梅雨・飯豊連峰周遊touring お宿編 ”じゃないほう”の【 湯沢温泉 仲屋旅館 】

到着は18時。今回のお泊まりするの宿は”湯沢温泉”にある宿。

”えちごせきかわ温泉郷”は新潟県岩船郡関川村にある、高瀬温泉、鷹の巣温泉、雲母温泉、桂の関温泉、そして今回利用した湯沢温泉という5つの温泉地から成る温泉郷です。

湯沢温泉は、閑静な街並みに恵まれた湯沢温泉は、最も古い歴史を持ち、高台に33体の観音像を奉った観音公園があります。相馬御風の歌碑もあり、水戸藩士、関鉄之介捕縛の地として吉村昭氏が著した小説「桜田門外ノ変」にも登場する由緒ある温泉地です。

今回訪れた湯沢温泉。湯沢温泉はその中でも最も古い歴史の温泉です。元は4つの温泉地で”荒川峡温泉郷”という名の温泉郷だったそうですが、R113沿いに日帰り健康保養温泉施設『桂の関温泉ゆ〜む』が開湯(97年)したので、関川の名前をアピールするために”えちごせきかわ温泉郷”と称するようになったそうです。

ちなみに今回のタイトルの”じゃないほう”とは・・・湯沢温泉という名の温泉は日本各地にありますが、新潟で”湯沢”なんて聞くと、よく知らなければ越後湯沢の方を思い浮かべちゃいますよね。

湯沢温泉と単純に検索すれば、たくさんの越後湯沢温泉のページが出てきます。

越後湯沢温泉といえばその昔、苗場で開催されてる音楽フェスに毎年参加する度に利用してて馴染みがあったので、私もちゃんと知るまでは”湯沢”と聞けば”越後湯沢”の方でした。

今回の宿を電話で予約した時女将さんに”バイクで東京から”と伝えると女将さん何故か驚いて、「えー!東京からバイク?!・・・(略)うちは新潟でも北の方で越後湯沢ではない湯沢温泉で〜」と仰ってたのがまた面白かった笑越後湯沢温泉と間違える人、やっぱりいるんでしょうか笑

ネットで予約もラクでいいけど、電話予約もこういうやりとりが楽しい時もありますね。なのでタイトルの由来は越後湯沢”じゃないほう”の湯沢温泉ってことです(笑)

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仲屋旅館

んで今回の宿、仲屋旅館に向かいます。

右に入り真っ直ぐ進んで。
途中、湯沢温泉共同浴場がありますがこちらも断念。ま、宿で入れるからいいかな。

看板の通り右へ。

着きました〜

今回お泊まりする宿『仲屋旅館』 です。

えーとどちらにバイクを停めればいいんだろう、とキョロキョロしてたらバイクの音で分かったのか、女将さんが出てきてくださいました。

そして隣(確か)の宿の女将さんも出てきて「バイクでここまで凄いね〜!」となんだか賑やかな感じに‪…

奥のガレージに入れてくださいと、快く案内してくださいました。

バイクを押しつつ女将さんと話しながらガレージへ向かいました。そしてありがたいことにヘルメットと移動用の小さなバッグをおふたりで持っていってくださいました。

晴れてようが屋根付きだと嬉しいよね〜🤗
天候不安定なので、とってもありがたいです。この日の夜からけっこう本降りになったのでほんと助かりました。

入り口はこんな感じです。ロビーみたいなのはないかな。それに変わってちいさな長椅子がぽつんと。

お部屋は2階に案内されました。泊まったのはあの右奥の部屋です。夕ご飯は温泉入ったあとに頂くことにしました。

今回のお部屋。

キター!温泉タオル!
またタオルコレクションが増えました。今使うのはもったいないので、このまま持って帰ります。

ワンダーコアみたいな腹筋マシンと、、レトロなランニングマシンがあったり。漫画も沢山!不思議なのは、こういうところにあるコミックスは何故か中途半端に巻が揃ってないんだよね🤣

