雨、房総半島【 粟斗温泉 】

天気予報は一日中、雨。連れと一緒に🚙で房総半島へ行ってきました。

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らーめん八平

タイトル通りに千葉の温泉入ってきたのですが、その前に『らーめん八平』寄って久しぶりにアリランラーメンを食べました。

そういやふと思い出したのですが、以前『らーめん八平』は”日本一行きにくいラーメン屋“、また”なかなか辿り着けない秘境ラーメン”とも言われてましたね。今はどうなのか知りませんが。
思えば初めて訪れた時にはGoogleマップでさえも店の場所が裏の畑か何かを示し、店の周辺で迷ったものです。

長柄町にある本店の『八平の食堂』は迷うことなく行けるので、本店行けばいい話なんだけどツーリングとなれば行きにくい方に惹かれてしまうもの…。


Before 2014年頃

当時Googleマップの『らーめん八平』の所在地はあってるのに、ナビでルート検索すると何故かこう示してました。笑 “文明の利器”ナビで辿り着けないとなれば確かに秘境感は増します。


After 現在

ですがここ数年で精度も格段によくなり、ナビですんなりお店に辿り着けるようになったのですね。これだと誰も迷うことはないでしょう。改めて訪れると、どこをどう迷ってたのか?くらい実は店までけっこう単純な道のりなんですよね。

秘境ラーメンとググれば『らーめん八平』がトップで出てきます。秘境どころか千葉三大ラーメンとも言われ有名ですね。
秘境ラーメン、秘境温泉、秘境スポット・・・。”秘境”の意味はgoo国語辞書によれば「外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域。」だそうで、捻くれた見方をすればグルメサイトや巷にある旅系キュレーションメディアに取り上げられてる時点で、大抵は観光地であって秘境っぽくても秘境ではないかなぁなんて思ってしまったりもする。

秘境ラーメンの定義なんてないと思いますが、gooの国語辞書をそのまま言い換えれば一般的に知られてなく地元客のみでやっているローカルなお店を指すのでしょう。きっと全国には『らーめん八平』より更に上をいくような、まだまだ知られてない秘境ラーメン屋がありそうです。

土曜とはいえ雨なのに我々の後には数グループが待っていました。サークルの集まりみたいな若人達もいたな〜。11時オープンで11:30には席が埋まってました。

とろり柔らかいチャーシュー、そしてニラにニンニク🧄のおかげか体が温まる感じがします。柔らかい玉ねぎ、それにニンニクきいた濃い醤油スープに絡む麺。これがガツンときいて美味い🍜。あっという間に食べちゃいました。

なお
なお

アリランチャーシュー(大)にすればよかった…

久々に食べたけど美味しかった!ラーメンなんて食べてしまえば秘境だろうが有名店だろうがマイナーだろうが美味しきゃなんでもいいものです。

ご馳走さまでした〜☆〜(ゝ。∂)

そういやあのニンニク剥き剥きしていた、ただならぬオーラを発していたばあちゃんは引退したのかお店にはもういらっしゃらないのですね。座っていた位置とかいまだに憶えてるので相当なインパクトがあったに違いない。

記憶では長柄町の本店には男性スタッフがいたと思うけど、ここ長南町店はばあちゃんの孫娘さん達らしいですが、女の人達メインで切り盛りしていますね。
そういう女性スタッフだけのラーメン屋って何気にあったりするのですよね。男性陣のみでいかにも黒Tシャツに白いタオル、腕組みポーズが似合いそうなイメージのラーメン屋もいいけど笑、女の人達だけだとまた違う良さ…。特に高齢のばあちゃんやおばちゃん達が頑張ってるお店とかね、なんだかホッとするあたたかみがあるというのかな。なんかいいです。

