MENU
なお
気の向くまま"楽しそうな道を走ろうツーリング"をしてる女ソロライダーです。人があまり通らなさそうな道に惹かれる傾向があります。
ブログでは主にツーレポ、よもやま日記をバイク関係なく好き勝手に綴ってます。
ARCHIVEs
CATEGORY
Calendar
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728 

我『府(腐)道』でコケる

4月の下旬に差し掛かる頃、北陸中心にちょっとした長距離ツーリングに行ってきた。

初日は北陸ではないけど、京都の丹後半島を巡ろうかと、あの天橋立のある宮津市で宿に予約した。

今回は酷道など変な道は走らず、ツーリングの王道ルートでいく予定。

ということで朝の4:43出発。

舞鶴東インターで降りて、そこから丹後半島を目指す。もっと先で降りればいいけど・・・そこは高速料金少しでもケチってみる。

インターについたのは11:50くらい。途中休憩いれても東京から京都までは遠く、6時間はかかってしまった。舞鶴市や宮津市も通りぬけ、丹後半島の西の久美浜湾まで行った。

CONTENTS

丹後半島

R178

R178の海沿いを走り、経ヶ岬経由で伊根の舟屋に寄って、それから宮津市の宿へ向かおうかと。

夕日ヶ浦

天気はビミョーだけど、丹後半島の見どころに立ち寄り、海をみながら走るのは気分最高!

普段は太平洋の海ばかり見てるから、日本海が新鮮!曇で波がちょっと荒れてて、まさにイメージ通りの日本海。

立岩

R178の途中、面白い大きな岩がある。ここは見てみたかったんだ。

あそこに見えるやつ。てくてくと近くまで歩いていった。

山陰海岸ジオパークのひとつ立岩

立岩は間人ガニ(タイザガニ🦀)で有名な、京丹後市間人(たいざ)の後ヶ浜に、威風堂々とそびえ立つ全国屈指の大きさを誇る柱状節理の玄武岩

柱状玄武岩のそそり立っているところから、立岩と言われてるそう。
まさに、自然の造形美の奇岩!見るのはホント楽しい。時間に余裕があれば、もっとじっくり見たかった。


R178に戻り‥丹後松島を眺めながら気分よく走って、ついに経ヶ岬まできたところなんと。

一部区間工事中らしく迂回することに。

まぁしょうがないかと、丹後半島の内部に入ることになった。とりあえず明るいうちに天橋立に間に合えば・・・

最初はこんな軽い気持ちだった。

京都府道652号

とりあえずナビをセットして。まず府道652号に入り、そして653号で碇峠というルート。

碇高原牧場

碇高原牧場という、開けた場所についたのはいいけど。

動物どころか人も見かけない。

京都府道653号碇網野線

ここからですが「こうすればいいのに」、というつっこみどころがけっこうあるけど、当の本人、その時は精一杯だったということでスルーしてくだされ。笑

グーグルマップのストリートビュー画面だけど、このように分かれていて、私は矢印(ピンク)の通り画面上で右から来て。何も疑問に思わずナビに従い、ピンクの矢印通り、そのまま真っ直ぐ府道653号に入っていった。

まさに、ここが運命の分かれ道。

通常の感覚だと緑の矢印通り、左もしくは右に向かうはずが、時間に焦ってたのかろくに地図の確認をせず、ナビに任せてしまい・・・・・

写真の場所はここ。


あれ?

あれれ?

・・・下っていくうちになんかやばい?と気づいた頃はもう遅し。この道やばくない?それに坂だし恐ろしく狭い!

切り返しができない!!

ひえーー引き返せない〜💦

このまま下るしかないと腹をくくった。

木も倒れてるのを退けたりとなんとか、時速10kmくらいで恐る恐る下っていたその時・・・

あっ!

でかい石にタイヤが乗りあがったのか、右にガチャン!

・・・

コケた/(^o^)\

やってしまったーー!
起こさないと…!

