牛久と聞くと思い出す─────────。
ツーリング話の前に、まずは十数年前に身内に起きた出来事をちょっとお話します。
まだ実家にいた時のこと。
一緒に住んでいた祖母の兄弟が茨城の牛久に住んでいたので、祖母は茶菓子を持って電車でよく訪ねに行ってました。
いつもの様にいそいそと牛久へ出向いた祖母でしたが…。
そしてその日の夕方。なんと茨城県警から実家に電話があり、何事かと思いきや昏睡状態になった祖母が終電の駅にて発見されたというのです。
祖母の意識は戻ってはいるものの、両親は慌てて祖母のいる茨城県警へ車をすっ飛ばして向かいました。
意識が戻った祖母に警察が事情を聞いたところによると、、電車のボックス席でたまたま一緒になった女性と話に花が咲いたのは覚えてるけど、そこから先は記憶がないと。
搬送先の病院の検査によると、お茶か何かで睡眠導入剤を盛られ意識を失ったそうです。そして財布に入ってた三万円をスられたらしい💧
祖母は典型的なおしゃべりおばあちゃんなので、その女性に対して全く警戒をせず、喋りまくって油断したんでしょう。
そしてその女は・・・
「このお喋りババア・・・イケる!!」
と思ったに違いない。
なんとこの事件は新聞のちょっとした片隅に載ったのです。『横浜市の高齢女性が~』って。笑
いやはや、世の中悪いやつっているんですよね。やたらと気さくに話しかけてくるやつには用心するに越したことはないのです。
その後おばあちゃんは笑って話してたし、元気だったからよかったですが。
ちなみにこの話は、今や家族の間でも笑いごとになってます。笑
こんなこともあって『牛久』と聞くと、何となくおばあちゃんを思い出すんだなぁ。
牛久大仏
なんとも長い前置きになってしまいましたが本題へ。
天気良いのでまた一ヶ月点検に向けて走行距離伸ばす為にその牛久まで走って参りました。目的は皆さんご存知、とりあえず一度は拝んでみたい・・・
と思ってた茨城県の牛久大仏です。
ninja650でまだまだ慣らし運転最中。慣らし運転をさっさとー終わらせるには遠出が一番だけど、距離も遠すぎず近すぎず。疲れない距離でちょうどいいかな。
茨城の牛久に着いたのは約二時間後。ひたすら下道で単純にR6を走って。一回コンビニで休んで小腹減ったので蕎麦屋に寄った。
五種類の宝楽そば。うん、美味しい。
牛久大仏が近づくにつれ看板が途中途中あるので間違わずに行けました。
大仏様デカくて近付くにつれ上半身だけ見えたときびっくり。これは想像以上にでかいのでは。。。
駐車場とめて……………他のバイクも数台停まってた。
拝観料は大仏様の胎内に入るのなら800円。
入らんのだったら500円。せっかくここまで来たので入ることにしよう。
これの1,000個分って、かなり大きそうです。
子どもがこれみてう○こ💩とか言ってたけどw子供じゃなくても皆連想しちゃいますよねぇ。
それにしても【巻き糞】っつーのは世代カンケーなく引き継がれてるのね…
感慨深いわ…しみじみ。
近寄ってみると 更にでかい。せっかくなので中に入ることにしました。
「な、なんかよく見えないぞ~」 5階で景色がみれるんだけど見えるというスカイツリーはなんだか眩しくてよく見えませんでした。
この窓はちょうど大仏様の胸部に当たります。笑
3300体の仏像様。よくよく見ると真新しい仏像様もいればなんだか古そうな仏像様もいるなぁ。
大仏さまの中もビミョーに呆気なかったような気もするけど。牛久大仏も古くはないので、やはり中は今風?というのか観光客を狙った作りにはなっていましたね。
春だなぁ…良い季節だ。時折「ご~~~ん」と鐘の音が園内に響き…地味に癒されます
大仏様を見上げつつちょっとのんびり過ごしつつ…
下からのアングル。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
なんてJOJOとかにある擬音が聴こえてきそう。
五時の閉園も近く日も暮れてきたので帰ることにした。
そしてまた渋滞気味のR6を通って帰って… つまらん道だ。東京着いたのは夜の7時半頃。それにしても、うーん、心地良い疲れ。
ということで、ばあちゃんがよく行ってた牛久。
大仏以外これといって何もない田舎(失礼)でしたが、のんびり田園風景を流しながら走れたし、良しとしましょう👍
本日の走行距離:142km少ないなぁ笑 散歩じゃない?
慣らし運転はまだ続きます。