23年5月新緑ツー編の後編です。
今回は去年の新緑ツーと同じようなエリアを走ってきました。新緑を味わう!ってなると、どこにしようかな〜なんですが、、、住んでるのが多摩エリアで下道で行きやすいとなると群馬埼玉エリアになりがち。
けど前回とエリアは似ててもルートはほとんど被らないようにしたよ。(ヾノ・∀・`)
新緑への誘い 埼玉〜群馬〜長野〜山梨
自宅から下道でスタート。良い天気じゃー!
早朝の新青梅街道を走り、途中飯能市へ入り名栗の方へ。先に進めば人気スポットの有間ダム、私にとっては「さわらびの湯」への道。
埼玉r221沿い、分岐のところにひっそりとある辻時計「南高麗の時計台」。昔通った時も時刻は一緒で地味に感心したっけ。
そして今も変わらず正確に時を刻んでるのを見てなんだか不思議とほっとした。真っ暗な時にこの時計見かけたら不気味に思いそうだけど。汗
正丸峠
今回は山伏峠のあるr53からそのままR299ではなく、正丸峠を越えてからR299に入ることにした。たまにはね〜変えてみないと。
正丸峠越えは今の場所に引っ越した直後に訪れて以来。ということは6年ぶり⋯かなり久しぶり(゜o゜)
道は少々荒れ気味で何も変わっていなかったけど、なんせ久々で何も覚えてないもんだから新鮮な気持ちで走れる。笑
この時期ならではの鮮やかな新緑⋯苔に覆われた擁壁。緑に包まれた空間に癒されるね。
正丸峠を下ってそのまま奥武蔵グリーンライン入って刈場坂峠。。。で行ってもよかったけど、去年の冬にも走ったので見送った。
R299から⋯
🧻休憩。
土日祝はバイクでごったがえしの「道の駅あしがくぼ」も平日でも時間帯によってはこのとおりバイク1台も停まってません。「がら〜ん」。。。
人はほとんどいなかったけど、これから登山するであろう熊鈴をザックにかけた初老の夫婦2組が近くにいて、歩く度に辺りに”リ──ン⋯リ───ン”と心地よい熊鈴の音を響かせてて聞き入ってしまった。
そのままR299を走って小鹿野町をのんびり流す。この辺は何回通ったんだろうってくらい走っとる。。( ¯▿¯ )
電光警告版によると林道金山志賀坂線は相変わらず通行止めが続いてるらしい。
警告版にそんなにデカデカと表示させるほど八丁峠を越えようとする一般の人ってそう多くはないと思うのは⋯⋯気のせい❓
いや⋯でも、よく知らないのでわからない⋯⋯案外必要としてる地元民がいるのでしょうか⋯⋯
小鹿野町の市街地を抜けて、R299の、志賀坂峠に向かってと走れるこの区間、車少ないし何気快走路で好き。よくないですか^^❓
林道西秩父線〜矢久峠〜林道坂丸線
ミラー見るとパニアケース3つ装備したアドベンチャー系(たぶん)の大きなバイクが後ろに迫ってたけど。。。
私はこっち。
その方は志賀坂峠に向かって行っちゃった。今回志賀坂峠までは行かずこっちの林道を走っていくよ。
木製のガードレールがいい味出してる〜。これがずっと続けばいいのに何故か大抵は一部の区間のみ。予算的な問題なんだろうか。
やっぱり〜普通のガードレールに戻っちゃった⋯
それにしても天気もいいし気持ちいいなぁ〜⋯
新緑 たまらない⋯
暫く進むと視界が一気に開けた。やっぱりね、景色いいところに出るとテンション上がるよね ⤴
奥秩父の雄大な山々だけでなく、長野方面まで見渡せるのが良いね( ‘-^ )b
矢久峠
2年ぶりかな。
だだっ広い峠⋯前回はそのままr282経由から来たっけ。西秩父線は土坂峠まで繋がってるけどこの先は確か通行止め。
とりあえずR462まで出ちゃう。
坂丸線とやらをすいすい下っていく。
R462に出た。
その先左に進むとすぐR299。去年の新緑ツーの時は十石峠が久しぶりに開通したので長野からの帰りに走ったけど⋯
去年とは違う道で行くのだ〰️o(`^´*)
それとR299もとことん飽きてるので
マンネリ解消したい(A´∀`)
林道七久保橋倉線
よってこちらの林道に入ります\(°Д° )/
どうやら終点からスタートするらしい。
φ(..)神流町神ヶ原からスーパー林道の分岐のところまで行く。
( ˶>ᴗ<˶)走ったことの無い道ってわくわくするよね。ばびゅーんできる区間があっても新緑を味わいつつのんびり流そうと思う。
新緑、よいな〜🌿
荒れてなくきれいな舗装路です。緑のトンネルをくぐる気持ちよさ。サイコー!
