11月の初旬、暦の上で立冬に差し掛かった頃。
仕事の都合で3日間ぽっかり空いてたのでツーリング行きたいなぁ〜って思いまして。
そういや冠山峠道路がちょうど去年の今頃11月に開通したしせっかくだから林道込みで走りに行こうかね
そういや福井と岐阜をセットで走るのは去年の夏以来。当初走る予定だった山道も集中豪雨のせいでことごとく通行止めとなりルート変更を余儀なくされ…
そんなこともあったし。それに冬もすぐそこ。エリアによるけど峠もそろそろ終わる。
また福井まで走りにいこう、そうしよう。
冠山峠となるとまずは岐阜か
では初日に泊まるのは岐阜にしよう
けど岐阜のどこに❓
それに北から入るか南から入るかによってルートが大幅に変わる…
日照時間の短いこの時期
最初から、もしくは早めに高速降りてひたすら下道を走って岐阜入りするのはちょっと時間が足りない
無理ではないけど暗い山道を走るのは避けたい
どこ走ろうか悩みつつ。前回の宮城同様せっかく3日間あるのでルートもちゃんと考えようと思ったけど、宮城の記事は全然終わってないわ、肉体労働の仕事で疲れて夜は考える気も起きず難しくて…(- -;)
結局直前まで迷ったけど💧とりあえず初日のみだけ岐阜市の宿を抑えました。
ルートマップはまた最終日の記事でよろしくです。
初日
タイトルに奥越、奥美濃にしておきながら初日の記事は半分は信州ってことでごめんなさい(´>∀<`)ゝ
ま、そんなのはいつものこと。
とりあえず諏訪ICで降りて信州を南下して、南信州からうねうねと西方面に走って岐阜入りすることに決めたのじゃ。
信州は今回メインでは全く無い(きっぱり)。走る道もとりあえずテキトーにチョイス、国道ではなく県道メインで走っていけばいいかな。
しかしせっかくの紅葉シーズン。もみじ湖はドンピシャそうだし寄ってみることにしたよ。
ってことでもみじ湖へのアクセスは長野r50→r442で向かいます。
諏訪ICからはR152から林道日影入線とこのr50がもみじ湖への最短ルートかと。林道でもいいけど通行止めになってるか調べるの面倒で県道で。汗
長野県道50号諏訪辰野線…その名の通り諏訪市から上伊那郡辰野町に繋がる県道。ショートカットになり便利だからか地元車がほんと多いイメージ。
r442〜もみじ湖
有賀峠でr50を逸れていつものこっちへ。
赤文字の通行止めに一瞬ドキッとしたけど今日ではなく先の11,12,13日だった。ε-( ´▿` )ホッ
諏訪市の有賀峠から箕輪ダムに抜ける県道442。
この県道は地元の軽トラのような作業車がたま〜に通るくらいで、一般車はほとんど通らないのでいつもスイスイ。
集落を抜けたら凸凹のある狭隘区間もあるけど、もみじ湖近くになると森林の沢川沿いを走るので清々しい気分で走れるのがGood。
もみじ湖近くに着いた。見事だ〜きれい!
もみじ湖周辺の紅葉は見事だった。
6月に訪れた時「もみじのトンネル」でバイクと一緒に撮ったけど、観光客の多さに今のシーズンじゃ無理だとあっさり去ることにした💦
観光しに来たと思われたのか駐車場の交通整理してるおじさんに誘導されそうになったよ。笑
紅葉の燃えるような赤って景色に映えてとっても綺麗。
銀杏のような鮮やかな黄色もいいけどね、走ってると赤に彩られた木々に目がいってしまう。
赤に目がいってしまうのは、人が赤系統の色にいち早く反応する生理を持っているからと昔学んだっけ。だから危険を示す標識やサインには「赤」が用いられているんだよね…っていつもの如く話が逸れたり。💧
r19〜r18〜r252〜r1 天竜川沿いを走る
もみじ湖のあとは陣馬形山の林道でもなくr210でもなく。R153のお隣の、一見特に特徴のない県道でひたすら南下。
ワインディングロードでもなくアップダウンもない。車もそこそこ通るし時には市街地。ツーリングでは退屈に入る部類の道なんだけど、、、
でもたまには何〜も考えず景色を眺めながらのんびり流すのっていいよね〜(*º▿º*)
それに変化に乏しい道でも南アルプスと中央アルプスが見えるなんてじゅうぶん贅沢なのではと思ったり。
壁びっしり生えてる苔っていい
r18もしばらく流してるとグッと道が狭くなる。そしてまたここで(心に)グッときてしまう(*^^*)
先ほどの2車線の快走路が嘘みたいに道もなかなかの狭さでいい感じの道になった♪
