タイトルは去年の千葉と同じような内容なので一応。そのうちシリーズ化したりして。ฅ(๑•▽•๑)ฅ
ロンツーは何日走ればロンツーになるかと同じで、お散歩ツーリングとはどの程度がお散歩ツーになるのか人によって定義が違うと思う。50〜100kmくらい走るのがお散歩という方もいれば、4〜500km程度くらいお散歩レベルという猛者もいるんだな。まぁもっと上には上がいるけど…
わたし的には朝そんなに早起きもせず、帰りも遅くなりすぎず。食や温泉がメインで200〜250km前後のんびり走るのがお散歩ツーリングと言えるかな。同じような方沢山いるんじゃないかなーって。
そんなこんなで神奈川を200kmくらい走って“わたし的”お散歩ツーリングしてきたお話。
神奈川までお散歩touring
今日の最遠地は神奈川県の大磯。ただそこまで走りに行くのではなく、ちゃんと目的があっての大磯!なのだ〜
もちろんお隣神奈川だし距離的にはそんなにないのでall下道で行くことにした。高速なんてもったいない。
ちなみに平日の朝の市街地はほんと混んでいるよね〜。平日の良さは観光地やツーリングスポットや走る山道が空いてることだけど、朝の市街地の混みっぷりはほんとなんですよねぇ。。。
馴染みのない町田市を走る。
とちゅう「まちだリス園」の前を通った。小動物好き〜気になる〜🐿可愛いだろうな。今度車で来ようか。なんて。
市街地や住宅街を抜けて相模線の線路脇をとっとこ走る。
ようやく空が広くなった。
周りにはなーんもない畑ばかり。ちなここは座間市。さてどの辺かと言うと・・・・・
マップによると方向的には真向かいあたりに厚木PAがある。圏央道を走ってる時に見えるだだっぴろい平野地はこんな感じだったのね。
あの奥に見える山はなんだろう…?
こんな感じに今やアプリで調べればすぐわかるとか現代はなんて便利なのじゃ。
座間市、厚木市、伊勢原市、平塚市も通りすぎ大磯町にやって来た。
大磯といえば子供の頃に大磯ロングビーチに泳ぎに行ったなぁくらいの思い出しかない。(°▽°)
大磯 井上蒲鉾店
今回のツーリングの目的のひとつ。それは、なんと!
練り物の専門店に寄ること。
どうでもいいかもだけど練り物の歴史をここで少し紹介。練り物が日本の歴史に初めて登場するのは、今から約千年前、平安時代の1115年だそうな。当時の古文書に祝いの宴会料理のスケッチ(⬆️)が残っており、右下になんと蒲鉾(かまぼこ)が描かれている。こんな大昔から練り物はあったのだ。
更にどうでもいい私語りをまたひとつ。ブログではラーメンや食堂飯ばかり強調してるが、じつは私、練り物も大好き人間なのだ〜。
練り物といえば蒲鉾にちくわ、はんぺんその他色々あるけど、その中でも特にさつま揚げが大好き。美味い醤油とからしをつけて食べればサイコー!
日本酒とセットで飲めばお酒がぐいぐいと進む。そんなこんなでたま〜にスーパーで買ってきては晩御飯の前にさつま揚げをおつまみにお酒を飲んだりした。
しかし病気になって酒を控えたと同時にさつま揚げも遠ざかってしまってたのだ。そして病気もひと段落して最近は酒を少し解禁するようになって、また練り物買いが復活したというわけ。
もちろん飲む量は元から少なくなっていた上に更に少なくなって、回数も週に1、2回レベルになってしまったけど。。
無添加の練り物
スーパーに売ってる練り物というのは添加物てんこ盛りだし、不味くは無いけど特別美味しいって感じはしない。とりあえず手軽に買えるし…くらいか。
そういや「美味しんぼ」に無添加のかまぼこについての「江戸ッ子雑煮」(単行本6巻/文庫本4巻)というお正月のエピソードがある。
無添加のかまぼこが手に入らなくなり「他のかまぼこで作った雑煮が食えるかい!」とショックを受けて寝込んでしまった江戸火消し組の頭。山岡さんの作った無添加のかまぼこで元気を取り戻して正月はしご乗りを最年長で見事に成功させるというはなし。
「美味しんぼ」へのツッコミどころはさておき( ^_^ ٥)。漫画じゃないけど、やはり専門店で売っているものが美味しんだよね。
スーパーの練り物もいいけど、もっとホンモノの美味しいのがたまに食べたくなるわけ。魚のすり身だけで作ったホンモノの蒲鉾やさつま揚げが食べたい!