でかいキャンプ用のシートバッグを取り敢えず外して・・・

なんとかバイクを起こしたのに、サイドスタンド出し忘れ今度は左にガチャン

なんとも初歩的なミス。

しーーーーーーーん…

倒したバイクの左隣は、草ボーボーとはいえ、うすら崖。
こりゃ終わった…

もうロードサービスに頼ってしまえ〜、と電話しようとしたら電波通じず圏外。

〣( ºΔº )〣うっそ〜

この時倒れたバイクの写真を撮っておかなかったのが少々悔やまれる。それほど動揺してたということなんだけど。

そう、後に調べたところ…

この京都府道653はその筋では有名な腐道で私のこけたところが一番ヤバイところらしい。(現在はほぼ廃道)

YouTube「RoadsofDeclining」様より

何故通るのか?って話ですがw

終わった/(^o^)\

その後どうしたか?

貴重品を持ってまずは下ってみることにした。
遭難したらまずは下、と単純に思ってしまって。(登山だと下っちゃまずいみたいだね‪)

そして654(丹後町小脇)にぶつかるところまでやっとのこと降りてきて、もう明らかに車も通らなさそうな道に絶望感。まだ電波も通じず。。

そういや上には高原牧場あった、とまたしても653をまた引き返し(距離3.6km)、先程の三車線に分かれるところまで歩いていった。

つ、疲れた・・_:(´ω`」 ∠):_

これが山道を歩いて往復した辛さ。Googleマップのタイムラインに残る苦労した軌跡。

なんとか登ったものの・・・ すぐ近くのコテージ村も人の気配なし。スマホ見たら、電波ちょっとだけ回復してたので、ロードサービスに電話をしてみることにした。

そしたらなんとも微妙な反応。

「え?レッカー車入れなさそうな道ですか?」

軽トラならなんとか入れそうな道です・・・

「バイク倒した時その後に通った誰かに助けてもらったというケースも沢山あるので」

下手すりゃ人や車が通るのも、一週間に一度あればいいような道なんだけど・・・

「そちらに行けても最低でも3時間はかかるかと」
「もう夜で遅くなりそうですし、~様の安全を考えて今日ではなく明日の朝にするとか」

( え?私はここで野宿ですか?  )

「近くにステーキハウスがあるので寧ろお店の人に助けていただいた方がわたくし共が動くより時間もかからないかと」

ちょっと!お金払ってるのにそれはないのでわーーー
タクシーなんて呼べるような場所じゃないよ?

女の人だったけどなんか冷たい(><)

「とりあえずステーキハウスに向かってみます…」
と電話を切った。

まさに、ぽつねん(死語)って感じ。

喉が渇いた・・・しまった
飲み物シートバッグに入れっぱだ・・・
また山道下るのも・・・しんどい

仙人様あらわる

碇高原をトボトボ歩いてたところ、ランニングしてる男の人が通って。

「すみませんが自販機ってこの辺りにありますか?」
無いだろうなぁと分かりつつ聞いてみる私。
「その先のステーキハウスにありますよ」
その人は走っていってしまった。

あー、よかった・・・喉乾いた

そして暫くして、ステーキハウスにつく前に、なんと!先ほどのランニングしてる人が戻ってきて。事情を話したら車出して戻って来てくれることに!

どうやらこんな辺鄙なところで女1人が小さいバッグ一つでうろうろしてるのを、何かあったと思ってくれたようで。

マジでーー!泣

世の中には仙人様並に親切な方がいるみたい。涙

待っている間。あたりはもう暗くなり・・・動物がいるのか、ガサガサと音がする。こわい。なんの動物?

ステーキハウスはまだシーズンじゃないので、まぁ当然とはいえ営業していなかった。しょうがなく、店の横にあった自販機で飲み物を買って、独りでぼーっとしてた。

喉を潤すための炭酸水と身体を温める缶コーヒー。。

寒くなってきた・・・遅い・・もう小一時間
変なことに巻き込まれたら面倒だ、と思ったのかなぁ
もう真っ暗・・・( ˊ•̥_•̥`)
野宿か・・・寒いしどうしようか・・・

と思ってた矢先、なんと!先程の人が車で戻ってきてくた。

大きな車ではないので大丈夫だろうと、r653に入ってバイクのところまで連れてってくれるみたい。車の両サイドは、葉っぱや枝の擦れる物凄い音で、よくこの道をバイクで降りたなぁと。っていうか車が心配…

トラブル

バイクのところまで来て、とりあえず起こしてもらって…そこからどうしよう?

