•.¸¸♪.•¨♪•.•¨•.¸¸♪.•¨♪•.
トイレで流れてる歌がずいぶんと耳に残る歌だったので、なんだろうと調べたら「大別海讃歌」という別海町の地元ソングでした。笑

🅿️近くに3人のインパクトある銅像がありました。思わず吸い込まれてしまいましたよ。

こちらは「四島への道 叫び」というモニュメント。
画像には写ってませんが、この像の先には北方領土に例えた4本の細い柱みたいなのが立ってます。銅像の向きはもちろん北方領土。
海の向こうの北方領土に向かって「返せーーー!」と叫んでるんでしょう。こういう銅像をみると考えさせられるものがありますね。

今日は根室に行って納沙布岬行って、そして海沿い走って〜釧路まで行こうかなって感じです。さぁ出発!
海沿いのR244
暫く海沿いをのんびり流します。

何もないところをひたすら走る海沿いの国道。そういやR244は昨日の”天に続く道”を逸れてからずっと走ってるなぁ。。
のんびり流そうが、後ろから車が来ないからマイペースに走れるのがよいね笑 (* ̄m ̄)

だだっ広い空に真っ直ぐな道路
そして左手には青く広がる水平線・・・・・
気持ちのいいシーサイドラインのはずなのに、殺風景のせいなのか何となく寂しさを感じさせます。それが不思議と心地よいのですけど。。

R243からR44へ。セイコーマートによって朝飯買います。

朝からポテトはなぁ・・・・・・・と思いつつも🍙と共に🍟をレジに待っていく私(๑¯﹀¯๑)ムフ

R44。あの温根沼大橋を渡り最東端に位置する岬、納沙布岬に向かいます。
r35 北海道道35号根室半島線

r35は納沙布岬に向かう道道で根室半島ぐるっと1周する感じの道道でしょうか。

R44からr35に入ると根室湾がすぐ見えてきました。

そのまま何処もよらずに納沙布岬まで行くと約26km。30分以内で着いちゃいます。
まだ時間は8時半。時間を持て余してしまう、どうしようか・・・・・・・

風もほぼなく海はさざ波。穏やかな海を眺めながら
たまにはひたすら走るだけじゃなく、目的地でのんびりとするのもいいかな
なんて思ってきました(^^)
納沙布岬でゆっくりしよ〜っと、そうしよう。

びゅーーーんと流します。
r35、気持ちいーな!!

時間に余裕あるので寄り道もしてみた。

こんな道がひたすら続く・・・r35は快走路の連続でした。根室半島一周するr35ですが、景色的には半島下側より民家など建物がほとんどない半島上側の方が良いですね。
バイクでのびのびと走れて非常に気持ちの良い道でした。

風景も凄ーーくダイナミックって感じではないけど、思わずちょこちょこと停めて写してしまうくらい絵になるところがいっぱいありましたよ。

途中にあるヲンネモトチャシ群。
根室半島に32(24ヶ所が国指定史跡)もあるという、チャシ群(アイヌ民族が構築した城砦)跡φ(゜゜)ノ
チャシ群はアイヌの遺跡としては貴重なものなんだろうけど、寄ってもよく多分よく分からないで終わってそうでスルーしてしまいました💧
納沙布岬
最東端、先っちょ周辺に着きました!
北海道の観光サイトに”ライダーにとっては、ここ納沙布岬と宗谷岬を訪れることが一つのステータスになっているんです。”って書いてありましたけど( ^_^ ٥)…ステータス?
四島のかけ橋

奥に見えるあのモニュメントに寄ってみることにしました。近くの駐車場にバイクを停めます。

北方領土返還運動のシンボル的な美しいモニュメント。
4つのパーツを組み合わせた造りは北方四島(択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島)を表しているそうな。
モニュメントの海側には祈りの火が勢いよく灯っておりました。

北方領土返還の願いをこめて火が灯る・・・・
祈りの火は日本国有人島最南端の波照間島で採火され、日本国中をキャラバン隊で運ばれてきた火だそうです。

納沙布岬には北方領土問題に関する碑やモニュメントが多いですね。標津町に来てから野付半島含め、ここに来るまで「北方領土返せ」看板をよく見かけました。

子供の頃から学ぶ北方領土問題。北方領土問題はよくニュースにもなるので、読んだり見たりするくらいはしますが、ここ北海道、特に道東に来ると至る所で北方領土関連の看板等見かけるので、北方領土問題は身近で切実な問題なんだなぁと実感します。
領土問題は難しいけど、色々と考えさせられますね。今はロシアによるウクライナ侵攻真っ只中なので、益々返還が遠退く気がして残念です。
返還の時まで灯し続ける祈りの火・・・・
消える日が来ればよいのですが・・・・・・
本土最東端 納沙布岬の碑
そういえば納沙布岬は北海道本だけでなく日本の最東端なんですよね。
しかし果て感はあまり感じないなぁ(^^;;)。宗谷岬よりも人がいるし、やはり観光地だからでしょうか。

