上毛三山、そしてアブラ臭温泉【 前橋温泉 ク・アイ・テルメ 】

休みの日に何をしようかと迷った時。
バイクがあれば難しく考える余地はなくなります。
何故なら、複数ある選択肢を”乗る”か”乗らない”かの2択に絞れるから。

予報は晴れ。
見上げれば磨いたような青空。

そしたら悩むことはありません。
ツーリングに行きます。

…なんてこと言いつつ、バイク乗るの宮城から帰ってからの3週間ぶり汗(๑¯∇¯๑)という今回のツーリングです。

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秩父〜群馬前橋

ここ最近日が急に短くなりました。
よって近場にして、明るい時間帯だけで走れる距離で参ります。
秩父をさらっと流して昼過ぎには帰ろうと7時過ぎに自宅を出発。

関越、花園ICで降りました。秩父といったらお馴染みのR140

R140は車が多いので・・・埼玉r82に入り、続いてr13といきました。
せっかくの快晴!この際群馬まで行って上毛三山周辺を回ろっかと思い立ち進路変更。さぁどう行こうか〜、なんですが飽きぎみ🙃のR299一本行くよりかはR462で向かうことにします。

・・・と、その前に。
今だ台風19号の影響で通行止めがちょこちょことあるので念の為と道路交通情報を確認したら、なんと先の群馬r45の湯の沢トンネルの前が通行止め。群馬r46も同じく通行止め(11/1時点)。あちゃー。

旧道の塩ノ沢峠抜け・・・も一瞬考えたけど、湯の沢トンネル前が通行止めになるくらいだから同じ様に道の状態も悪そうじゃない?ちょっと悪路だしやばそうな予感がしたので辞めました。

こういう勘はあたるのものです。なので大人しく優しい道の方を選びます。

埼玉・群馬r13で神流川をこえてあっさり群馬入り。r13からr41へ。
毎回思うけど、群馬の藤岡市って埼玉と隣接してるから案外近いんですよね。あれ、もう群馬?みたいな。

”ふるさと農道”へ。
高崎、富岡、下仁田を抜けていきます。まず上毛三山のひとつ、妙義山でお馴染み群馬r196へ。短い距離だしせっかくなので久しぶりに走りませう。

妙義の山は近くで見るのもいいよね〜。久々に黄金の大黒様見たよ。

裏道っぽいr122を通り抜ける。何の変哲もない県道なんだけど、バイクで通るにはなかなか良い道。しかも車のすれ違いもないし!

そういやr48で地図確認の為止めた所で・・・

左側に何か感じてふと見上げたら静かにお地蔵さんが佇んでました。これは注意深く見てないと周りと溶け込んでて気づきにくいかも。

『橋場の地蔵尊』・・・宝暦14年(1764)3月銘の座像で、昔は旧榛名道の渡河点があったところで草津信州道と榛名参道の分岐点で往来の旅人の安全を祈願して建てられた、だそうです。なるほどー。

って、なんかカーキのブルゾンか帽子か何かが頭にかかってるんですけど笑
配色に違和感なかったから写真見て初めて気付いた笑

R406から榛名山へのお馴染みルート、群馬r33でそのまま進んでもいいけど、やはりこちら”榛名西麓広域農道”で北上します。榛名山の西側・・・この辺の道はいいね!そのまま進んで中之条の方へ。

”中之条広域農道”の途中に見える送電線。あの鉄塔群は”東京電力(株) 西群馬開閉所”。
群馬r41からの西家変電所の鉄塔群も目を引きますが、ここもなかなか。どうやら新潟県の電源地帯と首都圏を結ぶ幹線と関東地方を取り巻く最外郭幹線の中継地点だそうですよ。

そのまま大道峠のあるr53を進むと、前に訪れた”湯宿温泉”がちょうどあるR17へ。

r53の交差点「たくみの里」にある、わらアートの”ワラシシ親子”。デカくて目立つので分かりやすい〜。

R17に入り猿ヶ京温泉郷を抜け、群馬r270へ。
さすがに谷川岳も近い北部なので紅葉がちょっとだけでも目立ってまいりました。綺麗とはまだ言えないけど。

r265を走り・・・

ちょっとだけ、紅葉😊

r265から”利根沼田望郷ライン”へ。しばらく道なりに走ってまいります。この辺からは赤城山周辺ツーリングの鉄板ルートですね。

この道はいいよねぇ〜、快走路!素晴らしい。景色もいいし、走りやすいし。長く続くのがいいね!

