2日目の前半はメジャーどころメインでいきます。
まず宗谷岬に向かって、それからオホーツク海側に出て…..後半はうーんどうしよう❓って感じでスタートしました。とりあえず出発!
2日目 道北 ❷-1

これからオトンルイ風力発電を経て、そのままオロロンラインを走り稚内に向かいます。どちらも北海道ツーリング関連では必ずといっていいほど出てくる有名どころですよね。
日本海オロロンラインは昨日もずっと走ってきてるけど、天塩川に掛かる大橋を渡ってカーブを曲がってからがオロロンラインのクライマックススタート!って感じでしょうか。
オトンルイ風力発電
あっという間に着きました。

3.1kmも続く28基全ての風車がクルクルと回るこの景観・・・ これまた壮観な眺め!

振り返っても・・・・・・・すごいな

風力発電は日本中あるけど、ここまで等間隔に綺麗に連なる風車群を見れるのは日本ではここだけなんですね。
風力発電好きにはほんと堪らないスポットでしょうか。風力発電のある風景は私も大好きなので、風車の傍を走ってる時はワクワクしっぱなしでした。風力発電に興味なくてもこの風車群見たら感動しちゃうと思いますよ。
欲を言えば白い風車が映えた青空だったらもっと良かったかな〜なんて。

どうやらオトンルイ風車群は2023年の春から建て替え工事予定らしく、順次既存風車の撤去と新規風車の設置を進めるそうです。北海道建設新聞社の記事によると、”2023年4月の着工、24年12月の運転開始を目指している”だって。
風車の数が減るとかなんとかネットの一部では書いてあったけど、、この景観がなくなるのはとても寂しい。風車の数は減らさないで欲しいな。
次に来る時は青空の下で走ってみたいな〜。
オロロンライン
そうそう、やっぱここですね!本日のメインディッシュ的な・・・って2日目初っ端からなんですが。

おおおお(*゚o゚*)
何だこの道は・・・・
すっごーーーーい!!!
って最初は私も感動してしまいました。

後ろをふりかえっても・・・・・・・
消失点にむかってひたすら真っ直ぐ!
語彙力ないので「すごいすごい〜」ばっかりしか出てきません。
サロベツ原野付近では矢羽根付きポールや電線すらも何も無い。日本なんだけどまるで日本の風景じゃないみたい。

地の最果て感・・・・
アクセルをブワァー!っと開けたり、かといってスピード落としてのんびり走ったりと、緩急つけながら気持ちよく流す。そして周りの景色を少しでも高い所から見渡すため立ちながら走ったり。。
自分の相棒を思いっきり好きなように走らせる・・・
もう気分は最高でしたよ♪。.:*・゜

しかしあまりにも真っ直ぐ区間の距離が長すぎて…
慣れてきたのか飽きたのか、残り3分の1を残す頃には「まだ終わらんかいな〜〜」とタンクに左の片腕のせて舐めたスタイルで運転してました汗
ちなみに車で走ったことある友人は、ひたすら真っ直ぐだったから運転してて途中で眠くなったと言ってました笑。
わかる気がします(°▽°)

いやいや、でもほんと噂通りでした。まさにライダーの聖地。素晴らしかったです。
ありがとうございました(?)。

この辺になって景色に変化が出てきました。

それにしても北海道の自然の風景は色々とスケール感が違いますね。それに夏だからかもだけど緑が鮮やかでほんと綺麗です。

ようやく稚内市が近づいてきましたよ。長かった直線ロードが終わりました。
オロロンライン・・・距離も長いのにたまたまなのか、対面からはトラックが数台、極たま〜にすれ違うだけ。結局バイクも3台くらいしかすれ違いがなく、写真撮るために停めた時も後ろから1台も車が来なかったので気にせず撮ることができました。
最初から最後まで車両の通らなさっぷりが良かった。笑

途中r254抜海港線に逸れて抜海港に寄ってみたけど特になにもなかった。。
ノシャップ岬〜稚内港北防波堤ドーム

天気良かったら利尻、礼文、遠くにサハリンの島影が見ることができるみたいだけど天気のせいでよく見えません。
こういう時曇だと残念ですね。雨が降らないだけ感謝なんですけど💦

出発しようとしたら🅿️近くに鹿がいました( ^_^ ٥)あんなところに…
バイクで近くまで寄ったみたら2匹ほどこちらをじっと見たけど、慣れてるのかそのうち気にせず草をむしゃむしゃ食べはじめましたよ。
それにしても鹿の後ろに船って異色すぎる組み合わせ。北海道ならでは?