例え納沙布岬に果て感は感じなくても(?)、日本の(民間人が行ける範囲での)”端っこ”に来たというのは、とても感慨深いものがあります。
日本の東西南北端はお天気さえ恵まれれば、最南端はともかく、遠くにサハリンや北方領土、台湾を眺めることができます。なので身近にある国境を感じられる場所でもあるんですね。
その地に立ち国境を実感したり過去に思いを馳せたり・・・・。そう思えば日本の”端っこ”は国境ロマンを感じることが出来る魅力のある場所だと思います。
初日からの再会

ここである男性に後ろから肩をトンってされて、はっとして(え?誰?)と思いきや・・・・なんと三毛別羆事件跡地で会ったV-Strom250の方でした。
「あの時はありがとうございました」と。30代くらいの男性でしょうか。九州の福岡から来てて、無職になったので2週間くらいかけて北海道を回ってるみたい。福岡かぁ〜・・・・東京から来ても北海道は遠いのに凄いなぁ💦
気さくに話す方で、ちょっとおしゃべりしていきましたよ。
旅の最中に辺鄙でやばい所でバイクを倒してしまって、助けてもらうために人が住んでる民家まで歩いて、そこに住むおじいちゃんおばあちゃんに事情を話し、倒したバイクのところまで3人で軽トラで向かい、起こすのを手伝ってもらって助けて頂いた😄北海道でいい思い出ができた、と楽しそうに話してくれました。
この話を聞いた時、私の京丹後での出来事を思い出してしまいました…( ^_^ ٥)似てる……
V-Strom250は見た目より重いバイクらしいです💧けど調べてみたら私のバイクより軽い……?その辺は積載量によって変わりますけど。三毛別羆事件跡地で不安にしてたのはそのためかぁ〜って話を聞いて納得。笑
九州来たらここに寄るといいですよ!とおすすめスポットを教えて頂きました。🐙積んでるバイク見たら話しかけます〜なんて言ってお別れ。
これも旅の一期一会とはいえ、こんな広大な北海道でまた再開するとは。人のご縁は不思議ですね。

道内最古の納沙布岬灯台。バイクおりて散策しようかとパーキングまで行ってたけど、🅿️に車もバイクも結構止まってたのでUターンしてすぐ出てきちゃいました。

納沙布岬で結構な時間を過ごしてしまいました。でもそのつもりでいたし、たまにはいいかなって。
毎回走るだけじゃね〜。いつものツーリングではしない旅先での交流もやっぱり楽しいものです。

これからまた海沿い流すけどのんびり行きます。たまには寄り道しながら・・・
花咲線の無人駅
海沿いを走る前に根室から釧路を走る花咲線の駅に寄り、線路沿いをちょいとだけ走ります。
花咲線とは・・・・・・・
北海道一長い鉄道路線「JR根室本線(滝川-根室)」のうち、釧路と根室を結ぶ135.4kmの鉄路をそう呼んでいます。
車窓に森林や牧場、太平洋などが展開する風光明媚な路線で、沿線にはラムサール条約登録湿地が位置しています。
地球探索鉄道 花咲線
そういや花咲線といえばブロ友さんがどこぞの駅に寄ってたかなぁと。私も無人駅好きなんで、あやかって寄ってみようと思います。
それにブロ友さんいわく北太平洋シーサイドラインがオススメとのことなので走ることにしました
୧(・⌔・)୨
東根室駅
地図見て寄りやすそうだから寄ってみたけど、なんと住宅街にありました。

着きました。あの最東端の木製の駅標柱より、4つのレトロでカラフルな椅子に目が行きました。ちょっと可愛いかも。

日本最東端にある駅「東根室駅」。最東端は終着駅の根室駅ではなく、ひとつ手前の東根室駅なんですね。駅舎もなく駅自体ホームだけで非常に質素な造り。
けど住宅街にあるせいなのか、最果て感はあまり感じられないですね。
2017年(平成29年)の調査によると、1日の平均乗降者数は15.4人だそうです。住宅街にある割には少ないような。いや、多いのかな?

