KAWASAKI WAREHOUSE

タイトルだけだとバイクのカワサキみたいですが
すみません🙏🏻ˢᴼᴿᴿᵞ🙏🏻全く違います。

バイクネタではなくゲームネタなのでゲームに興味のある方はどうぞ。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・
今月(11月)の17日に閉店という川崎市にあるゲーセンの川崎ウェアハウス。

世間の話題に乗って行ってみました。しかも電車で。

歳をとったら自然と行かなくなる場所、ゲーセン・・・。ここで少しだけつまらん昔語りをさせてください。

私自身、元はゲーマー女だったので一時期ゲーセンでよく遊んだものです。とはいってもクレーンゲームやプリクラとかではなく、対戦台があるビデオゲームが好きでした。

ゲームは子供の頃からずっと好きでしたが、アーケードゲームに特にハマったのは20〜23歳前後。

今風で言うと"ゲーセン女子"だったのです。

そして当時今はなき「ゲーメスト」というアーケード専用のゲーム雑誌を愛読していました。ムックも買ったりして、ゲームの攻略を必死に読みながらよく参考にしてたものです。

特にCAPCOMやSNKの2D格闘ゲームが大好きでした。フレーム数がどうのこうの、とか「↓ ↘ → ↓+中K ↘ →+P」というようなキャンセル技のコマンドとかを覚えたりしたわけです。わからない方にはほんとわけわからんと思いますが。

英単語一つを暗記するのは億劫なくせに、こういう人生に役立ちそうもない技のコマンドとかは必死になって覚えたわけですよ。


ハイスコアガール/押切蓮介

学生時代にはゲーセンやゲームソフト屋でもバイトしたりと、まぁそれほどゲーム好きな女だったのです。

酷いのは、コンパネの台にアルミの灰皿おいて、くわえタバコでゲームしてたので「さすがにそれはなしでしょ」と知人の男性に言われる始末。今思えば女としては、たぶん終わってました。まさに黒歴史です。

ちなみにゲームの腕のレベルなんですが、夢中になった割には普通でした。

大技を決めて勝つこともあれば、フルボッコにされ負けてしょんぼり、対戦台をそそくさと去ったり。どちらもありました笑。センスはイマイチだったようです。

————-

前置きが長くなりました。

私の話はさておき・・・

ではさっそく、ウェアハウスに入ってみましょう。

偏見かもしれぬがゲーセンなんて普段は行かないでしょ?ていうような女子達も入っていきます。

「もう無くなっちゃうし話題になってるから行ってみよ♪」っていうノリなのかなぁ、と勝手に決めつける私。

もうネットで出回ってるの説明要らずと思いますが。。
川崎ウェアハウスはかつて香港にあった巨大なスラム街”九龍城旧市街”をイメージした造りになってるのです。

ちなみに実際の九龍城はこれですよね。このハンパないスラム感、凄すぎます。

1階の入口入ってから早速こんな感じです。ここは上のフロアに続くエスカレーターやエレベーターまでの通路。シャッターも特にお店が閉まっているとかではなく、どれも演出なんでしょう。

”電脳九龍城砦”
九龍城の妖しい世界観を表してます。

5階はネカフェらしい。ビリヤードやダーツもできるんですね。しかも卓球。
ゲーセンというよりかアミューズメント施設という方がしっくりくるかもしれない。

ここは2階。レトロゲームコーナー。お若い方はさすがにプレイしてませんでした。

なんせ・・・

これだもんなぁ。。。

せっかくなんでSTGの「ギャラガ」をプレイしたら2ステージで即ゲームオーバーになりました。へたくそだーー。

昔のゲームって操作がシンプルな分、逆に難しかったりする。
あとレトロマシーンでは「アウトラン」をプレイしました。

このカオスな感じ・・・

この肉屋?みたいな所で写真撮ってる人が多かった。肉も食品サンプル並みによく出来てます。

スマホ片手に写真撮ってる人が沢山いました。閉店もあって普段ゲーセンなんて来ないという人達もネットを見て来てたのでしょう。

キャッキャしながら写真撮りあってたり、一生懸命スマホで館内を撮ってる女子達もいっぱいいました。ここもインスタ映えするからってやつでしょうか。

キミたちぃぃ〜ゲームはやらんのか???