飯島町から中川村へ。この辺から天竜川東岸沿いを走ることになる。
天竜川はエメラルドグリーンのような色のイメージだけどここから見える天竜川は抹茶ラテのような不思議な色。
天竜川沿いをこのままいけばやっぱあの1号に接続することになるのかな。
天竜川をこの辺から眺めたのは初めてでちょっと新鮮。
そして来ました長野・愛知・静岡県道1号。
起点から暫くはふつーの2車線県道。r1の楽しいところはやっぱり天竜川西岸側沿い。
r1をしばらく流すと遠くから見えてくる南宮大橋。ここを渡るとあの天竜川渓谷沿いの道がそろそろスタートって感じかな。
でも今回はすぐお別れ。
r244からR153に移り少しだけ国道を走った。そしてr46へ入って一旦Googleナビでいう「名も無き道」へ入り再びr46へ。そんな流れ。
松原橋からは和知野ダムが見える。
ダムの反対側の向こうに見える赤い橋は国道の落合大橋。
橋の下を覗けば和知野川が見える。川の水は澄んで綺麗だし両岸の崖岩の感じも素敵。
和知野ダムを通過したあと走った「名も無き道」区間が短い距離だけどほんとちょっと印象に残った。
バス停発見。南部公共バス…栃ノ木…飯田下伊那地域を運行してるバスみたいだ。
ちなみにバス停があるのは道の分岐のところ。
ツーリングの時たま〜に周りなんもない山道にポツンとバス停があるの見かけるけど時間通りに来るもんなのかな?バスを待ってる間とか寂しそうじゃない?!笑
こういうなんともない橋ってなんか好き
長野r46にまた入ったところ。
…の反対側。恒例のカーブミラー自撮り。いえーい✌️笑
長野県道46号阿南根羽線
r46へ入り少し外れてまたr46へ。
ここからは赤い枠のエリアを走っていきます。
天竜川が流れる泰阜村、阿南町に入り売木村を経て、ラストは最南端の根羽村という流れで。まさに信州の最南端エリア。
こう見ると今回走ったのは長野県のほんの一部だけということがよく分かる。
大きいね〜信州は…走った気でいてまだまだ走ってないところは沢山ある。道を開拓する楽しさがあるって幸せだ〜
実は何気に走ったことがなかった長野r46。ログを見たらなんと32km程のそこそこな距離をお世話になってたので驚き。
今回ほぼ全区間走ったけど、個人的には特に「道の駅 南信州うるぎ」までの区間が特によかった。
太郎滝のところ。この区間は広くなって綺麗に舗装されていた。
暫く売木川沿いを流す。ここからがね〜いい感じなのさ!
売木村に入った。カントリーサインの錆れ具合がいい。
こんな感じの川沿いの1車線道路が暫く続いた。
売木川は長野県の自然百選の1つ丸畑渓谷もあり渓流釣りでも知られてるみたい。いいところだ〜
それにしても車1台すれ違いもない。人っ子一人いない…
清流が岩の合間を流れる渓谷美…紅葉が深まった時期だとかなり良いのではないかな。
売木堰堤を通った時は既に1時半すぎ。
そろそろお腹すいてきた。この先に道の駅があるからそこでお昼を取ろう。
道の駅 南信州うるぎ
お昼じゃお昼。お昼食べてコーヒー飲んで。ちょっと休めればいいのだ。
平日なのにバイクが既に4台も止まっててちょっと驚いた。
食堂のカウンターでオーダーしようとしたら閉店間近だったみたい。お店のおばちゃんが「麺だけになってしまうけどいい?」って。
もちろん全然👌です(*^^*)閉店間際なのにありがたい🙏
ヘルシーなお蕎麦。美味しかった(量的に物足りない感もあるけど┏(ꒉ:)و ̑̑)ラーメン中華もいいけどお蕎麦も美味しいね。
さてさてr46の続き。道の駅沿いはr46とR418との重複区間みたい。
先ほどの渓谷沿いの区間とはうってかわって2車線の快走路になった。せっかくなのでびゅーんと軽く気持ちよく飛ばした。
売木峠
売木峠で根羽村へ。ウネウネではなくなだらかな道が続いたのであまり峠っぽくないけど実は標高1166mもある峠だったり。
そういや信州は県全域が標高が高いもんね。先程お昼をとった道の駅も800mもあるのだから驚きだ。
それと愛知県豊根村の茶臼山がすぐそこだったという。
奥三河いいねぇ奥三河❤︎またの機会だね
峠を越えてまたもゆるやか〜なカーブの道が続く。気持ちいいね〜これはよい。バイクで走るのにちょうどいい感じ。
木の小屋にお魚さんの木彫り発見!鯛かな?