しかも秘境駅にありがちですがホームが板張りでした。ミシミシと足音が聞こえる板張りのホームなんて味がありますね。木製というだけで温かみを感じられます。
こういう時電車来ればなぁなんて思うけど、来ないもんなんだな〜〜〜

r310の途中には今はなき花咲線の駅跡がひっそりとありました。看板によると多い時は1日500人以上乗降してたって。それが今や更地…
落石岬

花咲線沿いからちょい脱線するけど落石岬とやらに寄ってみます。

穏やかな落石湾。

うーん(●~●)景色はまぁまぁでした。
関東でも、これだけの景色見たら「おお〜素晴らすいーー綺麗じゃん!」ってなりそうなんだけど、これまで北海道でもっともっと素晴らしい景色を見てきたから感動もいまひとつになってしまう。
麻痺してるか見慣れてしまってるというか( ^_^ ٥)
別当賀駅

r142に戻ります。またも花咲線路沿いを走ります。

素敵な無人駅。「別当賀駅」

無人の割には駅名標が綺麗です。最近立て直したのかな?

耳をすましても何も聞こえてきません。。
やはり無人駅は・・・・・・よい
それにしてもGoogleマップを見てみると、周りはなんも無いし目の前には公園がポツンだけ。近くにかろうじて「根室市 別当賀夢原館」があるだけ。
調べてみたら平日の1日の平均乗降人員は2人!別当賀夢原館の社員さんとか?笑
しかも乗降人員が最東端の東根室駅より少ないとは。
うっそー( ゚д゚)2人だけ?!
でも2人もいるんだ…
という感想。笑

駅に寄ってすぐ目に入ったのはこの看板。
「野鳥の宝庫 風蓮湖」と文字が被ってるので、何故だろうと調べてみたら、どうやら国鉄時代の駅名標を名所案内版に書き換えたものみたい。 表記が国鉄時代のまんまなのは駅ファンからしたら堪らないらしいですね。
ほんとはこのように北海道でいくつか無人駅を回りたかったけど、走るルートから外れてて訪れることが出来ませんでした。私も無人駅好きの端くれなんで、その辺が今回のツーリングではちょっと残念だったかなぁと。
温泉もだけどさ…👉👈
北太平洋シーサイドライン❶
さぁさぁこれから海沿いルートですよ❣️
十勝の広尾町から根室市の納沙布岬まで、300キロ以上にもおよぶ海沿いの道の総称である北太平洋シーサイドライン。特に浜中町から根室市街までの、道道142号線がドライブルートとして親しまれている。
根室振興局
実は既にちょっと走ってるみたいだけど、、、私的には初田牛駅跡を過ぎてからがシーサイドライン。笑

ここで喉を潤すため小休止。これから気持ちよく海沿いを流していきます𓆉𓆉𓆉

まず❶は厚岸町まで。メインはr124とr123ですね。赤いラインになってるのはシーサイドラインをそれて寄り道ルートです。

霧多布岬も寄ってみようかな。うん、せっかくなので寄ろう。

お(゜o゜)いい感じに開けてきましたよ

わぁ〜✨海が・・・・・
見えてきました(*º▿º*)
このシチュエーション
テンション上がる瞬間ですよね

この道やばーーーーい(*º▿º*)
楽しい!!

そして

スバラシイ・・・・・


ということで
画像の連続で申し訳ないですがฅ(๑•▽•๑)ฅ

北太平洋シーサイドライン、走ってて気持ちよすぎです。
今回のツーリングの海沿いルートでは3位以内には確実入る素晴らしいロードでした。
交通量皆無なのはもちろん、砂浜が続く海岸線に草原の湿地帯、時には断崖から海を見下ろしながら走る・・・そしてジェットコースターさながら道も起伏に富んでて、走ってて久々にワクワクしましたよ!
北太平洋シーサイドライン
まだまだ続きますq(^^q)♪
霧多布岬
北太平洋シーサイドラインを抜けて霧多布岬に立ち寄ります。