道なりに走ってたら八倉林道との分岐のところに出た。そのまま七久保橋倉線で八倉峠方面へ。
八倉峠 御荷鉾スーパー林道展望台
八倉峠に着いた。
私が来たのは右の舗装路から。その上の砂利道は御荷鉾スーパー林道かな。ここで繋がるのか⋯
おぉっ(゜o゜)
これがネットで有名な崩落跡地か・・・・・・
ひん曲がって倒れた下仁田町の看板。ひぇーどうなってるの、これは⋯❓
八倉峠は地理院地図によると標高1265mもあるんだね。
しかし見える景色は素晴らしい。崩落したから見晴らしが良くなった、とどこかで書いてあったけど。
この崩落地点⋯気になって国土地理院の地図で見たら道が残ってたので、Googleマップの航空写真モードでも見てみたら写真に道が残ってた!これが崩落したのか⋯
うんせうんせとバイクを慎重に動かしてギリギリのところに止めて記念撮影。
って同じように写す人多いみたいね ≧(´▽`)≦
そういや私が写真撮ってた時にスーパー林道からオフ車が1台トコトコと降りてきた。
八倉峠から少し移動して御荷鉾スーパー林道展望台にも寄ってみた。ここはスーパー林道をもっとちゃんと走りに来た時に寄りたかったけど、先に来てしまった。
私が展望台に着いた時、先程八倉峠にてスーパー林道から降りてきたオフ車乗りの人がいました。
そしたら「バイク見させもらっていいですか」と話しかけてきた。「(゜o゜)これDトラなんですね」と。
オフロードのタイヤに変えてるDトラで、ひとりでこんなところ走ってる女の人なんて初めて見ました、と言われた。汗
う〜ん⋯ひとりは普通にいると思うけど、確かにDトラ乗りの女性ライダーでブロックタイヤの組み合わせはレアかもしれない。まあ旦那仕様だけどね。
それと知らない林道名を色々上げてきて、どこ走ってきたか、これからどの林道走りに行くとか話してくれたけど。
どこ、どこの林道????
そしてお決まりに「お気をつけて」でお別れ。
オフ車の人に話しかけられるなんて初めてかも。やはりバイクも似たカテゴリーだと話しかけられやすいものなのかな。ちなみにその人が乗ってた車種はKLX230だった。
それとKLXのひと、顔が丸くて黒く日焼けしてて目がキョロっとして愛嬌あって·····
失礼ながらミスター・ポポみたいな人だった。笑
それにしても群馬は良いところだ〜。御荷鉾スーパー林道の他の部分はそのうちDトラで走ってみたいところ。
分岐のところ、塩之沢峠近くに来た。とりあえず林道はもうおしまい。
お馴染みの群馬r45に出た。
どこを走るとかはちゃんとは決めてなかったけど、去年と同じく長野には出ようかな〜なんて。 しかも左折すればちょうどr93。
群馬・長野県道93号 田口峠
といえばここ。
せっかくなんで久しぶりに田口峠を走ろうか⋯
かな〜り久しぶり。初めて訪れた時は走る前からカーブの多さに、寧ろ同時に走ったぶどう峠より期待値が高くてほんとワクワクしたもの。
狭岩峡かぁ〜そういやあった。この看板みて思い出した。
おや⋯⋯❓
気づいたらあっという間に峠に着いちゃった。
r93は好きなタイプの峠道のはずだけど、、、おかしい。田口峠に辿り着くまでなんだかあっけなく思えた。
初めて走った時はカーブ数を示す看板を見る度すんごいカーブの数だぁぁぁと感心したものだけど⋯田口峠くらいじゃ動じないレベルになってしまったのかしら。
うーん、慣れって恐ろしい。
緩やか〜なカーブの道なのに番号振ってたり。「ここもカーブのひとつにカウントしちゃうかい?」って。笑
でもr93は良い県道だと思う。佐久方面へ出たい時にまた走ってもいいかな♪
つーことで佐久まで出たのはいいけど自宅へ戻るルートに迷うところ。
十石峠は去年走ったし⋯久しぶりにぶどう峠も良いかなぁ〜なんてちょっと迷ったけど。
その両方だったらまたR299を走ることになる。
それはなぁ〜気分ではない⋯
(。-`ω-ก)ウーン
時間もまだあるし⋯
ってことで山梨まで下る(地図的に南下)ことにしました。疲れたら途中でさっさと高速乗ろう、そうしよう。
美しき八ヶ岳連峰〜♪
R141から八ケ岳スケッチラインへ。平沢峠は人気スポットで駐車場デカイから車やバイクを止めてる人が多いね。
スケッチラインから逸れて農道をトコトコ。
目の前を超絶遅い軽トラがのろのろ走ってる。なんていう長閑すぎる風景。。
クリスタルライン(高須林道)
良さそうな道があると軽トラについて一緒にノロノロ走ってたらクリスタルラインに出た。
クリスタルラインのあの周辺の道、林道もかなり枝分かれしてるから実は詳しく知らなかったり。汗
去年と同じはつまらないので、メインの木賊峠を通る荒川林道の方は行かないことにする。
なのでGoogleマップを見つつ被らないように別の林道で進んでみようと思う。ダートだったら道の状況によっては進むか引き返すか⋯(꒪▿꒪ ٥)
このクリスタルラインのオレンジの看板、分かりやすくてほんといいですよね(*º▿º*)間違えようがない!
