記事にするつもりだったけど、もはや行ったことさえ忘れていた温泉を思い出した。せっかくなのでここに残しておこうと思う。
その温泉とは「漣温泉 のぞみの湯」。9月初旬に車でみなかみ市まで来た時に寄った温泉。
のぞみの湯はR17号沿いにあり、布施というT字路交差点からすぐ脇道に入り坂をおりた先にある。看板も何もなく脇道も分かりにくくて最初通り過ぎてしまった。

このプレハブの掘っ建て小屋(失礼)のような「漣温泉 のぞみの湯」はまさに地元民向けの共同浴場。


ううむ・・・これは・・良い・・・・・・・!!
もう見た感じからして好きな人には堪らん激シブな外観。でも見た目こうでも中は案外きれいだったりするんだよね〜
みなかみ18湯※ではないけど隠れた名湯として温泉マニアがけっこう訪れてるっぽい。ググるとよく分かる。
※水上温泉郷9湯、猿ヶ京三国温泉郷5湯、月夜野・上牧温泉郷4湯の計18湯

どうやら地元のボーリング会社の社長さんが地元の方々の健康を願って寄贈したらしい。太っ腹な社長さんだ。

凄い、憩いのスペースに木の棒が掲げてあってタオルが干されている。これだけ地元共同浴場って感じがする。


女湯の方は扉が少し空いてた。誰かいるのかな。

既に2人ほど先客がいて話し声も聞こえた。引き戸も水滴と湯気で浴場が見えにくいとはいえ曇りガラスじゃないのは珍しいかも。

脱衣場はこんな感じ。古さを感じさせるけど掃除もきちんとされててちゃんと清潔感がある。

Googleマップやネット情報だと4時からだったのでオープン時間に合わせたけど、なんと5時だった。でも地元民いるし。

地元民以外は基本200円だね。ここで200をチャリンと入れた。
地元民ご婦人二人いたけど気にせずに入った。私が地元以外の人間だとすぐ分かるんだろうな。何も話しかけてこなかったけど⋯とりあえず体流して湯船の端っこに座った。
ひとりになったのを見計らって撮影タイム。

比較的新しそうな檜風呂だった。ネット見る限りもっと古そうだったけど変えたのだろうか。

反対側。檜風呂って暖かみがあっていいよね。好きだなぁ。

よく見ると湯の花がちらほらと舞っている。
お湯は無色透明で源泉温度が33℃しかないのでボイラーで加温はしているけど、それ以外は加水・消毒・循環無しのかけ流し!
アルカリ性単純泉なのでクセは無くサラすべ感があるのき肌を撫でるとちょいとヌルヌル感もある。

お湯が気持ちよくて思わず「ふぅ⋯」と体の力が心地よく抜けていく感じ。ずっと湯に浸かってられそう。

やっぱ温泉いいね!


温泉分析書
- 源泉名:漣温泉 めぐみの湯
- 泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
- 泉温:33℃
- pH:9.2

実は・・・・・・・
あとから知ったのだけどこの温泉はジモ専です。

これをちゃんと見なかった私がいけないのだけど。でも温泉マニアは普通に訪れてるっぽいので部外者は禁止!!絶対ダメ〜!というまでもなさそう。地元の人が歓迎してくれたクチコミもあれば、あまり歓迎されなかった的なのもある。まぁいろいろ。
これを読んで訪れよう!って方はなかなかいないかもしれないけどいいお湯なことは確か。地域の方が掃除当番を決めて運営している共同浴場なのでマナーと感謝の心と協力金はお忘れなくですね。