せっかくなので近くの稚内港北防波堤ドームにも寄ってみましたよ。
有名なスポットで北海道遺産のひとつみたいですね。バイクも数台見かけました。

連なるアーチの美しさったら。
先のオトンルイの風車群じゃないけど、連続してるものってなんだか美しく感じます。
このドームを見て、ふと新潟で訪れた洞門を思い出しましたよ。違うものなんだけど”連続する美”という共通する美しさがあるからでしょうか。
ドーム内は車両禁止になってましたけど、バイクや車が入れたら皆撮りまくりそうな絵になるスポットです笑
宗谷丘陵
最初に内部から宗谷岬を目指すことにしました。そして途中で白い道を走って、それから国道でて岬へって流れ。

周氷河地形と呼ばれる宗谷丘陵。日本離れした雄大な丘陵地の中を走っていきます。

57基の風車が並ぶ宗谷岬ウインドファーム・・・ちょこちょこと停めてパチリ📸( ∩’-‘📱⊂ )してましたよ。
写真撮りたいビューポイントありすぎで困ります笑。


平坦でなだらかな地形は氷河時代の名残だそうな。宗谷丘陵は北海道の、北海道でここでしか見れない唯一無二の風景なんでしょう。
緑の絨毯を敷いたようにうねり広がる丘陵
そしてたくさんの風車群・・・

いやーー素晴らしいね!!!
白い道

途中白い道へ入ります。

あ・・・・・・・ここからだ

この白いのはホタテの貝殻らしいですね。
もとは産業廃棄物だったホタテの殻を再利用して敷き詰めたのがこの白い道みたい。美しい景観としてSNSで話題になり観光促進に至ったなんて、一石二鳥どころか一石三鳥の効果があったのですね。
捨てるものでこんな素敵な景色を生み出しているとは、素晴らしいと思います(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
オトンルイの風車群と一緒で青空だったら白い道ももっと映えたんだろうなぁ〜

曇りで水平線もぼんやりしてるけど・・・進む度に白い道が海に吸い込まれていくようにも見えます。
初めて訪れる時は、国道R238からより内部からアクセスした方が良さそうですね。

貝殻も普通の舗装路に戻りました。あとは下ってR238へ。
日本最北端 宗谷岬

つーことで来ましたよ!

やっぱここまでバイク引っ張り記念撮影しますよね。
日本最北端かぁ・・・・・・・
うん、たしかに感慨深いけど、宗谷岬自体はいかにもな観光スポットとなっていて、あまり情緒は感じられなかったかな。複数のライダー以外に疎らとはいえ観光客もいたし。
本州最北端の大間崎や竜飛崎のほうがわたし的には最果て感を感じられたかも。
最初に訪れてたのが宗谷岬だったら抱く印象や感じ方はまた変わったのかな?

ちょうどお昼にタイミング良かったのでホタテラーメン食べました。

しばらく海沿いを流します。

すいすい〜っと!
猿払村道浜猿払エサヌカ線
ライダーに人気というロード・・・・



まっすぐ!!!!
以上、でした笑
道北 ❷-2
ここまでめちゃ王道ツーリングスポットまわってません?私。いやまぁ最初はそうなりますよね。でも満足ですよ。
地平線に向かう真っ直ぐなステキロードも海沿いも北の最果てもじゅうぶん堪能しました。
海沿いずっと走ってると緑の道が恋しくなりますね。
r732 北海道道732号上猿払浅茅野線🐻

よって次からは内部を走っていきます。

r732から道北の真ん中あたりへ向かいます。

この先16km砂利道って看板あるけど💧💧頭ん中一瞬どうしようかなと思いつつバイクを走らせる・・・・

16km砂利だって・・・・・・・こんな感じで砂利道もフラットに続くのであればninjaでも行けるかなぁ
まぁいいや、いっちゃえ〜〜〜

・・・・・・・ん?
こ、これは・・・・・・
ももももももしや

のう〇・・こ・・・・・?

・・・・・・・

・・・・・うん(°▽°)引き返そう
やめやめ!何かあっても電波ないし。
まさか2日目にしてヒグマの糞に遭遇するなんて。舗装でない上に🐻が近くにいると思うと怖いですよね笑。
💩みた瞬間、背中に冷や汗が伝わりましたよ。どちらにしろ遭わない方がお互いにとってもよいのですから〰️〰️💧

なんとなくこの北海道道732号上猿払浅茅野線について調べてみたら、水没道道として名高いみたいですね。そういや路面冠水時通行止め看板に封鎖ゲートがありました。
それに”水没とヒグマという2つの戦慄がマニアを魅了する限界自己責任道道”ってあるサイトには書いてありましたよ。笑っちゃいますよね。
しかもこの周辺のヒグマの目撃情報は年数回以上のペースで報告されていて、動物に対する警戒はほぼ無人の森林地帯と同じレベルかそれ以上、だそうです💧
とりあえず見た限り進まなくてよかったっぽい。オフ車だったら余裕だけどninjaにゃ無理です。