ナビなくても余裕でいけるし方向音痴でも安心に走れるようにしてるのは親切。
黒森までじゃなく塩川方面まで。分かりやすい〜
みずがき湖の塩川ダムについた。
みずがき湖に「霊泉 ヨシヤーの湯」なんてあったから、なにぃ温泉?!と気になって調べてみたら、またもや「ゆるキャン△」の聖地。この辺走るとぶち当たるね〜。
林道小森川線〜観音峠〜観音峠大野山線
r23から少しだけ内部に入ろうと思う。
高須林道からr610に出て、みずかき湖をぐるっと回りr23へ、それから小森川沿いの道をちょい走ってまた林道へ。そんな流れ。
林道小森川線
熊出没注意看板あるとちょっとびびる。しかし気にしてたら先に進めない。
行きますよーー!o(`^´*)
…なんと!(*゚o゚*)
薄暗い入口から暗くて細いカーブを抜けたら一気に明るい緑の世界になった。
輝くような緑の色彩に満たされた世界の中をかいくぐるように走っていく。。
この林道、クネクネ続きで長ったらしく途中からやや飽きてきたけど、周りの景色に変化があってすごく好みの道かも。
木々の新緑が美しいだけでなく、道沿いにはこんな大きくてゴツイ岩肌があって。小さな橋やガードレールの下を覗けば沢が流れている⋯
一般的には穴場だし、紅葉シーズンに走ったらかなり綺麗なんじゃないかな。
急に開けたところに出た。
だだっ広いところをしばらく走ると看板が見えてきたよ。
観音峠大野山線
看板によると右は観音峠、左は増富温泉。Googleマップによれば左はそのまま進むと木賊峠に繋がるよう。この分岐から「観音峠大野山線」に変わるらしい。
もちろん右の観音峠へ。
お(゜o゜)いい感じ〜!スムーズ‼️
舗装路もちゃんと整備されてるしクネクネ度は先程の小森川線に比べればそれ程でもないのでスイスイと走れる。
観音峠に着いた。
なんだか今日はよく走ってる気がする⋯
まさか今日山梨まで来るとは(¯▿¯٥) 朝思ってた予定と違う。。
観音峠を下ってr27へ。観光はしないけど昇仙峡グリーンラインでも久々に走りますか。
⋯ちなみに昇仙峡をちゃんと観光したことない私。
昇仙峡が見えるr7から外れてr104へ。ここは和田峠のクネクネ。
「和田峠 みはらし広場」から。4人の男女の若人が写真撮ったりして景色を楽しんでた。私はその傍で止めてバイク乗ったままパチリ。
ファミマ甲府北新店でひとまず🧻休憩。
HONDAの緑のDunkに乗った女子高生がいた。あの年頃の女子は無条件で可愛いと思ってしまう。(*´﹃`*)
それよりこれからどうしよう。16:30かぁ⋯日も長くなってるしもうちょっと走れるかな。
山梨県道31号甲府山梨線 太良峠 (太良ヶ峠)
ということでファミマから行けそうな、走ったことない県道が目に入ったので太良峠とやらに行ってみます。
2車線の快走路が続く。こんな感じの道だと峠までけっこうあっけなく着くのかな?