粟斗温泉

「仕事の疲れが溜まってるし温泉入ってゆっくりできるところに行きたい」と連れが言うので、何処か行きたい温泉ある?と聞いたら、どこでもいいよと言うじゃないですか。そういうのが一番困るんだけどな〜〜💢まぁそう言うなら自分で決めちゃおうそうしよう(。-∀-)と千葉のひっそりとしたところにある温泉にしたのです。しかも温泉ではなく鉱泉なんですけどね。

今回訪れる粟斗温泉の所在は外房に位置した鴨川市。
調べたところゴロンと横になれる様なゆっくりできる休憩処があるっぽいじゃないですか。しかも飲み食いするもの持ち込み可らしいので、コンビニで飲み物とお菓子を買ってから向かいました。(※外に自販機有り)

見た感じ外観はちょっと古い民宿みたいです。口コミによると今は日帰り温泉のみですが昔は宿泊もしていたそうです。

入口。

金曜が定休日だそうです。猫の肉球が〜ฅ•ω•ฅ字体といい和む看板だな〜。

入ったら「いらっしゃい」と物腰柔らかい感じの女の人が出てきました。

入ってすぐ貴重品入れる小さなロッカーがあるので、財布等預けます。鍵は自分で管理するみたい。ドライヤーは脱衣場にはないので先に借りておくと良いですね。

廊下のつきあたりがお風呂場。スリッパが見える障子を開ければ休憩所です。

狭めな脱衣場。逆側には9つの仕切りのある棚と籠が置いてあります。

ここでかなり高齢のおばあちゃんに年配の婦人2人が着替えてました。一人のご婦人が出て行ったあと残って着替えてたばあちゃんが「あの方は勝浦にいる地主さんだけど、ここのお湯が良くてわざわざ入りによく来るんだよ」(うろ覚え)と仰ってました。

ほほぅ〜、地主さん!わざわざ訪れる人がいると地元の人が言うなら期待できますね(。-∀-)

着替えてガラガラと引き戸を開けたら・・・

浴室の造りは質素で端っこにあまり大きくない浴槽がポツン。これまたよい感じです。

お湯はこの通り無色透明。無味無臭。無色透明の単純硫黄鉱泉。けれどお湯はヌルっとしてて腕に手を滑らせるとぬるぬる〜と気持ち良い。

サイコ〜🧖‍♀️♨︎の気分です。なんせ貸切状態。たっぷり入ったお湯を独り占め!

[say name=”なお” img=”https://jkov.me/wp-content/uploads/PSX_20200303_011740.jpg”]気持ちええのう〜〜[/say]

浴室の窓を開けたら千葉の里山の風景が。。開けた途端冷んやりとした空気が入ってきて温まった体には心地良かった。

温泉分析書。泉質は単純硫黄冷鉱泉。

温泉出た後は休憩所へ直行。あ、さりげなく障子にいる猫を発見。

大広間の休憩処ではお茶飲んだりお菓子摘んだりのんびり過ごす。
ここは電波が悪くほぼ圏外。Wi-Fiも通っているので聞けばパスワードを教えてくださいますが、それでも休憩所での電波の入りはイマイチ。笑

こういう時こそデジタルデトックスするのもいいかもしれない。スマホもなーーんも弄らない時間ってホント必要だよね、うん。

スマホを閉じてごろんとポテチぽりぽり食べてました。あゝ至福なり。

人懐こい〜😻ごろにゃん♪

貰ってきたハガキのチラシ。滲んでるのは雨で濡れてしまったから汗
上↑の子はどの猫ちゃんだ?ミーコちゃん?

ちょっと隠れ家的な温泉でいいとこです。穴場なんじゃないでしょうか。温泉も良かったし肌はツルツルになりました。ほんとに!腕もすべすべです〜。

のんびり寛げましたし、連れもゆっくり体を休めることができたようでよかった(終始私の運転)。わざわざ外房の鴨川まできた甲斐はありました。

そういや結局今期の冬は房総半島、バイクで来なかった。下手したらぐちきき観音行った以来かも…。車の運転もいいけどやっぱりバイクで走りたくなりますね。また来よう。

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