房総半島でステキな温泉に入ってきた。【 正木温泉※閉業 】

どうもです。

久しぶりに千葉の房総半島へ行きましたよ。
走るだけじゃなくある温泉を目的に・・・

房総半島ツーリングといえば、もはや私にとってすっかり冬だけになりつつある。。バイクシーズンの時は他の所へ行きたくなるから、千葉はどうしても優先順位が低くなってしまうんだよね(๑¯∇¯๑)
しょっちゅう走ってる人は来れるんだろうけど、なかなかそうもいかないので。。
春夏に見る千葉の風景は、秋冬とはまたひと味違うだろうけど。

ということでバイクで半島そのものを走るのは一年ぶり以上です。
この前の刑部岬から帰ったのは単に通過しただけなのでカウントはしません。


あの大雪から3週間も経ったのに、所々にまだ雪が残ってます。
温泉を目指し館山の方まで行くのですが、今回は海沿いではなく主に内部を走ることにします。

内部からだと、もう南房総市?と実感が湧きにくい。館山までもーちょいです。ルートは千葉r93→R465→r88と来ました。r88はなかなかよかった。バイクも2台くらいすれ違いました。
房総半島の中では走るのに楽しい道に入るんじゃないでしょうか。

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千葉県道185号犬掛館山線

まっすぐr88を南下せずに、途中r185にちょいと逸れてみた。
道路標識も何も無いし。分かりづらいのですが。

電光掲示板には『幅員狭小』、それに『連続雨量150mmで通行止』『通行注意』『落石注意』『路肩欠壊』・・・もはやお約束というくらい、険道酷道と言われる道に必ずある警告版です。
期待大。

予想通りでしたが道の状態があんまりよろしくない。轍も凸凹が酷い所あり、穴も空いてるしで気をつけないと、うっかりハンドルを取られそうになります⚠️

よく見かけた落石注意の標識。10cmくらいの石が幾つか転がってました。そういや途中『崩落注意』の看板も見かけたような。

路肩欠壊の看板。路面ガタガタ。とにかく欠壊というよりか路肩にある落ち葉の量が半端なかった。雨の日は酷そうです。

千葉県道185号────────
ここはいわゆる県道ならぬ、ちょっとした『険道』ってやつですね。距離は大してないけど、岐阜辺りの山間部にあるあやしい三桁県道を彷彿とさせるようなステキな道でした。けど慎重に走れば全然問題ない道ですね。らくしょーです。

楽しかった。

しばらく走ると広い道に出ました。人間の本能的なものでしょうか。明るい広道(ところ)に出た途端みょうな安堵感に包まれる。。この先に『道の駅 おおつの里 花倶楽部』があります。

ちょい休憩。

R127に出ました!久々にみた『ようこそ 館山市へ』
こういうヤシの木がある道に出ると、あぁ南房総だぁと実感できるんです。

それにしても、いい天気だな~。
さぁ、ここからは目的の温泉♨️に向かうだけ。

正木温泉

今回の目的地『正木温泉』。今日のツーリングのメインはコレ!場所は分かりにくいですがr296から狭い道に入って、ちょこちょこ走ると案外すぐ着いちゃいます。

この看板、温泉施設っぽくないこの感じ。かなりマニア向けということで以前からちょい気になってました温泉。ようやく来れた感じです。

こちらの看板も。なぐり書き的なのがいいですね。

とりあえず、参ります─────────

奥に進むと古い家があって。いいんですよね💧ここで。

瓦屋根。。
凄い、農家の一軒家ですか??
誰~もいないんですが大丈夫なのか・・・不安。

と、ここで老婦人がちょうどでてきて。
ご主人はお出かけするところだったのかな。

「温泉入りに来たのですが・・・」と私。
耳が遠いのかな?ばあちゃんが大きな声で返してきて。

「・・・え?風呂!?ひとり?」

は、はい。。

「風呂はその扉からだよ。こっちだよ」と。
「600円ね。開けたらすぐお金入れる箱があるから」

親切に教えてくれました。「わかりました~。ありがとうございます。お借りします」とわたし。


ちなみに右じゃなくのグレーの鉄扉みたいな方が温泉の入口です。んで、開けてみると・・・

うわわわ。
こ、これは想像よりか凄い。

ここに600円をチャリン。お釣りない場合があるらしく、ぴったり持ってきた方が良さそうですよ笑
留守の時も入っていいみたい~☺けど躊躇するよね💧

そして、「女湯がない」と!