と思いきや⋯
途中から狭い1車線の簡易舗装路になったんですけど、どういうこと❓
しかも溝のあるしガタガタ。しかもけっこうな急勾配。
なんじゃこの道は〜
石や枝がほぼ落ちてないのが救いです。これでゴロゴロ落ちてたら相当やばい。
石や枝が落ちてないので険道ではないのかな、と思ったけど。。。( ˙▿˙ )
いや、これも険道に入る部類の道⋯?
Googleマップでいうとこの区間が険道。
また綺麗な2車線に戻った。。。❓❓
先程の区間はなんだったの??ってくらい前後はいかにもな主要地方道のフツー県道。このギャップ⋯
何も無いだだっぴろい場所に出たけど。
どうやらここが太良峠みたい。撮りそびれたけど目印は味気ない茶色の看板に太良峠と書いてあるだけだった。
峠からの眺望⋯うーん⋯天候と時間帯のせいか霞んで何も見えない。残念。
太良峠から林道に入れるみたい。分岐から左に進めばクリスタルラインに繋がる水ヶ森林道です。
r31をそのまま下る。今日はよく走った、もういいかなぁ〜。
そんな気分だったけど。。
R20に出て……………………………………………
時間がまだあるので、ここで”まだまだ走れる欲”がうずうず。。。
((っ•ω•⊂))ウズウズ
やっぱり欲張っちゃうもの⋯だよね?!
r212 笹子峠
ってことで最後の峠越え。
久々に笹子峠を越えてみる。
この笹子峠がある道⋯⋯R20号の旧道で新笹子トンネルの開通により県道に降格されたんだよね。降格と聞くと切ないものがあるけど、先の記事の細尾峠同様、旧道の味ってものがある。
まあ山道の旧道というものは山好きと物好きじゃないと普通は走らないもの( ¯﹀¯ )
17:30過ぎに峠に入る⋯
日は長くなったとはいえ、夕方以降は動物の活動の時間帯になるので本来は避けるんだけど。。
入っちゃったからしょうがない、さっさと通り抜けよう。
🧸⋯頼むから出ないでね(-人-)南無〜
笹子隧道まで来ました。登録有形文化財の歴史あるトンネルとはいえ夕方だとちょっと不気味。
矢立の杉⋯1回くらい見てみたいけど、さすがに誰もいないこんな時間帯にバイクを降りてひとりで杉まで散策する勇気はございません。笑
時間は6時過ぎ。
辺りが薄暗くなってきた。。。
人口の光も何も届かない山の中にいると余計に暗く感じる。車もバイクも通らないのでちょっと心細い⋯
薄暗くなってきた山の中を走るのってちょっと怖いよね。もはや人間がいていい時間帯じゃないような気がする。
夜の山道は何故怖く感じてしまうのか。
闇に何かが潜んでいると感じるからか、人間に根付いている本能的な防衛反応か何か働いているだけなのか。あるいはその山にいるかもしれない動物や霊的なものなど、なんらかの存在を避けるために直感が働いているからか。
なんて走りながら考えみたり…
それにバイクだと暗闇のなか自車のライトのみが頼り。昼間走るより遥かに五感が研ぎ澄まされそうですけど、走っててイノシシや鹿が飛び出してくるかもしれないし、🐻に遭遇したらシャレにならない。そういや岩手で真っ暗な夜道を走ってた時に急に動物2匹飛び出してきて危うく転けそうになったことも⋯
気をつけなければ下手すると自分が幽霊のポジションにまわる羽目になるかもしれない。笑
〜〜( ᜊ ᷇࿀ ᷆ )ᜊ ウッソォ〜
夜間登山(ナイトハイク)する人や敢えて深夜の林道走る人達がいるけど、いやはや世の中凄い人たちがいるなぁ。
2人以上なら心強いけどソロで走るのは控えておいた方がいいかも。
やっと下界におりてきた。まだ全然明るかった。良かった、明るいうちに抜けれて。この安心感⋯
R20に出ました。また山道走る気力もあまりないし、かといって信号多い市街地を延々と走る気力もなし。
今日も去年と同じくall下道で行こうと思ったけど無理無理。明日休みだったらいいけど仕事で早く起きなきゃならないし(‘A`)
気持ち的に早く帰路につきたいので大人しく高速乗って帰ります。
さよーならー
走行距離は404.5km。自分的には充実したツーリングになったんじゃないかなぁと。余は満足じゃ。