ゲーセンはゲームをする場所です。
せっかくなんで私はやりますよo(`^´*)。

それにしても、この気合い入った凝りに凝った造り。これが解体されてしまうのか・・・。とても勿体ない気がします。

洗濯物までぶら下がっております。

この雰囲気・・・なんだか初代プレステ(PS1)で出た『クーロンズゲート』という九龍城をモチーフとしたアドベンチャーゲームをふと思い出しました。


変なキャラがいっぱい出てきます

クーロンズゲート。もはや20年前以上のゲームですが、当時発売されたプレステのゲームの中では異色のゲームでした。

退廃的、かつアナーキーな世界観。そして九龍城のあのカオスな雰囲気が好きなひとならハマる要素満載のゲームだったのです。
画面上ひたすら自分視点で移動するゲームなので、当時はまだ3Dに慣れず、おぇ〜っと半ば酔いながらプレイしてました。

今はダウンロード版が出てるみたいでプレイできるみたい。復刻版が出るくらいなので今だコアなファンがいるゲームかと思われる。

私にとってレトロゲームといったら、ファミコン、スーファミ、PCエンジンやメガドライブ…。それが今やPS1もレトロゲームと言われちゃうらしい。うっそぉぉ〜。

九龍城的なフロア以外は普通のゲーセンです。

これは・・・なに??

「ツインビー」!ひぇー懐かしす。

「サムライスピリッツ」。SNKの数ある代表タイトルのうちのひとつですね。これもよく遊びました。

若かりし頃はまったのは前述の通りこういう対戦ゲームでした。

土曜日なのに対戦台は数人プレイしてるだけでガラガラでした。一般的にはもう下火なんでしょう。

せっかくなんで「ストリートファイターIII 3rd STRIKE」をプレイしていきました。ストIIではなく、ストIIIです。

確かIIIは完成度が高く、非常によく出来てたけど玄人向けというかマニアックで、一部のマニアには人気でたけどライトな一般プレイヤーには人気がでなかったかと思われます。

とはいえ今でも大会が行われてたりするので根強い人気はあるみたい。

と、どうでもいいネタを言ってみる。

そして、ゲームオーバー。CPU戦にも勝てません。ヘタクソぉッッ!

上手い下手は抜きにして当時ハマってました。20年前のゲームなのに作り込まれてるせいか、古臭く感じさせないのが凄い。

不思議なのは、10年以上遊んでないのに技のコマンドとか手(脳?)が覚えてるのか自然にプレイできたこと。どれほどやりこんでたんだ?

対戦台でプレイ中、CPU 戦が急に中断され画面上に現れる”HERE COMES A NEW CHALLENGER”・・・。乱入キターー!という緊張感を味わえるのはゲーセンならでは。

今やゲームといえばスマホのアプリゲームの時代。ビデオゲームも家庭ゲーム機🎮でじゅうぶんに遊べますし、PCゲームもオンラインも充実してますし。

ゲーセンも斜陽産業と言われています。時代と共に流行らなくなるのはしょうがないと思いますね。

4階にはダーツコーナーや卓球台もありました。けっこう盛り上がってましたが・・・

ビリヤードは不人気でした。がらーーん。
2時間くらいいたかな?なかなか楽しかったですが、もう終わりなんですね。なんだか惜しい気もします。

ここまで凝った造りのゲーセンは他には無いんじゃないかな?

ということで川崎ウェアハウスでした。

記憶を掘り起こして今回の記事をつらつら打ち込んでたら、久しぶりにゲーム魂に火が付いてしまいました。

テレビゲーム黎明期から興隆期までをリアルに肌で感じながらゲームで育ってきた世代なので、ゲーセンだろうが家庭ゲーム機だろうが携帯ゲーム機だろうが、ゲームについては懐かしい思い出がいっぱいなのです。

そのうちGoogleマップから消されるのでしょうか。
出かけるとなると、移動手段は主にバイクとかチャリとか車とかになりますが、人混み嫌とはいえたまには電車で出かけるというのも悪くないものですね。

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