つーことで大磯 井上蒲鉾店にきました。
ここはBlueSkyのフォロワーさんに教えていただいた明治11年創業の老舗店。
公式ブログによると大磯ゆかりの政治家、吉田茂元首相が愛した味と書いてあったぞ。こ、これは気になるぞ〜ってさっそく訪れたというわけ。
バイクはお店の隣の駐車場に停めた。
ここで買って夜は蒲鉾でしっぽり飲もうと思う。そのため保冷バッグも持ってきたぜい。
おおおさつま揚げ❣️あった(*º▿º*)
さぁ買うぞ〜!って10枚990円か。さすがさつま揚げにしてはまぁまぁのお値段。15枚だと1,350円。これもいいな。どうしようか。
かまぼこもはんぺんも美味そぉ( ̄¬ ̄*)。さつま揚げだけの予定が他のも食べたくなったかも。
どの商品もだけどやはり無添加‼️なので賞味期限は3日。
結局さつま揚げ10枚とかまぼこ、はんぺんを買ってしまった。
店員さんが親切に商品の説明をしてくれたのでかまぼことはんぺんも欲しくなってしまった。ていうか3種類しかないので全部だぜい。
はんぺんはよくある市販のふわふわな感じではなく固くしっかりとした食感らしく、わさびをつけて食べるのがオススメらしい。
わーい楽しみぃぃ
( ܸ ⩌⩊⩌ ܸ )🍶むふふ
さぁお次は同じく教えていただいた昭和の食堂へ行くぜ!
R1なんで走るの久しぶりだなぁ〜。いつ以来だろうか。
善磯食堂
さぁーキタキタ!食堂だァ〜❣️
今回の目的の2つ目、それはいつもの通り昭和な食堂!
開店に合わせてほぼ11時に着いたのに地元車なのか既に何台か停まっていた。うーむ、まさに人気店って感じか。
入口近くにお野菜が売っていた。たけのこ500円〜。どの大きさでも500円だとしたらお得だね。
柄の渋い暖簾!期待しちゃう!
ほとんど満席で入口近くのテーブルに通された。
えーと、ちょっと混んでて店内全体が撮れなかったのだけど、小上がりに4グループくらい座れる長テーブルがあって、あとは普通のテーブル席がいくつか。
この辺はGoogleマップに写真でアップされてるので気になったら見てみてくだされ。
客がひっきりなしに来るのですぐに相席になってしまった。別に気にならないからいいけど。
食堂といったらこのズラーと並んだメニュー群‼️
何食べるか楽しみながら迷うのも食堂ならでは。紙に手書きもいいけど木の板に手書きというのもまた良い感じ。
実はここではもう何食べるか決めていたのだ。それはアジフライ定食。ここ善磯食堂ではアジフライ定食と焼肉定食が人気らしくクチコミの写真みるだけでヨダレ🤤が出そうなくらいアジフライが美味しそうで。
いつもメンチカツ定食か焼肉定食なのでここはアジフライにしようってことで決まり〜!