お膳を運ぶエレベーター?がありました。

洗面所に冷蔵庫。ここに買ってきたドリンクを入れておきます。

何処かの口コミで無いと書いてありましたが、ドライヤーと、使い捨て歯ブラシ類もちゃんとありました。最低限のアメニティはありますよ。

さてさて、温泉に入ります。温泉は貸切にできるのです。
女将さんが案内時に札を裏返しにして”使用中”にしてくださいました。内側からも鍵がかけられます。

やったーやったー温泉じゃ〜🤗今日は天候に煽られつつも、道中長く走ったかいがありました。

ボケててすいません。泉質は『”単純温泉” 低張性 弱アルカリ性 高温泉』です。

開けたら温泉臭がもわっときました。これは・・・気持ちよさそう!そしてもちろん源泉かけ流しの温泉。24時間いつでも入っていいので入り放題です!

浴槽から。いろいろと年季入った感じがまたいいですね。お湯は体の芯から温まるような・・・心地よい熱さです。

そして湯口から源泉がドバドバ流れてます。それに浴槽の縁からお湯がどば〜っと豪快に流れ出してました。まさに”贅沢な湯使い”ってやつなんでしょう。これを独り占めしてるなんて〜・・・幸せすぎます。

変わった湯口の隣には𓆏カエルちゃんが!いや〜長距離走った後の、ほんと極上のお湯でした。

さてさて、風呂上がりはお楽しみのご飯タイムです。お櫃のご飯はさすがに全部たいらげることはできませんでした💧お櫃は3人いて十分ですもんね💧

女将さんに残ってしまったお櫃のご飯「また朝にでも食べますので」と申し出たけど「いえいえ、そんな、また炊きますよ〜」と。
私しかいないし全然OKなんだけどな🤭♪とはいえ無理なこと言っちゃいましたね(´>∀<`)ゝ
かなりのボリュームでした。美味かったです😋

そして朝飯🐤朝ご飯もおなかいっぱいになりました。

これ夕飯でもいいかな?くらいなボリュームでした。ご馳走様でした〜いやー、寛げました。
温泉も気持ちよく、ご飯も美味しく。
わたしゃ大満足です。

女将さん曰く、毎年埼玉からカブで来るご夫婦がいて3泊ぐらい泊まっていかれるそうです。いいなぁ、新潟周辺を2人でトコトコ走るんでしょうか。

カブなら埼玉からずっと下道か〜と思いましたが、そういや自分も常磐道乗ったとはいえ同じような距離を下道で来たのでありました‪w

ということで、今回の旅の記事はこれで終わりです。さいごに今回のツーリング、6月17〜18日という日程で梅雨の嵐のすぐあとでした。
最後は雨に降られたとはいえ、ギリギリに逸れて・・・19日の新潟はなんと大雨でした。そして逸れたのは天候だけでなく。


帰った日は18日、、
なんとあの新潟下越で震度6強の地震が起こったあの日でした。

自宅の駐車場に到着したのは22:12。その10分後です。1日遅くずれてたらどうなってたんだろうか、という自分のことよりも真っ先にお世話になった宿の女将さん達を思い出しました。

安否が気になりましたが、関川村は震度4だったみたいで。それくらいならなんとか無事かな、とちょっとだけホッとしました💨

そして1ヶ月経った今、被害もそんなでもなさそうですね。亡くなられた方もいないということで、ほんとーーに良かった・・・。やはり直後は温泉地の旅館やホテルのキャンセルが相次いだそうで。怖いのは過剰報道による風評被害というやつですね。

ですが村上市の観光協会の方によれば被害がない施設がほとんどで心配することなく足を運んでほしい、ということですよ。

今回のツーリング記事で『温泉入りに行ってみようかな』と少しでも興味が出てくれる人が1人でもいればいいなぁ、と願っております。

興味の出た方は是非、”えちごせきかわ温泉郷”へ❁🤗✾

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