今回は温泉を2軒ハシゴしました。はしご湯というのかな?
ハシゴといえば、昔はよく映画を2本観るために映画館をハシゴしたもんです。
それはさておき。
今回の立ち寄り温泉はどちらもr59沿い。ご存知の方は多いと思われます。
祢宜ノ畑(大沢里)温泉 西伊豆町営やまびこ荘
まず最初の立ち寄り湯は廃校になった木造の小さな校舎を宿泊施設にしている西伊豆 やまびこ荘。
廃校リノベーション・・・取り壊されずに残された校舎を活用しようと、全国各地には宿泊施設やらカフェ、アート施設や道の駅等に再利用されてる校舎があります。
全国にはリノベーションされた校舎がけっこうあるのですよね。廃校巡りツーリングなんてしてる方もいるみたいです。そういう目的を持ったツーリングも楽しそう(*☻-☻*)
この様にたくさんありますが、温泉付き宿泊施設になったところも幾つかあるのですよ。秋田県の金浦温泉『学校の栖』は入ってみたい温泉のひとつです。
木造校舎といえば、ブログ主が過去に追分温泉という宮城にある温泉に入ったことがありまして、建物全体が木造校舎のような造りでとても印象深い温泉だったのを憶えています。
湯がいいのはもちろん、いつもと趣の違う木造校舎のような温泉…なんかいいなぁ〜なんて思ったものです。
実際の校舎ではないので(^^;)ちょっと圏外ですが良かったのでここでオススメしてみたり。
では実際の木造校舎の温泉、やまびこ荘はどうなんでしょうか。
元は『大沢里小学校』だったのですね。”おおさわさと”ではなく”おおそうり”と読みます。普通じゃ読めませんね(^^;)
入口。入って右側下駄箱?に靴を預け…
ブーツなんで入らないw つま先から押し込んで入れておきました。汗
おおおおお〜まさに学校です。そりゃ元は学校なんで当たり前ですが、教室の入口にある”1の2”のクラスの表札がいいね。一年二組かぁ…響きも懐かしい〜。
小学、中学、高校どれも普通に鉄筋の校舎でしたので、子供の頃は鉄筋校舎が当たり前でした。なので田舎が舞台の物語に出てくるような木造校舎の学校って通ってみたかったかも〜?なんてちょっとした憧れがありました。
そしてやまびこ荘は廃校とはいっても古さは感じなく凄く綺麗なのです。木造校舎の有機的でありノスタルジックな要素と近代的な校舎の無機質な要素がバランスよく調和されてるのでしょうか。なんていうのか配色といい優しい感じがします。部屋は畳だそうで、お泊まりしてもとても心地よく過ごせそうです。
日帰り温泉は12時からで、やまびこ荘に着いたのは12時ちょっと過ぎてでした。10〜12時は清掃の時間だったのでちょうど良かった。
もちろん私一人、貸し切りです。少し経ってたら地元の人が来てたかもしれません。
内湯は源泉かけ流し。シンプルな造りで浴槽はヒノキ風呂。前述の追分温泉とは違い木造は浴槽のみで特に情緒的なのは無いですが、綺麗で清潔感はあるしこれはこれでいいのです。
無味無臭、無色なので分かりにくいですが・・・この雪が積もったように蛇口にびっしり着いた温泉の堆積物!見るからにいい湯というのが分かります。
源泉は39℃なので、ぬるめで長湯できる湯温です。
熱くないから真夏とかでもちょうどいいかもしれません。しかもオーバーフローと言うのでしょうか。湯舟から温泉がぶわああぁぁ〜と、どんどん溢れてなんとも気持ちいい入浴感なのです。
とっぷりと顎まで浸かってのんびり湯を味わう・・・至福の瞬間。
[say name=”なお” img=”https://jkov.me/wp-content/uploads/PSX_20200303_011850.jpg”]はふぅぅぅぅ〜気持ちぇ〜です。。。[/say]
泉質はカルシウム・ナトリウム–硫酸塩温泉
いや〜いい湯でした!
さぁ、ここまでは普通に温泉です。ここ”やまびこ荘”には内湯以外に露天?というか、もう一つ温泉があるのです。
それは・・・
温泉プール。
このプール、温水プールではなく温泉プールです。全部温泉なのです。やまびこ荘の温泉といえば温泉プールなんですよ!(たぶん)
入らなかったので中途半端なルポになってしまいましたけど、ほんとはこのプールに入れれば最高だったのです。シーズン的にはまだ寒く無理でした。暑い季節だったらなあ。
さすがに温泉とはいえ、プールなので水着を用意しなきゃいけません。
水着かあ。。家にヨレたビキニ👙ならしまってあるのですが。。。
やはり普通の水着か競泳用が望ましいでしょう笑
にしてもなんとも贅沢な温泉ですね〜。温泉とはいえじっと浸かってるなんて勿体無いですね。
温泉プールで平泳ぎでもしてみたい!