╲じゃーん✨╱
キターーー(๑˃́ꇴ˂̀๑) つーか普通盛りなのにご飯が多い!しかも量だけでなく白米もなんだか美味しそうだ〜
そして見た目もなんて分厚いアジフライ。う、美味そぉ。
そして添えてあるのはキャベツの千切りにマカロニサラダ。これまた嬉しい。なんとねじリマカロニでもなく珍しくツイストマカロニ!マカロニってフライの揚げ物とも合うんだよね〜。
調味料ラックからソースを取ってアジフライにかける。ひと口かじってみると、、、、
なんと揚げたてでサクサク…そしてなかはふわふわというか⁉️
ごはんにあう〜‼️美味しい白米と合わせて食べるのがたまらん‼️
当たり前だがスーパーのお惣菜コーナーで売ってるアジフライとは見た目からして味も何もかも違うぜい。
いや〜美味しかった!お腹いっぱいじゃ〜満足!
…しかし夜は買った練り物戦利品で呑む。このあとは何も口にしないようにしよう。
それと夕方から天気が崩れるということでさっさと帰ることにした。
久々のヤビツ峠越え
帰るとはいえ先程走ってきた市街地はパス。ここはやっぱり山道だよね。
しかし地図を見る限り、帰路最短ルートで山道を走るにはヤビツ峠→宮ケ瀬しかなさそうな。。。
ま、いっか。ヤビツ峠を走ったのは相当前のことだからどんな道だったか忘れてるし。
こうみると明るい緑の新芽がちょいちょいと木々に混ざってる。新緑の季節が近づいてきたなぁ〜って。私の大好きなシーズンがやってきたぞ。
なんか立派な木が…
西久保展望台
なんとバス停だった。木の幹の周りをベンチがぐるっとある。ここで座ってバスを待つんだろうな。なんかいいな。
この時は気付かなかったけど、どうやら展望台らしくGoogleマップによると「西久保展望台」というスポットだった。
曇ってたのでろくに見えなかったけど天気のいい日は富士山が一望できるみたい。
さぁ先を急ぐ。ゴルフ場の脇を通って…
爽快!
あぁなんか久しぶりに来た感じ。そういやあったね、この鳥居、見覚えある。
そういやヤビツ峠の道はロードバイクの人にとって聖地…というか人気ロードらしいんだよね。今回も3人🚴🚴♀️🚴とすれ違った。
菜の花台展望台があるところ。
今回も寄らずにスルーしちゃった。展望台のぼってもいいけど曇りで何も見えないだろうし。笑
見晴らしの好いところもあるんだね。あの辺は秦野市あたり?
峠ついた。ログ見たら7年ぶりだった。
えーそんな前…⁉️道理で何もかも忘れてるわけだ〜
とりあえず雨が強く降らないうちに先を急ぐ。
モミジ新緑の鮮やかさ…
目には青葉
山ほととぎす
初鰹
───俳人・山口素堂
少し早いけど毎年恒例の一句をここで(๑˃́ꇴ˂̀๑)
大洞トンネル。ここは前通った時すご〜く嫌な感じがしたんだ。今回はそれほどでもなかったけど…なんとなく不気味に感じるのは気のせい?
( ᜊº-° )ᜊ
澄んだ水が流れる中津川。
バイクばかり走ってそうな宮ケ瀬も平日でこんな天気だとガラガラだぞ〜!バイク見かけない(*º▿º*)快適。
ここまで省略。ここはセブン相模原津久井三ヶ木店。ちょっと⋆⸜🧻⸝⋆休憩してった。
そろそろ雨雲🌧来るか…?!