え!男湯?
思わず聞き返してしまいました。

女湯はいま用意してないらしい。

ばあちゃん曰く、来るのは男性ばかりで
『女性客が来ない』そうです。笑

・・・だろうなぁ( ˙∇˙ “٥)

ここにひとりで来る女性客は私みたいなタイプか、もしくは温泉マニアとかじゃないかな。温泉女子旅とかでここだったらウケるんですが〜。ま、ないでしょう笑

奥の右の引き戸から内湯にはいります。

写真じゃ分かりにくいですが隅々見渡してみるといろいろと衝撃的です。
いい意味でかなりキテます

とりあえず、着替えてガラガラと戸を開けると。。。

うわぁ、これは恐ろしくレトロな感じ。
タイルに敷くマットが湯船に被さってます。10枚くらいはあったかな。それをよいしょ、よいしょと一枚一枚、外して。。

しかも壁の隣がすぐ居間なのかテレビの音が超聴こえるんですけど笑
私に一通り案内し終わって、居間に戻ったばあちゃんがテレビをつけたっぽい。

ここの泉質は『アルカリ性低張性冷鉱泉』だそうです。湯治として利用することもできるみたい。温泉もしょっちゅう入れたら身体にいいんだろうな。

なかなかに・・・渋い。

市松模様のタイルも、正面の丸い飾り窓もいい味だしてます。
けどガラスじゃなくアクリル板ってw

それにしても湯がけっこー熱い!
軽く45℃前後はあるんじゃないの?

「これ、入れるのか?」と一抹の不安が過ぎりましたが・・・。
なんとか足から少しづつ慣らして、ようやく肩まで浸かれるようになりました。

そしたら、この熱さがだんだん気持ちよくなってきました。。はふぅ~

関東の温泉っぽく、茶色いコカコーラみたいな色のお湯です。ちょいヌルヌルしてて泉質もいい感じ。

蛇口もシンプル、レトロな感じでいい味出てます。

湯船から見たところ。テレビの音も相変わらず聴こえてるし。

いや~、いいですね。。

この鄙びた感ハンパない感じ。。

…気にいった!

出てから、ばあちゃんにお礼言って。
そしたら温泉成分表とか載ってる資料をくれました。

ホッチキスで留めてあって、この手作り感。・・・よい!記念として取っておきましょう。

うーん、よかった!正木温泉。。
わざわざ来たかいがありましたーー❗️

ちなみに。
湯船は2人までなら大丈夫だけど3人以上はキツいかな。
ま、団体で来る人なんてまずいないでしょうが・・・

でも、凄く味があっていい温泉でしたね。

いずれ、また、来たい!!と思いましたよ。
房総半島あまり来ないけど。。

こういうのがたまらん好きな方。是非。

確かにマニア向けかも?ですが
南房総に来ましたら『正木温泉』へ!

目的も達成したし、あとはさっさと帰ろう。ラーメン屋でも寄ろうかなぁと時計見たら13:50。チェックしてたラーメン屋は14時で閉店。無理じゃん~。
どこか食堂でも。。。と思ったけどタイミング逃し、何も食べずに千葉を去ることになりました。

帰りはR410で。すれ違うバイクが増えた。温泉で芯から温まったのか走ってる最中も寒くなく、身体がずーっとポカポカしてました。

うーん、千葉だぁ~
またしても暫くはいいかな。。と、思っちゃいましたが汗
春か夏あたりに、またぷらっと来るのもいいかもしれない。

帰りはめんどくさく、久しぶりにアクアライン乗って帰りました。引っ越してから初めて中央環状線を走ったけど、かなりショートカットできて早く帰れたような気がする。


今回のルート。前半は楽しい道を走れたかな。
画像では170kmになってますが、トータル332km走りました。

おわり♪。.:*・゜♨️♨️♨️

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