利根沼田望郷ラインを抜けて、次は”赤城西麓広域農道”へ。

この時点で15:15・・・影が長いなぁ。まだ15時過ぎなのに夕方に差し掛かってるみたい。寒くないとはいえ日照角度に変わりはありません。影によって時間の移ろいを感じます。

ローソン赤城インター店にて。

まだ15:40。思ったより時間が余ってしまいました。
このまま直帰でもいいけど・・・ここで思いつきました。

温泉でも入りに行こう🤗♨やったね
ということで、決まり。

ローソンから”からっ風街道”へ。
赤城山と自分の影を追いながら走って…

からっ風街道・・・利根沼田望郷ライン、赤城西麓広域農道から繋がるこの道はほんと開けてて走るの気持ちいいですよね♩

途中”からっ風街道”を抜けて・・・前橋市の温泉へ向かいます。

前橋温泉 クア・イ・テルメ ( 医王薬師の湯 )

ということで前橋市の温泉に着きました。

この外観・・・そう、ここは健康増進温泉として病院と併設された珍しい温泉施設です。いつか行こうとチェックはしてましたが、まさか今日いきなり寄ることになるとは。

朝から群馬行く予定どころか温泉なんて寄る予定もなかったので、タオル類とか温泉セットも何も持ってきてません‌髪留めくらい持って来ればよかった。タオルくらいは買 えるか、もしくは借りれるかな?

第4火曜日が休みらしい。

料金案内によると入湯税含め650円。

自動扉から入り、靴をロッカーに預けて。入ると受付があり、優しそうなおばちゃんがひとり立ってました。靴のロッカーの鍵を渡してからロッカーの鍵を受け取る、という温泉施設によくあるシステム。

初めてということで問診票を書くことになりました。あれ?ネット情報によれば、もう書かなくてよくなったはずだけど…まぁいいか。問診票とはいっても自分の体の症状に〇を付けるだけですし。のちに登録証を渡してくださるそうです。

聞いてみたらタオルは買取式だと。よかったー。
バスタオルも必要ですよね、と親切におっしゃってくださったのはいいけど・・・なんと

諸々込みで1,350円

えっ!高っ!けどここまで来ちゃったし、とりあえず払いました。
あとから気づいたけどバスタオルと普通のタオル2枚だけでなんと750円もかかったのです。持ってきてたら通常料金で済んだのに(泣)
入湯税は登録証発行というのでパスされたらしい、とはいえアホくさー。支払いの時に、「あ、バスタオルはやっぱいりません!」と咄嗟に言えばよかったのに・・そのまま頂いてしまいました💧

温泉がある2階に階段であがります。お、リハビリ階段。普通の階段ですが、昇降による運動推進なんでしょうか。さすが健康増進温泉施設。なるほどです。

病院と併設・・・となるとどんなものかと思いきや、清潔感のある綺麗なフロアでびっくりしました。休憩スペースがこれなのかな?横になれるような所はないっぽい。

飲み物とかを頼むことができるみたい。
カウンターの両サイドが男女別の浴室の入口になります。写真は撮りませんでしたが、脱衣場もとても清潔感があり綺麗でした。

そして肝心な温泉は・・・

脱衣場から浴室に入った瞬間、、アブラ臭もわっと鼻に突いてきました。
浴室は私含め3人しか居なくガラガラでした。イモ洗い状態になるよりかは全然いいですが。

露天風呂はなく、内湯のみ。大浴場にサウナ、ジャクジーや歩行湯もありました。歩行湯ではおばちゃんがせっせと歩いてました。

洗い場も広くて快適。

お湯は笹濁りの薄〜い黄緑みたいな色です。ぺろっと舐めてみたら塩味と昆布味が混ざったような味でした。湯口付近に黒の湯の花が入ったペットボトルが置いてありました。濾過してなかったら沢山の黒い湯の花が浮いてたのでしょうか。

アブラ臭とかモール臭みたいなのは嫌いじゃなく寧ろ好きなので、湯口付近でクンクン( ̄∞ ̄)しながら湯に浸かってました。
湯温もそれなりに熱いけど、ちょうどよい感じです。気持ちよくて走ってきた疲れもとれそうでしたよ。

泉質は『ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)』無色透明・鉱物油臭あり。

帰りに頂きました。おお、全部”1”でゾロ目!
とりあえず財布に忍ばせておこうかな?

あ”ーーいい湯でした!

出た時はすっかり暗くなってました。
帰りは濡れたタオルとバスタオルをシートバッグに積む羽目になりましたよ‌

公式HP:天然前橋温泉 クア・イ・テルメ

ということで「前橋温泉 クア・イ・テルメ」。ここは結構穴場なんじゃないでしょうか。
病院なんで駐車場は広いし、バイクでも車でも問題ないです。

群馬の温泉も色々あるとはいえ、私的には前橋は温泉のイメージがなかったのですが、本格的な温泉もあるのですね。前橋駅前にある「まえばし駅前天然温泉ゆ〜ゆ」もクチコミを見るとなかなかよさそう。

前橋の温泉…意外にあなどれないものかもしれません。
群馬県・・・さすが200以上の温泉を有する”温泉天国”とはよくぞ言ったものです。追求していけばもっと面白い温泉がいっぱいあるんだろうなぁ〜。

ROUTE MAP

インターから降りてからの下道で約266kmでした。total400kmは走ったかな?

長過ぎず、短すぎずで疲れない距離ですね。
日が短い今の季節にちょうどよいのかもしれません。

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