校舎に隠れた名湯あり!でしょうか。
r59からすぐですし熱い日でもぬる湯でさっぱり。オススメです。温泉プールはいずれチャレンジしようと思います。笑
はい、では次の温泉〜〜〜
湯ヶ島温泉 世古の大湯
ここは関東の温泉好きには結構有名なところです。伊豆ツーリングをよくされてる方はご存知じゃないでしょうか。
伊豆にバイクで行ったら入ってみようかなぁ〜と気にはなっていたので、今回寄ることにしたのです。目新しさはないけどせっかくなのでご紹介。
駐車場に停めます。
この古い手書きの看板、そして細い路地裏的な階段を降って辿り着く隠れ家的な温泉。。ひじょ〜にそそられますね。
期待しちゃいますよ!
降りていった先の、あの青い屋根の建物です。
手前が男湯で奥が女湯。
辿り着くまでのちょっとした道のりもいいし、外観も鄙びていて期待を裏切らないですね。
料金は100円です。とっても良心的な料金にもかかわらず100円でさえも払わずに入浴する不届き者がいるらしいですよ。この写真の子供の表情…笑 よほど多いのでしょう。
100円でさえもケチケチする人なんてまったく困りモノです。
そういうのは節約じゃないのですよ、単なるケチなのですよo(`ω´ )o
着替えながらずいぶん暗い脱衣所だなぁと思いきや、入口のドア付近にちゃんとスイッチがありました。男湯から話し声が聞こえてきます。話し声…2人以上はいますね。
意外に来てるもんですね〜。
いや、地元の人も利用するし意外ではないかな(^^;)
なんとも時代を感じる古いベビーベッドが置いてありました。濡れた体で座らないでと注意書きにありますが、一応椅子代わりなんでしょう。
さて、ー温泉はどうなんでしょうか。
浴室はもう見たまんま昭和な造りで、まさにジモ泉共同浴場ですね。
そして2つに分かれた浴槽ですが、、左側はぬる湯で右側は熱い湯です。
ぬる湯とはいえけっこーな熱さですよ。そして熱い方の湯は45℃〜は余裕でありそうなくらい熱い!!
掛け湯して入ろうとしたところに地元おばちゃんが入ってきました。ボディソープも貸してくれたりと親切なおばちゃん、けっこう喋っちゃいましたよ。
おばちゃんは横浜出身で嫁いでこちらに来たそうで。どこから何で来たの?と聞かれたのでバイクで東京から、と答えたら超反応してきました。
どうやら24歳の娘さんが最近バイクの免許取ったらしく、心配だどーのこーのとなんだか話に花が咲きましたよ。やっぱ女の子の親御さんとしては心配だよね〜。うんうん、分かります( ̄▽ ̄;)
帰って娘と話すネタができたと嬉しそうでした。それは良かった。
温泉に話を戻しましょう。
世古の湯の入りかたですが、おばちゃん曰く。。
まず体を洗う
ぬる湯で10秒浸かる
次に熱い湯に10秒浸かる
出た後に髪の毛を洗う
またぬる湯に10秒浸かる
これで十分
朝まで体が温かいままだよと仰ってました。
10秒どころか長く湯に浸かってぶっ倒れたりする人がけっこういるそうなので、高血圧の人はもちろん浸かり過ぎには気を付けなければいけませんね。
温泉成分凄い!
おばちゃんの通りに10秒づつ入ってみることにしましたが。ぬる湯の方はけっこうな熱いとはいえ、浸かればやはり気持ちいいのですよ〜。10秒なんて余裕で超えちゃいます。
んで熱い方は。。10秒でギブでした( ̄◇ ̄;)
皮膚がピリピリとするような熱さ!
熱い湯は慣れてくれば気持ちよくなってくるのですがね〜💧
どうやら飲泉はできないらしい。
浴室の入口の上に掲げてありました。つげ先生お泊まりの湯川屋が10万円寄付していますね。どうやら載ってる宿の殆どは廃業してしまったみたい。
参万円寄付の欄にあるホテルさかや(御宿さか屋)は芸術家の岡本太郎がデザインした大浴場があるそうで。
へぇぇ〜どんなの?と調べてみたら…
dトラベル 吉奈温泉 御宿さか屋から
あ!なんか、それっぽーーーい!!一回入ってみたいかも笑
ということで『世古の大湯』でした。
◼️ 〒410-3206 静岡県伊豆市湯ケ島1964 世古の滝
◼️100円
熱々のよい湯でした。我慢できない熱さではないし体は温まるし、真冬の伊豆ツーには立ち寄り湯としていいのではないでしょうか。100円だしお得ですよ笑