でもまだ大丈夫そう。最後によるところがある。それは…
神奈川県道515号三井相模湖線
さぁこの道である。515と聞いてすぐピンと来た方もいるであろう、その筋では知られた神奈川の有名な険道。
今は通行できず閉鎖されてるけど、どちらかの通行止めのところまで行ってみようと思う。
前々からずーーっと気になってたけどなかなか来れず。あまりこの辺走らないから来る機会ないのよね。
まずは軽く西側の方を覗いてみよう。
キター!(もちろん通行止めの方に向かう)
ここ真っ直ぐ進むと大垂水峠の旧道に出るらしく、明治時代の道らしいけど普通に歩ける状態じゃないっぽい。この旧道については廃道愛好家の平沼義之氏のサイトに詳しく書かれている。
旧道については一応Googleマップのストリートビューで確認することはできるけどマップ上だと道は途切れている。もちろん地理院地図では確認することできる。
さてさて515に話を戻して。今のところスムーズに進むけどなんか謎のドキドキ感が。どうせ通れないけどね、でもいいんだ。
全面通行止を強調する看板。
ここはよくネットで見るところだ。
この先から車両は絶対に進入させまいと大きな全面通行止看板がどんどんどんと3つも立っている。これでもかと強調させてるところが素敵。
とりあえず進んでみたけど……
それがザンネンながらなんとなくこの先に行ってはいけない感が私の中で急に出てきてしまって。少しだけ走ってカーブで引き返してしまったのた。
気を取り直して今度は西の逆側、三井の方へ。
こちらも全面通行止を強調。
暫く走ってたら立派な橋が見えてきたぞ。
あくまで行かせたくないのだな。しかしこちらの方は行ける所まで行っちゃうよ
けっこう立派な橋だった。
なんとなく寂しい感じが漂っているのは気のせいかしら…天候のせいかもしれないけど。
進むとまた通行止め看板が見えて分岐のところに出た。この目の前の道路がr515だね。ということは…
場所は今ここ。ということはとりあえず薄くなっているラインにそって左折してみた。
なんと道が思いっきり遮断機で塞がれていた。これだけでも驚いたけど、右の急勾配の坂がどこに繋がっているかも地味に気になったり。笑
奥には格子みたいな柵が立ててあった。
ちゃんと読んでなかったのもあるけど、この状態は他のブログやサイトでは見なかった。遮断機は越えられてもあの格子から先を行くにはどんなバイクや自転車であれ無理ってことだね。
よじ登ることは出来るかもしれないけど。。でもひとりじゃ怖い。笑
また来た道を戻って先程の分岐からそのままr515を走ってみた。今度は通行止めと書かれた電光掲示板が現れた…
もう少し進んでみると・・・・・・・
1.7m!!
来た!これが有名な1.7mゲート!改めて実物を見ると……狭っ!
この狭さ、笑える。笑
でもなんか堪らないよねw
うーん、先が気になる。。。
この先は相当の極狭区間があるみたいだけど、まぁ行けたとしてもninjaでは無理だったと思う。笑
橋の名は「名手橋」(なでばし)。
どちらにしろr515は通行止めなので、この橋を渡ったとしても名手(なで)地区にしか行けない。今は住人以外基本使わないであろう橋なんだね。
いつもの津久井湖観光センターで🧻休憩。
さぁもう帰ろうーっと。
今日は東京は午後から雨予報だったのに運がよく降られなかった。よかった。
本当はカメラのレインコートを試したかったから雨が降ってもOKだったけどね。でもやっぱり降られないことに越したことはない。
さぁ、今日の戦利品‼️さつま揚げ、はんぺん、蒲鉾。嬉しい〜‼️ツーリングの心地よい疲れに呑むのはきそうだな〜
保冷バッグを持ってきてたから何も言わなかったけど保冷剤がちゃんと入っていた。お店のさりげない心遣いが嬉しい。名店さすがである。👏
“ホンモノ”の練り物を肴に久保田の千寿で一杯やった。
美味い酒の肴に旨い酒・・・・・・・
た、たまらんなぁ・・・・・・・
ツーリングから帰ってきてその日のうちに買った酒の肴で一杯やるのもいいね。
ということで最後は「神の雫」(原作:亜樹直、作画:オキモト・シュウ)の一コマで終わり。笑
このあとの記事は毎年恒例の桜三昧とロンツー記事で。更新は5月以降で。ではアデュー。