ここでは「長野・群馬県道93号下仁田臼田線」終点の長野県側から田口峠に入り、起点の群馬県側にかけて走行した感想を綴ります。
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今回ぶどう峠と共に走行した田口峠。峠名からは妙に地味〜な印象を受けますが(失礼)・・・ちょい調べてみたら「群馬-長野の県境越え区間だけでも、184のカーブがある国道18号碓氷峠旧道をも桁違いにしのぐ」なんて書いてあるんですよね。
そんなのを目にしてしまいますと俄然興味が湧いてくるってもんです。
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ということで第二の峠、田口峠へ〜
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暫くのんびり田舎道を通ります。
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「幅員減少」の道路標識が・・・ここら辺から本格的に山道になっていきます。
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峠お約束のカーブのNo標識。
終点からなので逆からカウントなんでしょうか。群馬、長野県堺の峠のカーブは大抵群馬県からカウントが始まるのは何でなのかな?気のせいかな?
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山道入って比較的すぐのところでカーブの標識。グネグネはあるけどあまり見かけないかも。これからどんな道を通るのかちょっとワクワクしてきます。
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途中分岐点でこんな案内版が・・・『日本で海から一番遠い地点』。
これ事前に調べた時にすごーーく気になったのですが、その地点に着くには徒歩で1時間くらい掛かる上に何より熊がでるかもというので(¯▿¯٥)
ちょい不安なので見送りました…汗
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対向車は無し。
狭い道なのでスピードを出すことなく、ゆっくり走ってました。ていうか攻める道では全然ありません。
明るい木漏れ日のなか空気も清々しくとても気持ちいい。新鮮な空気を味わいたい・・・もう途中からヘルメットのシールドを半分開けながら走ってました。
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さいしょのトンネル。第一隧道トンネル。
この先が峠です。
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田口峠につきました。妙義周辺の荒々しい山々が遠くに見えます。
通常は峠で県堺とか市や村の境になるのにまだここでは不思議と県境ではないのです。
それにしてもここまではけっこー呆気なくついちゃったので、割と拍子抜けだったのですが・・・まぁこの峠の本領発揮はここからなんですな。
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ナビでこんな感じ( ̄▽ ̄)
ちょっと笑っちゃったんですが、これでも細かいカーブは端折って表示されてるんです。
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さー下りますっ!!
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九十九折のヘアピンカーブ。怒濤のカーブの連続!
勾配9〜11%のカーブが続きます。路面状況はあんまりよろしくないけど、でもまぁ慎重に走ればどうってことない道です。せっせせっせと下っていきます。
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2番目のトンネル。夕方とかに見ると薄気味悪そうだけどあちら側も見えるし暗くは感じないです。
シールド開けて通ったからトンネル内で音がゴオオオオーーって凄く響いてました。
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続いて3番目のトンネルを超えます。
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凸凹注意の標識をよく見かけるんですぁ。でもそこまでデコボコしてないです。
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この辺は優しい道かな。
峠を越えてから木陰も多く少し暗めな道が多くなるけど、薄気味悪さもなく自然の中を走ってるなぁ〜って感じ。
とても心地よく走れます。
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4番目のトンネル!トンネルはこれで終わり。
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下って暫くすると狭岩峽につきます。この狭岩峽の看板、田口峠と同じ見た目の看板で「妙義荒船佐久高原国定公園」と右に記してあるんですが、同時期に造られたものっぽい。
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なかなか綺麗〜。マイナスイオン飛んでる〜
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やっと第1号カーブの標識にきました。長野県と群馬県の県堺。峠ではなくここが県堺らしい。
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長野県側から。
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群馬県側から。
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170以上のカーブが終わったと思いきや、まだまだ続くんですね。カウントしてないけどカーブ数は軽く200は超えてるっぽい。けどカーブ自体は峠周辺よりも比較的優しいので問題なく走れます。
あとは道路脇の落葉や道の真ん中に落ちてる石ころを踏まないように気をつけて下っていきます。
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峠も下り終わって馬坂の集落の傍を通りますが、怪しげな古い建物が変わった建物が目に入ります。
廃墟っぽいのもあれば人が住んでそうな所もあったり。好きな人にはたまらんっぽい所です、たぶん。
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93号もそろそろ終盤。なんだか疲れてまいりました。
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r45に出て、長い湯の沢トンネル(寒かった!)を抜けてR299に戻り、ぶどう峠スタート地点周辺に戻ってまいりました。
このあとは上野村に戻り、帰りはフツーにR462を走り秩父に戻りました。
ということでまとめ。
田口峠、寂しく険しい辺鄙な峠って感じなのかなぁと走る前に想像してたのとは違い、思ったより穏やかな優しい峠道でした。優しいといってもカーブが楽チンとかではなくて。
季節も関係してそうだけど、何となく暖かかみのある自然を満喫しながら走れたというのでしょうか。この田口峠はなんというか、狭い山道を自然の空気を味わいながらの〜んびり走るというのかな?チャリでも気持ちよさそうというか。
私はそんな感じで楽しんで走ることができました。
一般的にはちょいマイナーな峠ですが、冬期閉鎖もないみたいだし3シーズンはイケるのかな?紅葉の季節もよさそうだし、けっこうオススメです。なかなか味のある楽しい峠でした。
これからもまたちょいと変わった面白い道を走ってみようかと思っております。