国道に戻りました。あぁ平和だ〜〜💦
r701〜84〜785〜645〜583
しかしそれでも内部を目指して走っていきます。
しょうがないのでお隣のr710からr84で内部に入って南下していこうと思います。道道をひたすら繋いで走っていく感じです。
メジャーロードてんこ盛りの後はやはり交通量皆無そうな寂しい道を求めてしまいますね( ^_^ ٥)いつもの如く…

再び猿払村へ〜。
北海道全体とはいえ猿払村はヒグマの出現率が高いみたいで、過去にもヒグマによる獣害事件がちょいちょいあるそうです。遭わないことを祈るしかありません💧

走ってしばらくしたら雨が降ってきました。
今日はカッパは出さなくてもいい天気予報だったけど..


なんだか不安定な天候です。路面が濡れてたり乾いてたり。
局地的に降ったりやんだりしてるんだろうか。雨雲レーダーみてるけど電波通ってないエリアばかりで雲の動きも確認出来ない状態(‘A`)
しかし向こうの空は明るい。まだカッパ着るのもやめときました。
r785 知駒峠

電波通らない割にはGoogleマップによる現在地が生きてるところは助かります。どうしようかと迷ってたところに、なんと知駒峠という峠を発見しましたよ。

やったーーー峠だ🤍
ワインディング、カーブ
୧(・⌔・)୨イェ〜イ♪
真っ直ぐロードにお腹いっぱいになってた私はウキウキしながら向かいましたが・・・

やっと雨雲レーダー見れるところに来て確認してみたら、なんと峠周辺に濃ゆい雨雲かかってるではありませんか。
しょうがない(¯―¯٥) 念の為カッパを上下着ることにしました。まぁ結果よかったのですけど。

少しづつ道がくねくねしてきました。しかしお空はどんより。

霧が見えてきました。
それにしても標高上がってるからか寒い。カッパで寒さを凌いでる感じです。峠な上に北海道だもんね〜、寒いわけです。

知駒峠らしきところに着いたけど何も見えません。

立派な造りの知駒峠スノーシェルター。

峠は越えたものの雨がかなり強めに降ってきました。これは参った・・・・・・・カッパ上下着ておいてよかった。写真では分かりにくいですがけっこうな本降りレベルです。

R275に近くなってきたので再度雨雲レーダー開いてみたら…

ここだけ〜〜?!
この日宿に着いてから知駒峠について調べてみました(また)。
なんとr785は天気良ければ景観のいいワインディングロードで、道北の道路の中ではかなり標高が高くて眺めもいい部類だろうって。それにほとんど対向車も来ない天空のワインディングロードって・・・ええ〜ほんとですか。天候のせいかもだけど全体的には寂しい峠道の印象を抱きましたが。
なんていうか損した気分になりました。
ずっと雨降ってましたから・・・まぁツーリングってこんなものですよね泣。

国道でてしばらく流してたら青空が見えてきました。
あぁ良かった。もう降られる場所は走らなさそうということでカッパを脱ぎ脱ぎ。
r120 北海道道120号美深中頓別線

R275からr12、そしてr120という流れ。
このr120は40kmほど走ったのですが、電波なし、そして交通量皆無で程々のワインディングが味わえる2車線快走路でした。なかなか良かったですよ。

「この街で思い出作れたらいいですね」何も無いところに和む牛さんの看板。

日が陰ってきました。

時刻確認したらもう5時過ぎ。今日の泊まり先は名寄市です。早く宿に向かわなきゃな〜

名寄市まで61km!よって泊まり先に着くのは約1時間後・・ってナビ見なくても、おおよその到着時間がわかるのって便利だ〜笑

美深町に入りました。ここはどうやら西尾峠という峠だそうです。
道はだだっ広く高低差もないので地図見るまで峠とは気づきませんでした。Reliveのルートログみたら先の知駒峠の次に標高が高いというから驚き。500m以下なんですけどね。
峠頂上には小さなパーキング、右側には西尾峠と書いてある古そうな木製の標柱がありました(撮りそびれた)。

r120を走り終えr49へ。49もなかなかいい道道だったな。

またも
こんな2車線快走路が何十kmも続いて、しかもその間バイクや車と1回もすれ違わないってのが凄い。

あぁもうすぐ一日が終わります。
よく走りました。。

名寄市市街地に着きました。おやすみなさい、また明日。
ROUTE(Relive)
走行距離は約404kmでした。