東北を走る!5日目
朝の七時半。
苫屋をでてR45に出て『道の駅 のだ』に寄る。

野田の牛方像の前で。
R45

本日のルート。ほぼR45を南下するだけなので地図に起こすまでもないけど・・・ざっくりと。

朝の海は穏やか。『津波浸水区間 前方600m 後方2,880m』
朝の7時半。車通りは少ない。ほぼ海沿いを走って、まずは浄土ヶ浜まで。
普代駅

その前に。
朝早かったけど、普代駅にあるご当地の『昆布ソフトクリーム』を!!・・・と寄ってみたら、駅のすぐ近くに仮設っぽい建物があってあれ?何処?と。
中のお店の人に聞いたら「ソフトクリームはいまお休み中ですよ」ですって。
( ̄0 ̄)。。。がーん
せっかくなので、普代産だし昆布を買っていくことにした。

またR45に戻り、途中バイクを止めて海を眺めたり・・・
北山崎

ここは景勝地であり、観光地だね。
駐車場も広かったけど車も全くなく。昆布ソフトクリームがある店がこちらにもいくつかあった。まだ開店してなかったけども。

北山崎第一展望台から。
田野畑村の北東端、三陸海岸を代表する景観の一つ。朝日が逆光してて眩しくて岩がよく見えない。もっと見えれば・・・。
展望台も第二、第三とあるけど、多分そちらの方が素晴らしい景色を眺めることができるかも。けどかなり歩きそうだったから引き返しちゃった。これでじゅうぶん。

またR45に戻りばひゅーんと!爽快! 車も少なく・・・快適!
明戸海岸防潮堤 (震災遺構) 岩手県 田野畑村

最初に寄った『震災遺構』明戸海岸防潮堤。

津波で破壊された堤防が震災当時のままで残ってる。


三つの案内板を見ながら散策した。震災遺構とはいえ、すごく綺麗に整備されていたので・・この先でみる田老町のホテルよりかは、実感しにくかったかも。
地図の県道44号を超えて津波が浸水したということになります。

走ってて道の周りを注意して見てみると、プレハブ的な建物が至る所にあった。仮設住宅で人が生活してるところもあれば、復旧工事関連の業者が入ってるようなところもあったり。


この画像2点の交通標識は、海抜の低い所を走るR45沿いで頻繁に見かけた津波の浸水区間表示の標識。
注意してみると至る所に設置していて、え!こんな所まで!と思う場所や、海が遠くに見える道路にも設置してあった。
田老町 (岩手県 宮古市)
田老町へ。
『道の駅たろう』

ここは確か・・・いつもの、でかでかと道路にある道の駅の案内標識がなかったかと思う。サンクスだっけかな。コンビニも併設してて、分かりにくくて。地図で予め確認しとかないと見過ごしちゃうかも。
『道の駅たろう』の案内標識は、震災前はあったのだろうか?

真崎焼きとは、なんぞな??気になる…

・・・買ってみた!!
見た目はたこ焼き。中身は・・・ワカメだぁぁぁ~真崎ワカメの入った真崎焼き。確かにこれは、うまい!!
「sea級グルメ全国大会」において、田老町漁協のこの真崎焼きがグランプリを獲得したらしい。つーかsea級グルメ、どれも美味そうよԅ(¯﹃¯ԅ)
青森で食べれなかった、むつ湾のホタテフライが・・・載ってるのだけど~~ぐぬぬぬ!
たろう観光ホテル
実際に目にするとかなり衝撃的だった。

6階建てのホテルは17mの津波に襲われ、4階まで浸水し、1、2階部分の外壁は津波で破壊されてしまってる。3階も外壁は多少残って入るものの・・大破してる。

剥き出しの鉄骨が、津波の脅威を感じさせられた。
津波もこんな高さまで襲ってきたとは・・・通常は立ち入り禁止だけど、宮古市観光協会が行っている「学ぶ防災」というガイドを申し込めばホテルの中を見学できるみたい。私は時間の関係で見送ってしまいまったけど・・

ここには遠くの工事の音だけが聴こえていた。
浄土ヶ浜 (宮古市)

有名な浄土ヶ浜に来ると、他にバイク3台くらい見かけたかな。東北ツーの初日からか自分以外のツーリングしてるバイクの人達を久々に見たような気がする。
それにしても、天気いいなーー!ほぼ、快晴!天気のいい三連休の始まり!確かにツーリング日和だ。

浄土ヶ浜にはカモメがいっぱいいた。
餌付けされてるのか近くに寄ってくるのよね。餌をあげてた人達の中心にカモメが集まっていた。笑
ここは景勝地だね。一見の価値はあると思う。良い所だけどそんなに長居はしなかった。観光地だからか、あとから観光バスも来て団体客もわらわらと増えてきた。

ばひゅーんとまたまた飛ばします。
片寄せ波の浪板海岸
『三陸花ホテルはまぎく』の駐車場からの浪板海岸。

あぁ~綺麗な海だなぁと走りながら眺めてて、たまたま先に停めれる場所があったから。浪板海岸は寄せる波はあっても、返す波のない世界でも珍しい「片寄せ波」で有名な海岸らしいよ。