申し訳ないけど、一緒に降りてもらおうかとか色々考えてた矢先

途中ガクリと車が傾き、なんと左の後輪が溝はまってしまった!

一度降りて私が後ろで押すことに。
進んだと思いきや、今度は前輪がはまり車も動けない状態

しーーーーーーーーーーーーーーーーーん。。。

(ᇂ_ᇂ|||)
もうなんて言っていいかわからなく。

2人だけでどうしようもできないので、下り役場のある電波の届くところまで行くことにして。

この時、関わらなきゃよかったと、相手の方は思ったに違いない。

やっと倒したバイクのところまで来て、起こすのを手伝ってもらった。キーをまわしエンジンをかけてみて。なんとか動きそう。

よかった。でも喜んでいられない。他人を巻き込んでしまったから。

それから・・・あまりにもやばい道だから、真っ暗のなかバイクを押して行くことにした。そしてその人に、持ってきてた首から下げる小さなライトを渡して、バイクの前の道を照らしてもらうことにした。


2日前の夜、準備してる時にいらないかな~でもなにかに役立つかな・・・と、何となくシートバッグに詰め込んだライトが、まさかこんな所で発揮するとは。これぞ虫の知らせというやつなんだろうか。

バイクのヘッドライトで照らした方が断然明るいだろうけど、房総半島でバッテリー上がってしまった件もあるし、下るのも時間もかかりそうでやめといた。

轍はボコボコ、タイヤは引っかかる
砂利もあれば泥濘もあって完全にガレ道
太い枝もたくさん落ちてて、石も無数に転がってる・・・

距離にして下りの真っ暗の山道を約2km。

これはもうほんとに恐怖。

オフロード車だったらなぁ、なんて呑気に思ってしまった。そしたら今頃は宿に・・・

その人は親切にヘルメットを持ってくださったまま、バイクの前をライトで照らしてくれて、どちらの轍を通っていいかも教えてくれて時折枝や石を避けてくれて。ほんとにありがたかった…

府道653を脱出

そしてやっとのこと丹後小脇の府道654に出て、丹後松島の方面、北へ向かった。

そこから2車線の道に出るまで、私は速度10km前後でバイクを走らせ、その彼は私のヘルメットを持ちながら、一緒に走ってくれて。普段鍛えてるのか、疲れを見せず息を切らさずに。

今思えば暗闇をノーヘルで走る・・・
なんて経験、これが最初で最後だったんだろうなぁ・・・

やっと電波の届く役場がある大通りに出て、ロードサービスに不要の連絡をして( (゚⊿゚)ケッ )

そしてゲストハウスにも連絡をした。オーナーさんは「何時でもいいから気をつけてきてね」と・・・

助けてくださった方は、丹後松島の方まで2キロくらいなら家に近い、JAFに電話したところあと2時間くらいかかるみたいだから走って帰ると。

ホッカイロも渡して、持ってきたライトも勿論あげて。そこでお別れすることになった。

夜中の一時過ぎ。
助けてくださった方から連絡がきて、家に無事ついたし車が無傷で戻ってきた、と。
物凄い安堵感とともに、すぐ爆睡してしまった。

なんとも人の優しさに助けられた日だった・・・

無事終わって

いや、それにしても「京都府道653号碇網野線」。

超、腐道なトンデモ道だった。

Googleのストリートビューから。道の先が府道653で、654に繋がるところ。

ちなみに653のこのコケた区間はビューでは見ることはできず。残念。多分既に部分部分は崩壊してて、通れないんじゃないかな。

YouTubeから

wiki曰くコケた道の区間、動画の通り丹後町三山 – 丹後町小脇 は現在不通区間で県道指定から外れたっぽい。まぁこんな有様だし。

今回のツーリングでは変な道は走らぬ!安全パイ!と決めてたのに、結局は酷道みたいな道を走ってしまったって、ねぇ‌…

朝の3時半に起きて東京から京都の丹後半島まで来て。そしてバイクを倒し・・・2kmの真っ暗な山道をバイクを押しながら下って。

私のバイク人生、アクシデントといえば事故もだけど、今回のことも忘れられない出来事になった。

ちなみに助けてくださった方には後日御礼をすることにした。

※この懐かしの腐道コケたネタが何故かページビューが伸びてるので加筆修正しておきました。18/08

  • URLをコピーしました!
CONTENTS