岬に向かう前にセイコーマートで腹ごしらえ。今回ほとんどのお昼はここ💦栄養偏りまくりだーーー

ってことで省略ですが霧多布岬展望台に着きました。
曇りのはずが霧雨みたいなのが降ってきました。景色は素晴らしいけど靄っててよく見えません。
天気が良ければなぁ…

私が訪れたのは展望台のみでしたが、実は岬(湯沸岬灯台がある方)と展望台って別々の場所にあるんですね。見える景色も全然違うそうで。
もっとじっくり回ればよかったかも…(¯▿¯٥)

r123に戻り再びシーサイドラインを走ります。
北太平洋シーサイドラインも曇りでも感動してるのに、快晴の青空の下で走ったら多分気持ちよすぎてやばくない?なんて妄想しながら走ってました。^^;

海沿いじゃない道もいい感じ‼️緩いカーブをびゅーーんと程よく飛ばします🏍💨

ちょっとした展望台にて。
Googleマップでは「展望台」だけで何も無いところ。左手には切り立った断崖が見えて景色はGood(撮りそびれた)★
床潭・末広海岸 r955

シーサイドラインr123からまた少し外れてr955に繋がる脇道に入ってみます。

末広海岸までの道道ではないこの道が短い距離とはいえなかなか良かった。r955の起点は床潭地区に入ってからなので、この道は町道とかでしょうか。

緩やかなカーブを下って・・・・海沿いに出ます。

末広海岸展望台に着きました。看板によるとオーストラリア連邦タスマニア州クラレンス市とのゆかりの地らしいです。φ(゜゜)ノ

展望台からは小さな漁村が見えます。風光明媚・・・とまでいかないけど景観はなかなか。

こちらは展望台の右手から。向こうに見える島は大黒島ですね。
それにしても北海道の緑はほんと鮮やかで綺麗。観光地でもなんでもない場所ところでも写真映えするのって凄いですよね(*゚▽゚ノノ゙☆

途中2車線が1車線になり雰囲気良さげな道に変わりました。こういう道好きだなぁ(๑˘ ˘๑)うん*.。

もちろん誰も通りません・・・・・静か・・・・・・

奥には大黒島、手前にある島は(床潭)小島。大黒島はGoogleマップで見えみたら結構立派な島なんですね。
φ(゜゜)ノ「大黒島は1960年代には人口が50人近くあり、小学校もあったけど現在は無人・・・・夏のコンブ漁期に番屋で人が過ごす程度」。

R123にまた戻りました。もうすぐラストです。
北太平洋シーサイドライン❷
r123に戻りR44、そしてまたr142へ。

❷のルートはこちら。赤はまた寄り道。今日の北太平洋シーサイドラインもあと少し。

こちらのr142(釧路~厚岸)もと流せるし快走路でいいけど〜〜
やっぱり景色的にはシーサイド部分が多い、r123~142(厚岸~根室)の方がダイナミックでいいかな
(* ̄▽ ̄)b

ローソク岩…北海道にはローソク岩はここだけじゃなく他にもあります。積丹に室蘭に…えーと

海が見えてきました💡シーサイドラインならやっぱり海を見ながら走りたいですね。

セキネップ展望広場。
だだっ広い駐車場に私以外にバイクが2台止まってたくらい。特に何も無かったのでエンジン止めずに去りました…

またr142を逸れてもうちょっと海沿いを流します。(赤いライン)

今日の最終地、釧路市に入りましたよーー。
この旅ももう5日目。
釧路まで来たんだ〜って
走ったなぁ。。。

あちらに見えるのはメガネ岩。
見えなくもないけど(-⊡ω⊡)ゞクイッ
あの下をくぐりたくなりますがスルーして先を急ぎます笑

そして孤立岩。孤立・・・・・・・
ここら辺で雨が降ってきましたよ。カッパ出すほどでもないけど。

今日はひたすら海沿いを走ってきた感があります。
そうなると恋しくなるのは山々。
明日は雨でも山を走るんだ・・・・・・

釧路市街地に入りました。今日の寝床に向かいます。

ネカフェにバイク停めて入店して手続きして。荷物置いて近くの食堂で軽く1杯( °_° )ノ🍺しめ鯖とビール。
しめ鯖だと日本酒が飲みたくなりますね…魚の臭みにはやっぱり、日本酒かなーと。しかし最初はビールが飲みたくなります。
ってどうでもいい?笑

私以外にも泊まってる仲間(ライダー)がいる〜
(*゚▽゚ノノ゙☆ネカフェ便利だもんね。
外出OKなのがいいしね。
北海道ツーリングも明日から後半戦に入ります。
今回も長々とありがとうございました(*ᴗˬᴗ)ꕤ
ではまた。
ROUTE(Relive)
今日は短め307km。