ベタ凪。今はこんなに穏やかで綺麗な海なんだけど・・・
ジンギスカン・ラーメンの店『よしや』(釜石市)

暫く走って腹ごしらえ。

なんと、、ラム丼!!美味かったーーー
未音崎(みねざき)湾望台 (大船渡市三陸町)

ちょっと、寄り道。
R45を逸れて、県道9号に入り少し走ったところに・・・越喜来湾(おきらいわん)を一望できるスポットがある。

この未音崎(みねざき)湾望台は、割と最近2015に出来たらしく、この地を訪れた方にこの美しい越喜来湾を眺めて頂けるように、と設けられたそうな。
とはいっても、一瞬見逃してしまいそうな、道路沿いのカーブの先の所、ひっそりとした静かな場所にあった。
看板の通りだけど、「未音崎湾望台」という名前は、震災前からこの辺りが峰崎と呼ばれてて、未来まで越喜来が発展してほしいという願い、この場所が越喜来の未来を発信する場所になってほしい・・・という思いが「未音崎」と書き換えた名称に込められてらしい。
ことり集会所


東日本大震災の犠牲者への鎮魂・祈りの場所でもあった。

小石に住所・名前を書いて下さい、とあったけど、石に書けるものがないので・・・震災で亡くなられた方の鎮魂の祈りを静かにささげました。

未音崎湾望台を後にまたR45へ。陸前高田市に入ると、R45の周りはほとんど復旧工事をしていた。

奇跡の一本松 (陸前高田市)
有名な奇跡の一本松。R45から案内標識があるので、迷うことはないかな。
この時すごーーーく暑くて、気温が19度はあったかな。バイクで走ってて、あ、暑い!!と。
東京では最高気温22℃の日で。どうりで暑いわけだ〜!バイク止めた時、暑すぎて冬のジャケのインナーを外したくらい。初日4~5度の寒さで走ったのがウソのよう・・・😧💦

看板の所にバイク停めてから。一本松まで10分くらい歩くかな。見に来てる人達けっこういたかな。

なぜこの松だけが一本残ったのか?
私も詳しくは知らなかったのだけど、後ろの破壊されたユースホステルが津波の勢いを削いだみたい。一本松と一緒に、敢えてユースホステルも震災当時の姿で残しているらしい。

この一本松はもうとっくに枯死していて、枝や松の部分は人工的な処置を施しているそう。その費用が莫大にかかって反対の声もかなり多かったらしいけど。

観光地というと違和感あるけど・・・一本松を見に他県から沢山の人が訪れて、地域の活性化に繋がるのであれば・・・悪いことではないのかと思う。

よくよく見ると避雷針がある。
ここにはただ一本、木があるだけですが
そこから何を感じるかは人それぞれ
私は行ってよかった
本当はこの後は大川小学校の跡地にも行く予定だったけど、時間的に無理だった。
入谷Yes工房🐙(宮城県 南三陸町)

日もまた落ちてきた。何気に宮城県に既に入ってたり。
入谷yes工房というところに寄りたく・・・17時で閉まってしまうので急いで向かう。無料の三陸自動車道を使うことにした。
すでに夕方。まだ四時過ぎなのに。

16:40。間に合ったーーー。
この工房の前に停めようとしたら、思わぬ急坂で💧これはまずい、と先に進んで、坂上でテキトーに駐車することにした。

これだよ、これ!南三陸の🐙キャラ。オクトパスくん。
欲しかったのだー!間に合ってよかった。工房に残ってたお姉さんが暖かく出迎えてくださった。

愛らしいお顔。。東北ツーリングの思い出に😀
このまま石巻市へ向います。
長かったR45。
海沿いを走るツーリングロードとしては、とても走りやすく、いい道だった。バイクとも何度かすれ違った。
ただ、津波浸水区間の標識が至るところにあって、震災の爪痕が今も確かに残っている。
バイクを走らせながら、嫌でも色々と考えさせられる。津波で一度すべて流されてしまったであろう場所にも、ポツポツと新しい家が建っていて、まるで住宅展示場のように見えるところもあった。
震災から6年8ヶ月が経っているとはいえ、まだまだ復興の途中なのだと思う。
岩手ではないけれど、福島出身の友人が二人いる。ひとりは実家が全壊し、もうひとりは弟としばらく連絡が取れなかった。家を失った友人が、夜中に一人で大泣きしたという話を聞いた時のことは、今でも忘れられない。
震災のわずか4日前、その友人は久しぶりに福島の実家に帰っていた。なんとなく手に取った昔のアルバムから、数枚だけ写真を持ち帰ってきたという。虫の知らせだったのかどうかは分からないけれど、走りながら、そんなことをふと思い出していた。
R45の岩手の海沿いは、本当に長い。海抜の低いエリアでは、今もなお復旧工事が続いている場所が多く、その距離の長さに改めて驚かされた。
被害の大きさを、以前よりほんの少しだけでも実感できた気がする。まだ見ていない場所は山ほどあるけれど、走って、寄って、実際に目にしてみてよかったと思う。
今回は一つの記事にまとめたかったので、少し長くなってしまった。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
明日は山形の蔵王温泉まで。








