国土地理院「地図と測量の科学館」

天気もいいしせっかくなので、約10日ぶりにバイク引っ張り出すことに。

前々から気になってた、茨城県つくば市にある国土交通省国土地理院の「地図と測量の科学館」へ行ってみました。
東京方面からR6をひたすら道なりに走り、牛久市にある交差点でR408に入って後は国道に沿って走るだけ、という至って道は単純。

でかいパラボラアンテナが目印…。

事前に調べた所、ここの社員食堂は科学館の客も利用していいらしく、せっかくなので此処で食べていこうと決めてました。
朝も少しだけしか食べてなかった上に、2時間走ってちょっと腹も減ったかも…ということで先に食堂に向かうことに。

…と、その前に
食堂に向かう前に途中「地球ひろば」というところを通るのですが、ここがなかなか面白いスポットで。

測量用航空機「くにかぜ」
1960~1983年まで撮影や航空磁気測量に使われたそう。

日本列島球体模型(1/20万)!

この球体の上に立ち目の高さを1.5mとすると、高度300kmの宇宙空間から日本列島周辺を眺めてることになるそうな。この球体のわずか5cmの高さが旅客機が普段飛んでる高度一万mだそう。

これは面白い。

離れたところに月も。

ちなみに社食では、ハンバーグ定食を食べました。

入ったとき国土地理院の社員らしき人が数名いたけど、皆仕事に戻ったのか途中私一人になってしまった。

ぽつねんって感じ…

腹も満たされ科学館に向かうことに。
それにしても平日だからか?人がほとんどいません。かと言って休日には混んでるとかなさそうですが。入ってすぐのところで誰もいないせいか、職員さんが私にすぐ気付き3Dメガネの説明と館内のパンフレットをくれました。

入ってからすぐのところにあるホールの床には一面に日本列島が!
ここは日本列島の複雑な地形が3Dメガネを使うことによって、よりわかりやすく立体的に見れる「日本列島空中散歩マップ」という目玉スポット。

これが上から見るとなかなか綺麗。

あと、これ。空中散歩マップのすぐ近くにあったのですが、住所を入力すると年代順にその土地の様子が分る地図が見れたり、面白ことに江戸時代に伊能忠敬が測量の際歩いた道がラインで表示とかされたりします。

地震に関しての展示物も充実。
この1.2mのすぐ下にある水色のは空中散歩マップの続きで、最南端の沖ノ鳥島の地図なんです。そういった離島もちゃんとあるのです!

この水色のテープは東日本大震災の時に、茨城県での津波の高さを表してるというもの。
さりげなくあったから見逃すところだった…これはなかなか分かり易い。

二階にも展示室がありPCがおいてあったり。測量や地図の通史が展示されてて読んでて楽しい。しかしこんなにあると全部読むのに時間かかってしまいそう

斜め。「大地のコール」。
管の先の蓋を開けると自然の様々な音が聴けるというから、とりあえず全部開けて聴いてみたけど…音の質はまぁまぁかな〜。

手前のレバーを時計回りに回していくと、巨大地震の起こる仕組み(プレートテクトニクス)がよりわかりやすくなってる面白いモノ。何回もグルグル回してしまった…。

二階の常設展示室には様々なものが展示されてて、なかなか面白く知的好奇心をくすぐるものが沢山あります。

紹介しきれない程面白いのがもっともっとあるのですがとりあえずはここまで(^^;)

あとですね、おすすめはここの売店です。

全部回って最後に来たけど、ここは地図に関するグッズや書籍が沢山あって楽しかったー!
さりげなくツーリングマップルが置いてあってびっくりした…。
図書館みたいに座って自由に読めるもんだったら、一日いても飽きないくらい、マニアックな書籍が置いてあります。

これだけでもオススメ(?)。
なんせ入館料は無料ですし。

外に出てみるとパラボラが来た時とは違う角度になってた。
プレート運動を監視したりするので、どうやらこのパラボラとハワイにあるパラボラで監視した所、ハワイが毎年6cmづつ日本に近づいてるのとか分かったらしい…。

パラボラの精度は高く誤差はあっても数ミリとかだそう。

そんなこんなで以上!って感じです。
「地図と測量の科学館」、それなりに面白く地図とか好きな人はけっこー楽しめるかと。

社会科見学みたいかな。
でひとつひとつじっくり見るとかなりの時間を食うかも。

興味のある人は是非に。

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