バス停じゃなさそうだけどなんだろう〜いい感じ。でも後ろの公〇党のポスターが台無しにしてる気が…
愛知県豊田市へ。愛知県へR153からのアプローチは初めて。
愛知と岐阜の県境
そして岐阜・愛知県道20号瑞浪大野瀬線へ。
そう、岐阜に入るのはこの県道から。
ここからは愛知と岐阜を行き来するのだけど、この県道もなかなか良かった気がする。
矢作川沿いを走る。
時間も既に午後の3時になっていた。あと2時間ちょいで暗くなるなんて。
そしてようやく岐阜に入った。時間は既に15:02。
岐阜だよ岐阜、今回の主役のひとつの岐阜。ツーリングで走るのになんか楽しい岐阜の道。なんだろう、なんか好きです岐阜。
ツーリング以外の理由を述べよ、と言われるとちゃんと答えられるか微妙なところだけど( ‘ᵕ’ ; )
愛知と岐阜の県境にある出合大橋を渡る。(少しだけ愛知区間を走った)
そしてまた恵那市へ。もうここからは行ったり来たりだよ。
ボロい標識(カントリーサイン)に被せたような「恵那市」。前は別の市かなにかだったのか?それとも古すぎて貼り直したとか?
r20をびゅーんと走ってて対岸の道が見えて気になりつつ…味がある橋が一瞬ちらっと見えたのでUターン‼️
戻って対岸のr356を走ることにした。
相走橋を渡る。この川が県境になってるのね。r20だと岐阜、r356だと愛知。
この橋がちらりと見えたからわざわざUターンして戻ってきたのだ。
いいねぇ矢作川。矢作川沿いの道といえばr11をT115で走ったっけ。
しかし対岸の道に渡ったのはいいけど期待した割には案外ふつーの2車線快走路だった。なーんだって。笑
r356を離れてr11…そして西へ。
ここから少し端折っていきます(書くの疲れてきたw)
愛知r11からr19へ。暫くr19を走りr353へ。畳マーン!
ジュウガツザクラ
r19沿いだったかな。桜がたくさん咲いてたの発見。
おぉジュウガツザクラだ〜!と思わずバイク止めて見入ってしまった。
写真じゃ分かりにくいけどしっかり咲いてたよ。
ジュウガツザクラは春に見る満開の桜とは違い枝からほんの少しだけポツポツと控えめに咲いてて、それがまた味わい深さを感じられていいね。
幟(のぼり)がとことどころに立っていた。ここ豊田市の小原地区は桜で有名らしい。
四季桜で有名な小原地区内には、いたるところに10,000本を超える四季桜が植栽されています。春と秋に花を咲かせる四季桜。秋は10月頃から花を咲かせますが、見頃となる11月には、小原地区の各所において「四季桜まつり」が行われます。
すっかり夕方になってしまった。。。
土岐市へ入り再び岐阜へ。地味なカントリーサインじゃ。
r387からr15、そしてr123へ。ここJR中央本線古虎渓駅の直下がr123の起点。(らしい)
123という連番にこのボロいヘキサにグッときます。
日もとっぷりと・・・・・・・
なんとまた愛知県入り。春日井市かぁ…どこ?笑
r123を暫く走ってたら内津峠という峠に出た。
しかもR19の上!どうやらR19の旧道に出たらしい。
R19といえばわたし的には権兵衛トンネル入る道までとか、奈良井宿とかある木曽川沿いの道のイメージ。こんなところで19号にでるとはね。
けどこの後R19には入らず旧道からr508へ( ・∇・)
とりあえずここからは真っ暗なので写真は少しだけ。
岐阜各務原IC近くR21まで県道のみで西へ向かったと思ってくだされ。ᡣ(⩌⩊⩌)𐭩
ライトアップされた犬山城。あとはもう岐阜市の宿に向かうだけ。
ウィークリー翔 岐阜駅南
宿はなんと2,350円(バイク駐車代+200円)。
岐阜を中心に展開してるウィークリーホテルの「ウィークリー翔」。東北ツーの時に青森市(現在はウィークリーホテルチトセ)で泊まって1,900円だったの覚えてたんだ。やっすぅぅ〜って。笑
クチコミによると現場系の仕事の人が泊まるようなホテルみたいだね。
共同浴場も2時間しかないけど女性専用タイムもある。運良く空いててよかったー。私にゃじゅうぶんだ。笑
そしてこの日の夕方!!!!!
旦那から連絡あって(走ってた最中)内装屋さんの作業の都合で1日休みがズレたのだ!ていうか増えた。
って事で3日間の休みが4日間に嬉しい変更。
急遽3泊4日の旅に変更することにしたのだ〜‼️
やったーーー!!!!
明日早起きして冠山峠道路で福井入り、そして福井をテキトーにちょろっと走って、久しぶりに伊勢峠でも通って飛騨高山にでるかな〜くらい、ざっくりしか考えてなかったけど。
走るところが増えたのは嬉しい。寧ろ次の日の宿を予約してなくてよかった。
しかしどこ泊まるか…
どちらにしろ福井入りは確実。
・・・・・・・そうだ!
明日の宿は快活CLUB鯖江店にしよう。
直前には予約できないけど、まぁ鯖江だし。鍵付き個室(マット)が満室になることはなさそう。笑
明日も安くすまそぉ〜っと。むふふ。
Route MAP
ルート画像はこの日だけど一応。(全体は後で)
下道272km。なんと国道走行は22kmのみ。和知野ダムで走った謎の道1.4km以外、残りの248.6kmは広域農道や林道ではなくall県道。こんなの初めてかも。笑